4Kのきれいな映像を低価格で楽しめると評判の、JAPANNEXT ゲーミングモニター JN-280IPS144UHDR。ネット上の口コミでは、残像感もなくゲーム用・動画用の両方で使えると好評です。一方で、「白が全体的に黄ばんで見える」という声もあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、JAPANNEXT ゲーミングモニター JN-280IPS144UHDRを含むゲーミングモニター全34商品を実際に使ってみて、画面のきれいさ・映像のなめらかさ・入力遅延を比較してレビューします。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
JAPANNEXT ゲーミングモニター JN-280IPS144UHDRは、映像の美しさで選びたい人におすすめです。
IPSパネルを採用した4K対応モデルで、高精細・高輝度のきれいな映像を楽しめました。一見してほかの商品と違いを感じるほどの鮮やかさで、遠くの背景まできめ細やかに表示できます。モニターからは「ズームで見ても、1画素が確認できないレベル」と絶賛の声も聞かれました。
4K画質の設定だと少し遅延があるものの、144Hzの高リフレッシュノートで映像もなめらかです。画質を落とせば、スピ―ドが最重要となるFPSゲームにも使えますよ。
文字入力も体感でわかるほどの遅延はありませんでした。USBの入力端子がない分、ハイスペックでも価格は抑えられています。速さと映像美を兼ね備えたモデルなので、PS5用のモニターをお探しの人も、ぜひ検討してみてください。
今回紹介するJAPANNEXTのJN-280IPS144UHDRは、2022年1月26日に発売されたAmazon限定発売のゲーミングモニターです。ゲーミングPCはもちろん、PS5やXbox Series Xとも接続が可能。4K Ultra HD対応で、フルHD動画を4つ同時に表示できるほど作業領域が広いのが特徴です。
同月14日先行発売された「GX28」の仕様を一部変更し、価格を抑えて販売されています。
【GX28(JN-280IPS144UHDR-C65W)のみの仕様】
画面は28インチと、どんなジャンルのゲームをする人にも使いやすいサイズです。パネルは視野角が広く、色の再現度が高いのが特徴のIPSを採用しています。TNやVAといったパネルと比較して、ゲーム・動画や映画の視聴など、マルチに使いやすいのが魅力です。
従来規格より明暗をはっきりと差別化できるHDR(ハイダイナミックレンジ)にも対応。色鮮やかに映せるように、輝度は最大400cd/m2まで対応しています。
ゲームを快適にプレイするなら、高リフレッシュノートの商品を選ぶことが大切です。リフレッシュノートとは、1秒間に何コマ画面を書き換えられるかを示す値。出力側(ゲーム機)はフレームノートと呼び、数字が大きいほど速くなめらかな映像を映し出せます。
本機種のリフレッシュノートは最大144Hz・HDMI接続時は120Hzです。PS5で出力できるフレームノートが最大120fpsなので、PS5のスペックをしっかりと発揮できるモニターといえます。
残像感を抑えるMPRT機能も搭載済みです。モニターの色が切り替わるスピード(応答速度)は、リフレッシュノートが100Hzのときに1ms。MPRT機能は、リフレッシュノートが100Hz以上のときに自動的に有効になります。
適用されているリフレッシュノートが知りたいときは、ゲームモードに切り替えましょう。ディスプレイ上にタイマーを表示できる・画面中央にターゲッターを表示できるなど、そのほかにも便利な機能がありますよ。
フレームの黒縁(ベゼル)がない、スタイリッシュなデザインも魅力。複数のモニターを並べて、大画面で映像を楽しむマルチディスプレイとしても活用できまます。
1つのモニターに2つの映像を並べるPBPや、異なる入力ソースを小窓のように画面の隅に表示するPIPといったマルチウィンドウ機能も搭載。ブルーライト軽減・フリッカーフリーといった目の負担を軽減する機能もあり、さまざまな作業に使いやすいのがうれしいですね。
付属のスタンドは、上下の角度を-5~15度の範囲で調整できます。アームや壁付け金具で多く採用されているVESA規格なので、スタンドを使わず自由にレイアウトしたい人にもおすすめです。
モニターの背面にはLTEライトを搭載。カラーグラデーションでゲーミングを彩ります。色設定はできませんが、ON/OFFの設定は可能です。サイドにはスピーカーも備えられていて、ヘッドホンなどを用意しなくても、すぐにサウンド付きでゲームを楽しめます。
入力端子は全部で6つ。左から順に以下の並びで配置されています。USB端子は非搭載ですが、PC・ブルーレイプレイヤー・家庭用ゲーム機と接続が可能です。
HDMIケーブル・DPケーブルは各1本同梱しているので、別で用意する必要はありません。音量の調整やモード変更ができるリモコンも付属します。
今回はJAPANNEXT ゲーミングモニター JN-280IPS144UHDRを含むゲーミングモニター全34商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:画面のきれいさ
検証②:映像のなめらかさ
検証③:入力遅延
ガジェット専門YouTuberのモニ研さんにご協力いただき、FPSゲームの「VALORANT」をプレイして画質・色彩・明度を評価しました。
