高い炊飯技術で土鍋のようなおいしいごはんが炊けると人気の、タイガー ご泡火炊き JPI-G100。粒立ちがよくお米の甘みを楽しめると好評ですが、一方で「規定の水量だとべちゃっとしてしまう」などの気になる口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、タイガー ご泡火炊き JPI-G100を含む5合炊き炊飯器22商品を実際に使ってみて、ごはんのおいしさ・操作性の高さ・機能性の高さ・手入れのしやすさを比較してレビューしたいと思います。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
タイガー ご泡火炊き JPI-G100は、ごはんの味に妥協したくない人におすすめです。実際に炊きたてを食べた専門家からは、「粒立ちがよくお米の自然な甘みが口の中に広がる」と評価されました。硬さもほどよく、バランスのよい仕上がりです。炊きあがった際のツヤもきれいで見た目にも美しいですよ。
操作性も非常に優秀。液晶パネルの文字もボタンも大きくてよいと、専門家・モニターどちらからも好評でした。使いやすさへの配慮が随所になされた設計なので、機械が苦手な人でも快適に扱えるでしょう。
機能面では、用途に応じた炊飯メニューが充実していました。銘柄や食感の炊き分け機能はありませんが、必要な機能は揃っています。手入れの面でも、内釜の重さ以外に気になる点はありません。天面がフラットなので、汚れてもサッと拭けますよ。
販売価格は、執筆時点で税込76,800円(公式サイト参照)。カラーはインテリアに合わせやすい、ブラック・ホワイトの2色展開です。土鍋ごはんにこだわった炊飯器で、お米の持つ旨みを堪能してみてはいかがでしょうか?
タイガー魔法瓶は、土鍋で炊いたごはんの再現に注力しているメーカー。
今回ご紹介する圧力IHジャー炊飯器 JPI-G100も、ご泡火炊きと呼ばれる炊飯技術を活かして、土鍋ごはんのような質感・おいしさの実現を目指して作られた商品です。
お米にしっかり熱を伝えるため、内釜は金属を9層重ねて約3mmと特厚に設計。釜の外側に粒子のサイズが異なる素材を採用していて、従来品より沸騰時の火力が約13%アップしています。
3種類のコーティングを施し、遠赤効果や蓄熱性を高めているのも特徴です。釜底は、約6,500個の細かな凸を施した独自の形状。表面積を従来品より約12%増やし、土鍋のような細やかな泡立ちを生み出しています。フッ素コーティングは3年間の保証があるので、傷んできても加工し直してもらえますよ。
炊飯メニューは16種類です。白米・玄米・雑穀の炊飯はもちろん、つくる料理に合わせて炊き方を変えられます。主要なメニューの詳細は以下のとおりです。
調理にも使えるので、公式サイトのレシピをチェックしてみてくださいね。麻婆豆腐や肉じゃが・スイーツなど、30種類以上のレシピが掲載されています。
予約や保温機能も搭載されています。予約は時間を2つまで登録可能。朝晩必ず炊飯しているご家庭も困りません。予約給水も10~60分まで設定でき、自分好みの炊き方にできますよ。
炊飯後の保温は、メニュー選択時に必要かどうか選べます。内ふたに親水加工を施し、保温中のごはんの水分を逃さないよう工夫しているのもポイント。水滴も溜まりにくい構造で、開閉時のつゆだれも防げます。
使いやすさへのこだわりも見逃せない要素。操作キーは押しやすくするため、エッジを盛りあげてつくられており、全体的に大きめの形状です。ふたを開けるときに押すフックボタンも、軽めに押せるように設計されています。
画面は視認性を追求し、オレンジ色の大型クリア液晶を採用。どの角度からも見やすい内釜の目盛・お米のすくいやすさにこだわった新形状のカップにより、計量もスムーズにできるでしょう。
手洗いが必要なのは、内釜・内ふた・スチームキャップの3点。スチームキャップは食洗機でも洗えます。内釜のフレームは汚れを落としやすいように表面加工済。お手入れも楽ちんです。
圧力洗浄コースでは、高温の水蒸気により、内釜を約29分で洗浄可能。手洗いが難しい蒸気の通り口のにおいもしっかり除去できますよ。
