「土鍋ごはんのおいしさを手軽に味わえる」と謳っている一升炊き炊飯器、タイガー 圧力IHジャー炊飯器<炊きたて> JRI-A180。口コミが少なく、評判がわからないため、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の一升炊き炊飯器とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので一升炊き炊飯器選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
タイガー 圧力IHジャー炊飯器<炊きたて> JRI-A180は、一升炊き炊飯器選びに迷っている人に第一に検討してほしい商品です。炊きたてのごはんは一粒一粒がしっかりしており、試食したモニターからは「噛み応えがあり満足感が高い」と好評でした。比較したなかにはねっとりとした食感が気になるものもありましたが、こちらは柔らかいごはんが苦手な人もおいしく食べ進められます。
炊きたてのごはんはツヤツヤしており見た目は良好。お米特有の甘い香りも広がり、食欲を搔き立てられました。比較したなかにはのあっさりした味わいで物足りないものもあったのに対し、こちらはモニターから「噛めば噛むほど甘みが増した」「ごはんだけでもたくさん食べられる」と絶賛する声があがっています。
保温したまま12時間経過しても甘みは残っており、食感にも大きな変化はありません。見た目はやや黄ばみ、わずかな保温臭が感じられたものの、粒感はしっかりキープしていました。比較した一部商品のように水分が蒸発してパサつくこともなく、モニターからは「硬すぎず柔らかすぎずで十分おいしい」と評されています。まとめ炊きしたい人にもぴったりです。
一方で、手入れしにくいのはネック。洗うパーツは内釜・内フタの2点のみと少なめですが、内フタには細かい溝があるため丁寧に洗ってください。比較した商品には内釜の重さが600g以下のものもあったなか、こちらは1369gと片手で持つには重ため。洗っているときに滑って落としてシンクを傷つけないように注意が必要です。
執筆時点の値段は税込84,800円(※2024年8月時点、公式サイト参照)と高価格ではありますが、炊飯メニューが豊富なうえ、調理機能も搭載しています。「一粒一粒が存在感のあるごはんに」という謳い文句どおり、ふっくらしたお米の食感を味わえるのも大きな魅力。炊きたてのおいしさを最優先する人は、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
そもそも一升炊き炊飯器は5人以上の家族に向いているサイズ。1回の炊飯でお茶碗約22杯分のごはんが炊けるため、朝・昼・夜ぶんをまかなえます。ただし、5合炊き炊飯器に比べると炊飯時間が長い傾向があるので、その点は覚えておきましょう。
今回ご紹介するタイガー 圧力IHジャー炊飯器<炊きたて> JRI-A180は、おいしさと機能性にこだわった一品です。内釜に遠赤土鍋コーティング・鍋底には底面泡立ち加工を施すことで、土鍋に近い蓄熱性や細かな泡立ちを再現。「ふっくらと粒のそろった旨みのあるごはんに炊きあげる」と謳っています。土鍋ごはんの炊き方をお手本に、少し低めの温度で長く吸水したあと、急速に温度を上昇させる、炊飯プログラムを採用しているのも特徴です。
炊きたてのおいしいごはんをそのまま保温できるように、独自の保温プログラムも搭載。保温時にごはんから出る蒸発水量を蒸気センサーによって管理し、時間が経ってもパサつきにくくみずみずしい状態をキープできる設計です。
設定メニューが見やすいよう大型のブライトグレー液晶を採用。操作キーは大きく、フタを開ける用のボタンも軽い力で押せるよう配慮しています。
圧力クリーニングコースを備えており、気になるにおいを約28分で除去できるのもポイント。内フタは食器洗い乾燥機にも対応していますよ。内釜は取っ手がついており、持ち運びしやすいつくりです。
コンパクトさにもこだわっており、サイズは幅27.5×奥行32.9×高さ25.0cm。重量は6.7kgです。カラーはマットブラック1色のみの展開。なお、購入時はしゃもじ・計量カップも付属します。
今回検証で使用したJRI-A180は2024年6月に発売したモデルですが、同じ「ご泡火炊き」シリーズには2023年6月に発売された前モデルのJPI-X100・JPI-X180もラインナップしています。