画面のきれいさは、モニター全員が高く評価しました。4Kならではのきめ細やかさがあり、画質・色彩・明度のすべてが優れています。
「パッと見たときの鮮やかさが段違いだった」「1画素を確認してみけれど、わからなかった」などの意見が出ていて、ほかの商品との違いは明らか。ズームをしてみても鮮明さは損ないません。
画面の明るさは微調整できますが、初期設定のままでも十分です。遠くの景色や目の前の敵や銃、光と影の再現力など、どこをとっても満足度の高い映像ですよ。
ガジェット専門YouTuberのモニ研さんにご協力いただき、FPSゲーム「Apex Legends」を実際にプレイ。応答速度はオーバードライブ機能で調整し、なめらかさと応答速度を確認しました。
検証した結果、画質を落とせばなめらかな映像が楽しめるとわかりました。プレイに大きな支障はでなかったももの、4K画質だとやや遅延を感じます。スピード重視のFPSゲームなどは、画質を落とすのがよいでしょう。
リフレッシュノートが144Hzと高いので、4K画質以外はなめらかです。モニターからは「激しい動きもとくに問題ない」「残像感はない」とまずまずの評価でした。
ハイスピードカメラと押すと光るキーボードを用意。キーボードが光ってから画面に文字が表示されるまでの時間を計測して、ラグが少ないほど高評価としました。
入力スピードは少し遅めでした。キーボードが光ってから画面に文字が表示されるまでの時間は8.3ms。3msほどしか遅延がない商品に比べると劣る印象です。
ただし、体感できるほどの差はありません。目安として計測しましたが、数値にこだわりすぎず、予算や映像重視で選ぶのがよいでしょう。
最後に、映像がとくになめらかだった商品をご紹介します。
LGのUltraGear 27GP750-Bは、最大240Hzと高リフレッシュノート。素早い動きをしてもカクつきや残像がなく、なめらかに動きました。入力遅延もほとんどないので、一瞬の判断が重要なFPS・TPSゲーム向けです。解像度はフルHDですが、くっきりとした色合いでスペック以上の美しさでした。
アイ・オー・データ機器のLCD-GC272HXDBは、応答速度を高めるバーストモード搭載モデル。残像感は全くなく、なめらかな映像を楽しめました。内部遅延時間を抑えるスルーモードも搭載されていて、入力遅延もほとんどありません。とにかくラグが気になる人は、ぜひ使ってみてください。
解像度 | 1920×1080(フルHD) |
---|---|
モニターサイズ | 27.0インチ |
リフレッシュレート | 最大240Hz |
モニタータイプ | ワイド |
ナイトクリアビジョン機能 | |
パネル種類 | IPS |
スリムベゼル | |
USB HUB搭載 | 不明 |
HDRエフェクトモード | |
アスペクト比 | 16:9 |
照準機能(Dial Point) | |
フリッカーフリー | |
黒挿入機能 | 不明 |
表示色 | 1677万色 |
チルト機能(垂直角度調節) | |
輝度 | 400cd/m2 |
スイーベル機能(水平回転) | 不明 |
応答速度 | 1.0ms |
入力端子 | HDMI×2、DisplayPort×1 |
スピーカー搭載 | 不明 |
ブルーライト軽減 | |
ピボット機能(画面回転) | |
高さ調節機能 | |
コントラスト比 | 1000:1 |
重量 | 6.0kg |
幅 | 約61.4cm |
---|---|
奥行 | 約23.5cm(スタンドあり) |
高さ(最大) | 約43cm(スタンドあり) |
重量 | 約6300g(スタンドあり) |
モニターサイズ | 27インチ |
モニタータイプ | ワイド |
モニター形状 | 平面 |
湾曲率 | |
画面種類 | 液晶 |
アスペクト比 | 16:9、4:3 |
表面処理 | 不明 |
パネル種類 | ADS |
解像度 | 4K UHD(3840×2160ピクセル) |
表示色 | 10億7374万色 |
色域の広さ | 不明 |
色の正確さ | 不明 |
応答速度. | 18m/s |
応答速度 | 18m/s |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
最大輝度(公称値) | 350cd/m2 |
最大輝度(実測値) | 不明 |
最小輝度(実測値) | 不明 |
最小輝度(黒) | 不明 |
リフレッシュレート | 60Hz |
画素ピッチ | 0.155mm |
ベゼル幅 | 不明 |
フレームレス | |
AMD FreeSync搭載 | |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット対応 | |
インターフェース | HDMI、DisplayPort |
入力端子数 | 3ポート |
Type-C給電機能 | |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | 不明 |
操作方法 | 不明 |
設置方法 | 据え置き |
スタンド形状 | 一体型 |
高さ調節機能 | |
角度調節機能 | 上下 |
ピボット機能(画面回転) | 不明 |
スピーカー機能 | |
カラーモードの数 | 5種類 |
リモコン付き | |
VESAマウント対応 | |
最大消費電力 | 46W |
特徴 | デュアルモニター向き |
用途 | ゲーム用 |
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