サイズは、幅25.2×奥行き30.2×高さ21.1cm。重量は約5.4kgです。
カラーは、ミネラルブラックとエクリュホワイトの2種類。炊飯容量はいずれも5.5合で、ミネラルブラックのみ1升炊き用も販売されています。
今回は、タイガー ご泡火炊き JPI-G100を含む5合炊き炊飯器全22商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:ごはんのおいしさ
検証②:機能性の高さ
検証③:操作性の高さ
検証④:手入れのしやすさ
実際に各商品を使い、3合分を炊飯。炊飯直後・保温後(12時間)・冷凍~解凍後の計3回にわけて試食を行いました。今回は、五つ星お米マイスターの山辺恵一郎さん・中村真生さんのお二方に協力してもらい、以下の項目をチェックしています。
ごはんのおいしさは、今回検証した全商品のなかでもトップクラス。実際に炊きたてを食べた専門家からは、「粒がつぶれていないのにやわらかい」「お米本来の自然な甘みを感じる」との評価をいただきました。
甘みはしっかりと感じますが、粒立ちがよくもっちりしすぎていません。「刺身などのさっぱりとした料理と合う」といった意見もあり、定食のようなスタイルで食べたくなる味わいです。
炊きあがりの見た目も高評価。専門家からは「見た目からおいしそうな印象」と称賛されました。1回冷凍したごはんもツヤは損なわれず、粒感・甘みも感じられて満足の仕上がりです。
保温後は若干パサつきや変色が見られましたが、甘みややわらかさはそのまま。「同じ土鍋コーティングの商品と比較すると、ごはんの風味はタイガーがよい」との評価もあり、全体的にクオリティが高めでした。気になる場合には、小分けで冷凍するのがおすすめです。
次に、操作性の検証です。
以下の5項目をチェックし、総合的に評価しました。
操作性の検証でも高評価。実際に使用したモニターからは、「液晶パネルの文字が大きくて見やすい」「ボタンも押しやすい」と好評でした。
「画面の左右にボタンがあるので少し戸惑う」という指摘もありましたが、全体的には肯定的な意見が多くあがっています。
進む・戻るボタンがあり、スムーズに設定できるのもポイント。専門家からは「画面で今何を選択しているかが一目でわかる」と、使いやすさへの配慮も高く評価されました。
商品全体の重量も約5.4kgと比較的軽めです。7kgを超える炊飯器もあるなか、軽量化されている印象でした。
使いやすくするための工夫はほかにも。内釜に水分量の目盛りが3か所あり、どの角度からも水量を測りやすい設計です。
付属の計量カップも大麦を入れる場合の目盛りが入っていて、細かい部分まで工夫が感じられました。側面が平らなので、お米の残量が減っているときもスッとすくえます。どの検証項目でも気になる指摘はなく、総合的にみて使い勝手のよい商品です。
以下機能が搭載されているか確認し、充実している商品ほど高評価としました。
機能性の評価は、今回検証した商品と比べるといまひとつ。検証結果は以下のとおりです。
機能を抑えたシンプルな商品なので、銘柄や食感の炊き分け機能はありません。給水時間・水量の調整で自分好みの食感を見つけるとよいでしょう。
圧力洗浄コースもあり、においが気になるときの手入れも簡単です。調理に使った後の洗浄をお任せできるので、炊飯器の活躍する場面が増えるでしょう。
以下の4つの観点から評価しました。
お手入れのしやすさの検証では、内釜の重さがネックとなりました。本体重量は5.4kgと軽量ですが、内釜は960gと重めです。ただし、操作性の検証時には、モニターから「内釜に持ち手があって火傷の心配がない」との声も聞かれています。
一方で、洗うパーツ数が少ないのは利点です。内釜・内ぶた・スチームキャップの3点を手入れするだけ。天面も拭きやすいフラットタイプでした。本物の土鍋のように割れる心配はないので、慣れればそれほど気にならないでしょう。
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最後に、炊飯後の手入れが楽な商品をご紹介します。
