コンパクトながら通常の外付けSSDより高速転送できると謳うポータブル外付けSSD、Kingston(キングストン) XS2000 外付けソリッドステートドライブ SXS2000/1000G。「読み込みが速く、軽くてコンパクト」「熱が上がらず安定して使える」と評判です。一方で「転送速度が遅い」といった口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のバッファローやサンディスクなどのポータブル外付けSSDとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ポータブル外付けSSD選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
17,870円
おすすめスコア
読み書きの速さ(ベンチマークスコア)
読み書きの速さ(実測値)
コンパクトさ
対応機器の多さ
本体の耐久性
書き込み速度(検証時) | 平均969.14MB/s |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均1,058.71MB/s |
PS4・PS5対応 |
良い
気になる
Kingston XS2000 外付けソリッドステートドライブ SXS2000/1000Gは、ポータブル外付けSSDを検討中のすべての人におすすめです。実際に試したところ、5GBの写真・動画ファイルは平均1.87秒、16.6GBのゲームデータは平均25.53秒と比較したなかでもトップレベルの速さで転送が完了。「転送速度が遅い」という口コミに反し、人気のバッファローSSD-PST500U3BA/Nとはゲームデータの転送で約37秒もの差をつけました。サクサクとデータ処理ができる1台です。
処理能力の目安となるベンチマークスコアも好成績。Crystal Disk Markを使って測定したところ、読み込み1058.71MB/s・書き込み969.14MB/sを実測しました。比較した全商品の平均値より読み書きともに200MB/s以上速く(※執筆時点)、データのサイズ問わず作業を快適に行える処理性能といえます。
対応機器はPCだけでなく、スマホもほぼ網羅しています。iOS・iPad OS・Android OSすべてに対応しているのは、比較したなかでもごくわずか。ECサイトで人気の、サンディスク エクストリーム ポータブル SSD V2もスマホ向けのOSは非対応でした。高速転送規格のUSB 3.2 Gen 2x2を採用した、USB Type-Cポートを搭載し、付属のケーブル1本ですぐに高画質なデータやゲームが転送できますよ。
ポケットに入るほどコンパクトさで、28.9gと非常に軽量。IP55の防水防塵規格に対応しており、故障リスクも抑えられるでしょう。耐衝撃用のラバーケースも付属しているため、持ち運び用にもぴったりです。容量が500MB・1TB・2TB・4TBと豊富にあり、PC・スマホ間で大容量データを扱うのに適した商品といえます。
比較したなかでも2万円前後と高価格帯の商品ですが、処理性能・対応機器の多さ・携帯性・耐久性すべてにおいて欠点の少ない優秀な1台。最大速度2,000MB/sを公称しており、高性能なPCではさらなる速度が期待できるでしょう。ポータブル外付けSSD選びに迷ったら、まず選択肢としてほしいおすすめの商品です。
実際にKingston XS2000 外付けソリッドステートドライブ SXS2000/1000Gと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
Kingston XS2000 外付けソリッドステートドライブ SXS2000/1000Gよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
バッファロー
多用途で使うならコレ!ゲーム・テレビにも使えて転送が速い
バッファロー
読み書き1,000MB/s超え!高速転送可能なベストバイ
Micron Technology
フォトグラファーや動画クリエイター向き。読み書き速度が優秀で対応機器も幅広い
Kingston XS2000 外付けソリッドステートドライブ SXS2000/1000Gは、高速転送規格のUSB 3.2 Gen 2x2を搭載した商品。同社のXS1000(USB 3.2 Gen 2)の読み書き速度の倍にあたる、最高 2,000MB/sを公称するハイパフォーマンスモデルです。
販売元のKingston(キングストン)テクノロージーは、アメリカに本社を置くメモリモージュールメーカー。同社の製品は、大手PCメーカーなどにも採用されています。SSDの種類も多岐に渡り、ゲーマー向けのブランド「Kingston FURY」なども展開しています。
容量は500GB・1・2・4TBの4種類。今回はPCやスマホのデータのバックアップには十分な容量といえる1TBで検証を行いました。PS4・PS5のゲームデータなら20本ほどは入れられますよ。
読み込み・書き込み速度の交渉値はともに2,000MB/s。通常の外付けSSDの3.6倍の速さがあり、30分の4K動画を9秒以内に転送すると謳われています。対応OSは、Windows・Mac・Linux・Chrome・Android・ iOS/iPadOSなど幅広いデバイスに対応。コネクターはUSB-Cを搭載し、ノートPCやスマホとの汎用性が高いのが自慢です。
5年間の長期保証と無料技術サポートもあるのがうれしいポイント。なお、スペック詳細は以下のとおりです。
耐久性にもこだわり、外装はシルバーの金属製で防水・防塵規格のIP55認証を取得しています。取り外し可能なラバースリーブが付属し、装着時での落下試験も独自に実施しています。
重量は28.9g・本体サイズは幅32.58×奥行69.54×高さ13.5mmというポケットに入るコンパクトさで、持ち運びしやすいのも魅力。USB-C to USB-Cケーブルが付属しているため、すぐに手持ちのデバイスと接続できますよ。
今回は、Kingston XS2000 外付けソリッドステートドライブ SXS2000/1000Gを含むポータブル外付けSSD全16商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、読み書きの速さ(ベンチマークスコア・実測値)の検証です。
ベンチマークソフト・CrystalDiskMarkを使って、SEQ1MQ8T1 のRead・writeの値を計測。3回計測した平均値が速いものほど高評価としました。
5GBの写真・動画ファイルと16.6GBの3Dゲームのデータを用意し、検証用PCのデスクトップからデータを転送。コマンドプロンプトで転送開始・完了時間を記録し速さをチェックしました。
ベンチマークは高スコアでした。実測値は読み込み1058.71MB/s・書き込み969.14MB/sと、データのサイズ問わず作業を快適に行えるほどの処理性能を備えています。なお、検証結果は以下のとおりです。
執筆時点