大きな違いは圧力構造。JRI-A180ではソレノイド式多段階圧力機構を新たに用いており、圧力を段階的に分けてコントロールすることでお米の甘みや弾力感を引き出すのが特徴です。カラー展開やお手入れが必要なパーツ数も異なります。
なお、JPI-X100は5.5合炊きで、JPI-X180は一升炊きタイプです。公式オンラインサイトではどちらも在庫がなくなっていますが、ECサイトではリーズナブルな価格で販売していることもあるので、コストを抑えたい人はあわせてチェックしてみてくださいね。
今回はタイガー 圧力IHジャー炊飯器<炊きたて> JRI-A180を含む、人気の一升炊き炊飯器を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
炊きたてごはんの総合的なおいしさは、比較したなかでもトップクラスの高評価です。実際にあきたこまちを炊飯してモニターが試食したところ、10人中9人が「満足」と回答。食べ応えのある炊きあがりで、味・香りのバランスも取れていました。「ごはん単体でもおいしく食べられそう」と絶賛する声も寄せられました。
炊きたての見た目も良好。比較したなかには粒同士が粘着しているものもありましたが、こちらは輪郭が崩れておらず粒立っていました。お米一粒一粒が白くツヤツヤ輝いており、「食欲がそそられる」「おいしそう」とモニターにも好印象です。
<炊きたてごはんの見た目についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
香りも違和感はありません。炊きあがるとお米の豊かな風味と甘みを感じるよい香りが漂い、食欲を刺激されました。
お米特有の甘い風味をしっかり味わえるのも大きな強み。比較したなかにはのあっさりした味わいで物足りないものもありましたが、こちらは「噛めば噛むほど甘みが増した」「甘さが強くてお米にしっかり味を感じる」と試食したモニターからプラスの声が多数あがりました。
<炊きたてごはんの香りについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
コメントは一部抜粋
粒感についてはモニター10人全員が「満足」とコメント。比較したなかには水分が多くべちゃっと炊きあがる商品もあったのに対し、こちらはお米一粒一粒をしっかり感じられました。モニターからは「噛み応えがあり満足感が高い」「お米の持つ食感のよさを味わえた」とプラスの声があがっています。
もっちり感は控えめですが、芯が残るような硬さもありません。柔らかめのごはんが苦手な人にはうってつけといえます。細かく圧力をコントロールする仕様によって粒立ちのよい炊きあがりを実現し、「一粒一粒が存在感のあるごはんに」というメーカーの謳い文句にも納得の仕上がりでした。
炊き分け機能を搭載しており、しゃっきり・標準・もっちりの3種類から選べるのもメリット。その日のメニューや好みに合わせて炊飯できるので、食事の時間がより楽しみになりそうです。
コメントは一部抜粋
コメントは一部抜粋
12時間保温したごはんは、ツヤはあるものの若干黄ばみが気になりました。炊きたてほどお米のよい香りは感じられず、一部モニターからは「独特の保温臭を感じた」という指摘も寄せられています。とはいえ、粒感はしっかり残っており食感にはさほど変化はありません。
比較した商品には時間の経過とともに粒同士がベタッとくっつき食感が落ちるものもあったなか、こちらは「一粒一粒お米がふっくらしていて口当たりがよい」「硬すぎず柔らかすぎずで十分おいしい」と試食したモニターからの評価は上々です。「炊きたてのようなおいしさをそのままふっくら保温」という謳い文句にもうなずけます。
コメントは一部抜粋
コメントは一部抜粋
総じて、見た目はやや変化があるものの、保温後の味わいは炊きたてと比べても大きく劣りません。比較した一部商品のようにパサつきやベタつきが気にならず、お米ならではの風味を損なわずに保温できます。朝にまとめ炊きして、夜ごはんまで保温しておきたい人にも候補になるでしょう。
コメントは一部抜粋
比較したなかには炊飯機能のみの商品もありましたが、こちらは調理機能がついている点も便利。混ぜごはんやリゾットなどお米を炊くだけでなく、肉じゃが・麻婆豆腐・りんごのプリザーブなど幅広いメニューに対応しています。
材料をセットしてボタンを押すだけでおかずやデザートも気軽に作れるので、料理のレパートリーを増やせるでしょう。ほったらかし調理が叶うため、家事を時短したい人にもおすすめです。