象印 NW-SA10は、内釜が軽くて洗いやすいのが魅力。取り外すパーツも少なく、簡単に手入れができます。炊きたてはもちろん、解凍後・保温後のごはんもお米の旨味を堪能できました。硬さの炊き分けや離乳食がつくれるモードもあり、家族の好みに合わせやすいですよ。
タイガー JPI-A100は、価格重視で選びたい人向けです。JPI-A100との違いは、圧力洗浄の有無と釜底の表面積。基本的な性能は同じですが、ごはんのぬめりが落としやすいと好評でした。保温後のごはんがおいしいのも特徴です。冷凍より保温派の人は、ぜひチェックしてみてください。
炊飯方式 | IH式 |
---|---|
幅 | 23.5cm |
奥行 | 29cm |
高さ | 19.5cm |
良い
気になる
釜の素材 | フッ素加工、アルミ、ステンレス |
---|---|
通常炊飯時間 | 52~59分 |
早炊き機能 | |
早炊き時間 | 23~35分 |
食感炊き分け機能 | |
食感の種類 | ふつう、やわらかめ、かため |
炊飯メニュー | 白米(ふつう・やわらかめ・かため)、エコ炊飯、白米急速、炊きこみ、すしめし、おかゆ、おこわ、雑穀米、玄米、発芽玄米、無洗米、ベビーごはん(離乳食) |
銘柄炊き分け機能 | |
保温時間 | 30時間(うるつや保温)、12時間まで(高め保温) |
予約炊飯機能 | |
蒸気レス・セーブ機能 | |
アプリ連携 | |
お米関連の調理機能 | |
内フタの凹凸なし | |
電源 | AC100V 50/60Hz |
炊飯時消費電力量 | 175Wh |
保温時消費電力量 | 17Wh |
最大消費電力 | 1,115W |
コードの長さ | 1m |
付属品 | しゃもじ、計量カップ、レシピブック |
保証期間 | 本体:1年/内釜:3年 |
重量 | 4.3kg |
操作方法 | タッチ式とボタン式 |
象印 STAN. IH炊飯ジャー NW-SA10を徹底レビュー!「おいしくない」って口コミは本当?
炊飯容量 | 5.5合 |
---|---|
炊飯方式 | 圧力IH式 |
釜の素材 | ステンレス、合金アルミ、純アルミ、コーティング:銅、土鍋素材、土鍋かまどコート釜 |
内釜の厚さ | 不明 |
通常炊飯時間 | 不明 |
早炊き機能 | |
早炊き時間 | 不明 |
食感炊き分け機能 | 不明 |
食感の種類 | 不明 |
無洗米コース | 不明 |
玄米コース | 不明 |
炊飯メニュー | 炊き込みごはん、おこわ、おかゆ、おこげ、炊飯、無洗米、玄米、雑穀米、麦めし、すし・カレー、極うま |
銘柄炊き分け機能 | 不明 |
エコ炊飯機能 | 不明 |
クリーニング機能 | 不明 |
保温機能 | |
保温時間 | 不明 |
予約炊飯機能 | |
調理機能 | |
蒸気レス・セーブ機能 | |
パン焼き機能 | 不明 |
内蓋取り外し可能 | 不明 |
ダイヤモンドコーティング | 不明 |
アプリ連携 | 不明 |
お米関連の調理機能 | 不明 |
独自機能 | クリーニング機能、早炊き、少量旨火炊き、エコ炊き |
食感 | 不明 |
洗うパーツの数 | 不明 |
内フタの凹凸なし | 不明 |
電源 | AC100V 50/60Hz |
炊飯時消費電力量 | 171Wh |
保温時消費電力量 | 17.2Wh |
最大消費電力 | 1200W |
コードの長さ | 1m |
付属品 | 自立式しゃもじ |
保証期間 | 本体:1年間、 内なべフッ素加工:3年間 |
コンパクト | |
幅 | 25.2cm |
奥行 | 30.2cm |
高さ | 21.1cm |
重量 | 5.4kg |
操作方法 | 不明 |
操作パネルの位置 | 不明 |
炊飯時間の表示あり | 不明 |
炊飯完了の合図あり(音) | 不明 |
持ち手付き | 不明 |
特徴 | おしゃれ |
タイガー 圧力IHジャー炊飯器 ご泡火炊き JPI-A100をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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