書き込みは1000MB/sにわずかに届かなかったものの、比較した全商品の平均値・読み込み802.95MB/s・書き込み744.33MB/s(※執筆時点)を上回る記録で、高性能であるといえます。
実際にデータを転送をしたところ、実測値は比較した商品のなかでもトップクラスの速さに。5GBの写真・動画ファイルは平均1.87秒、16.6GBのゲームのデータは平均25.53秒とかなりスピーディに転送できました。なお、検証結果は以下のとおりです。
比較した結果、写真・動画ファイルは遅いもので7.33秒、ゲームデータはさらに結果に差があり、3分以上かかった商品もありました。対してこちらは「実転送速度が遅い」という口コミを覆し、USB 3.2(Gen 2×2)の性能の高さが伺えます。
ECサイトで人気のバッファローSSD-PST500U3BA/Nもゲームデータは平均63.01秒もかかったことを思うと、タイムロスを大幅に減らしサクサクとゲームが楽しめるでしょう。
次は、コンパクトさの検証です。重量とUSBメモリ・たばこの箱・スマホと比べてどのくらいのサイズかをチェックしました。
接続用コード込みの重量は45gとかなり軽量。比較したなかには143gとずっしりした重みがあり、厚みがあるものもありました。
こちらはタバコの箱より小さく手のひらに収まるほどコンパクトなため、持ち運ぶのにぴったりといえます。比較したほとんどの商品は携帯性に優れており、なかには4.2gとSDカードを同じくらいのものもありました。こちらは、頻繁に抜き差しをする人でも紛失しにくい大きさでしょう。
続いて、対応機器の多さの検証です。商品の仕様を確認したところ、幅広いOSに対応していました。ほとんどのPC・スマホであれば動作確認がされています。なお、詳細は以下のとおりです。
iOS・iPad OS・Android OSすべてに対応しているのは、比較したなかでもごくわずか。ECサイトで人気の、サンディスク エクストリーム ポータブル SSD V2もスマホ向けのOSは非対応です。
USB Type-C端子を搭載していて、2023年に発売されたiPhone 15であれば外付けSSDとしてケーブル1本で使えるのが大きな魅力。高画質な動画などを手軽にPCに移せて便利でしょう。
なお、USB Type-A端子はなく、PS4・PS5には対応していません。しかしPS5用ゲームの場合、プレイ時にSSDに移動したゲームデータを本体にコピーし直す必要があるため、内蔵型のSSDにほうが実用的といえます。こちらはPCとスマホをメイン使いにしたい人に向いています。画像・動画処理・ゲームなど、幅広く活躍する便利な1台でしょう。
最後は、本体の耐久性の検証です。確認したところ、比較したなかでも3商品しかない(※執筆時点)防水・防塵規格どちらもクリアしていました。なお、詳細は以下のとおりです。
本体が、耐衝撃性テストMIL-STDは準拠していないのは惜しい点。しかし、ラバーケース装着時では独自の落下試験を行っており、ある程度の耐久性が期待できます。防水・防塵はIP55以上を取得しているため、小雨程度なら使える頼もしさですよ。
書き込み速度(検証時) | 平均969.14MB/s |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均1,058.71MB/s |
PS4・PS5対応 |
良い
気になる
容量 | 1TB |
---|---|
重量. | 30g(実測値) |
書き込み速度(公表値) | 2,000MB/s |
読み込み速度(公表値) | 2,000MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
対応OS | Windows、macOS、Chrome OS、Android、iOS、iPad OS |
USBコネクタ形状 | Type-C |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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Kingston XS2000 外付けソリッドステートドライブ SXS2000/1000Gは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトから購入できます。
取扱店舗によって値段が異なるので、購入前にポイントと合わせてリサーチしてみるとよいでしょう。
最後に、ほかのおすすめ商品をご紹介します。
持ち運ぶ頻度が多いなら、サンディスク エクストリーム ポータブル SSD V2がおすすめ。自社で落下試験を実施しており、最大2mまでであれば落下させてもデータは壊れにくいでしょう。データの転送がスピーディで、USB Type-Aに変換できるアダプタが同梱されているのも便利です。
PS4・PS5での使用を検討している人は、キオクシアのEXCERIA PLUS SSD-PKP1.0U3-B/Nはいかがでしょうか。読み書きともに高速で、PCだけでなくUSB端子搭載のタブレット端末・スマホ・ゲーム機にも対応しています。MIL規格に準拠した落下試験をクリアし、データ損失のリスクは少ないですよ。
書き込み速度(検証時) | 平均1,028.24MB/s |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均1,055.84MB/s |
PS4・PS5対応 |
良い
気になる
容量 | 1TB |
---|---|
重量. | 56g(実測値) |
書き込み速度(公表値) | 1,000MB/s |
読み込み速度(公表値) | 1,050MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
対応OS | Windows、macOS |
USBコネクタ形状 | Type-A、Type-C |
Western Digital Sandisk エクストリーム ポータブル SSD V2の口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
書き込み速度(検証時) | 平均1,029.91MB/s |
---|---|
読み込み速度(検証時) | 平均1,075.33MB/s |
PS4・PS5対応 |
良い
気になる
容量 | 1TB |
---|---|
重量. | 76g(実測値) |
書き込み速度(公表値) | 1,000MB/s |
読み込み速度(公表値) | 1,050MB/s |
メーカー保証期間 | 3年 |
対応OS | Windows、macOS、iPad OS、Android |
USBコネクタ形状 | Type-A、Type-C |
キオクシア EXCERIA PLUS SSD-PKP1.0U3をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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