タイガー 圧力IHジャー炊飯器<炊きたて> JRI-A180にはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
内釜が1369gと重めな点も気がかり。比較したなかには内釜の重さが600g以下の商品もありましたが、こちらは洗浄中に手首に負担がかかりやすいといえます。滑って落とさないように注意しましょう。
値段が税込84,800円(※2024年8月時点・公式サイト参照)と高価格なのもネック。炊きあがりの食感にこだわりがある人や機能性を重視する人には選択肢になりますが、予算を抑えたい人には手を出しにくいでしょう。
比較したなかには2万円以下でも十分おいしく炊きあがった商品もあったので、あわせて検討してみてくださいね。
炊飯方式 | 圧力IH式 |
---|---|
幅 | 27.5cm |
奥行 | 32.9cm |
高さ | 25.0cm |
良い
気になる
釜の素材 | ステンレス、アルミ、遠赤9層土鍋かまどコート釜 |
---|---|
通常炊飯時間 | 46〜66分 |
早炊き時間 | 23〜42分 |
炊飯メニュー | エコ炊き、白米、少量炊き、早炊き、少量高速、冷凍ご飯、炊き込み・炊き込みおこげ、おかゆ、玄米、玄米GABA、雑穀、おこわ |
蒸気レス・セーブ機能 | |
洗うパーツの数 | 2個 |
内フタの凹凸なし | |
電源 | AC100V 50/60Hz |
炊飯時消費電力量 | 239Wh |
保温時消費電力量 | 23.1Wh |
最大消費電力 | 1,340W |
コードの長さ | 1.0m |
付属品 | しゃもじ、計量カップ |
保証期間 | 本体:1年/内鍋内面フッ素加工:3年 |
重量 | 6.7kg |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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ここでは、タイガー 圧力IHジャー炊飯器<炊きたて> JRI-A180の気になった点をカバーできていた商品をご紹介します。保温ごはんがよりおいしかった商品やコスト重視の人向きの商品を2点ピックアップしたので、チェックしてみてください。
パナソニックの可変圧力IHジャー炊飯器 SR-V18BAは、丸型のおしゃれな見た目が特徴的。カラーもインテリアに合わせてブラック・ライトグレージュの2色から選べます。ビストロ匠技AI機能を搭載しており、約9,600とおりの炊飯プログラムからお米に合わせて炊き方を自動調整できるのも魅力です。
炊きあがったごはんは、柔らかいもののべちゃっとしておらず試食したモニターに好印象。12時間保温してもごはんの水分が蒸発しすぎず、炊きたて時のもちもちした食感をキープできていました。気になるにおいもほぼなく、長時間保温することが多い人にもぴったりです。
東芝のジャー炊飯器 RC-18MSLは、2万円以下で買える中価格帯の商品です。比較的リーズナブルながらおいしさも両立しており、炊きあがりは「粒感を残しつつ柔らかい食感」とモニターからプラスの声があがっています。
価格は2024年8月時点、ECサイト参照
保温後はやや特有の香りが気になったものの、見た目はほぼ変化がありませんでした。食感は若干硬くなった程度で甘さもしっかり楽しめますよ。手入れが必要なパーツは3つと少なく、内フタに洗いにくい凹凸がないのもメリット。内釜も579gと軽量なので片手で持って洗浄しやすいでしょう。手間なくおいしいごはんを食べたいなら、チェックしてみてください。
タイガー 圧力IHジャー炊飯器<炊きたて> JRI-A180は、公式サイトで購入できます。値段は税込84,800円(※2024年8月時点、公式サイト参照)で、日本国内の配送の場合は送料無料です。ただしく使用した場合に限り、内なべコーティングは3年間の保証がついています。
ほかに、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトでも販売していました。ビッグカメラやヤマダデンキなどの家電量販店でも入手できるので、実際に確認したい人は最寄りの取扱店舗を調べてみましょう。
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