そこで今回は、ファミリア マザーズバッグを含むマザーズバッグ全35商品を実際に使ってみて、収納力・整理整頓のしやすさ・荷物の取り出しやすさ・肩への負担・軽さ・耐久性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
フィットネス・マタニティ商材を担当。現役でパーソナルトレーナー活動をしつつ、2歳児のママとしても奮闘中。前職では大手フィットネスクラブで健康に関わるさまざまな業務に携わってきた。現在はマイベストにて、アスリートやパーソナルジムトレーナーとして培ってきた知見を活かし、プロテインやマッサージガンなどをはじめとしたフィットネス商材を300商品以上比較検証。また、搾乳器などのマタニティ商材も担当し、実際の育児経験を活かし、ママ目線でのコンテンツを届けている。全米ヨガアライアンスRYT200の資格を保持し、第20回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会63kg級優勝・2016年世界クラシックパワーリフティング選手権大会女子63kg級16位の実績も持つ。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ファミリア マザーズバッグは、抱っこ紐の使用が多く、たくさんの荷物を持ち運びしたい人におすすめです。とくに収納力は、比較した全商品のなかでもトップクラス。約34Lの容量があり、実際にお出かけの際に必要な荷物を入れてもペットボトル7本分の余裕がありました。大容量ながら約400gと軽量なので、荷物が増えることの多い帰省や旅行などでも活躍しますよ。
また、取り出し口が大きく開くので、ひと目でほしいものが見つかり、取り出しもスムーズです。比較した商品のなかでもマチが広いので、ゆったり収納できますよ。ポケットも内側6個・外側4個の計10個と多く、小物から大きなものまできれいに整理整頓できます。
実際に肩にかけてみると、バッグが抱っこ紐に干渉せずに使えたのが好評でした。持ち手の長さもちょうどよく、肩にかけたまま荷物をスムーズに出し入れできます。しかし、肩紐にクッションがなく、長時間の使用だと肩に負担がかかる可能性も。紐もずり落ちてしまうため、走り回るような子どもがいる場合などには動きにくく感じることもあるかもしれません。
アパレル・服飾雑貨の専門家にバッグの素材の強さ・縫製の丁寧さなどをもとに耐久性をチェックしてもらったところ、「細かい部分まで縫製が丁寧」と好印象のコメントが上がりました。表地には撥水素材の生地が使われており、裏地による補強もされています。ただし、比較した高評価の商品と比べて、持ち手部分の強度があまり高くないのが惜しいところです。
大容量の荷物を楽に出し入れできるため、荷物が多い赤ちゃん連れのパパママにぴったりですよ。手をつないだり走り回ったりする年齢のお子さんがいる人は、肩への負担が少なく動きやすいマザーズバッグをチェックしてみてくださいね。
そもそもマザーズバッグとは、子どもとのお出かけ用に作られた、収納力・機能性の高いバッグのこと。ポケットや仕切りが豊富で、荷物が出し入れしやすい商品も多くあります。哺乳瓶やおむつなどを持ち運びやすいよう工夫されており、とくに乳児期にはあると便利なアイテムです。
今回は老舗子ども服ブランド・ファミリアのマザーズバッグをご紹介します。サイズは幅52×高さ33×マチ20cmと大容量ながら、表地ポリエステル100%・裏地ナイロン100%の軽量設計が特徴。表地には撥水素材を使用しており、水やほこりがつきにくい設計です。汚れたら手洗いできるのもうれしいですね。
ネイビーカラーにロゴが入ったシンプルなデザインで、どんな服にも合わせやすいのも魅力です。大きく開く巾着型の開け口部分には、ブランド定番のチェック柄が使用されています。
チェックカラーは赤系・青系の2種類。同じチェックの入ったクマとリンゴのチャームもかわいらしいですよ。
マザーズバッグと一般的なバッグとの違いは、子どもとのお出かけを想定した使いやすい工夫があるかどうかです。一般的なバッグにも収納力や機能性の高いバッグはありますが、マザーズバッグのなかには哺乳瓶用のポケットや、汚れにくいコーティングつきのポケットなどがついたものもありますよ。
お世話に必要な小物類が多い乳児期には、子どもの荷物をスッキリまとめられるマザーズバッグがあるとお出かけが楽になります。
ママ・パパ100名に行ったアンケートでは、54%の人がマザーズバッグは「購入したほうがよい」と回答しています。「荷物が入ればマザーズバッグにこだわる必要はない」との意見もありましたが、マザーズバッグを実際に購入してみて後悔するケースはほとんどありません。
産後、子育てをはじめてから購入する人が多いことからも、子どもとのお出かけしていくうちに、マザーズバッグの必要性を感じたら購入を検討してみるのもよいでしょう。長く使えるお気に入りのバッグを探してみてくださいね。
今回はファミリア マザーズバッグを含む、マザーズバッグ全35商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめに、収納力を検証しました。
離乳食を開始することが多い生後5か月頃を想定した親子の荷物を用意。実際にマザーズバッグに入れ、荷物がどれだけ入るかをチェックします。さらに、荷物を入れてもスペースに余裕がある場合には、追加で500mLペットボトルが何本入るか入れてみました。
<荷物内容>
実際に荷物を入れてみたところ、比較した全商品のなかでもトップクラスの優れた収納力でした。用意した荷物をすべて入れてもかなり余裕があり、空きスペースには500mLのペットボトルが7本も収納できます。
容量約34L(実測値)と大容量なので、帰省や旅行などに必要な大量の荷物もひとつにまとめて収納できるでしょう。
次は、整理整頓のしやすさ・荷物の取り出しやすさを検証します。
実際にマザーズバッグに荷物を詰めて、ポケットなどの収納場所に迷わず収納できるか・きれいに整理整頓できるかをチェック。さらに、荷物の出し入れしてみたときの取りだしやすさも加えて評価します。なお、収納力で検証した内容と同じ荷物を使用しました。
実際に荷物を詰めてみたところ、小物から大きな荷物まできれいに整頓でき、こちらも比較したなかで優秀。底面積が広いので、大きめの荷物もゆったりと収納できました。
ポケットの数は比較した商品のなかでも多く、計10個あります。内側の大きめのポケット6個のほか、外側にも前面3個・背面1個の計4個つきで小物の収納に便利です。ポケットを上手く利用すれば、きれいに見やすく収納できますよ。
ただし、ポケットの素材への工夫は見られませんでした。比較した商品のなかには、使用済みのオムツなども入れられるようコーティングされたポケットつきのものもあるので、気になる人はチェックしてみましょう。
取り出し口が大きく開くので、荷物の出し入れのしやすさも申し分ありません。外ポケットも大きめなので、すぐに使いたいハンカチや携帯電話などもスムーズに出し入れできますよ。
サイズも幅52cm×高さ33cm×マチ20cmと、比較した商品のなかでもマチが広く、上に積まずに収納しやすいのも魅力です。上から荷物全体を見わたせ、サッと取り出せるので、荷物が多くても中でごちゃつかずに使用できます。
次は、肩への負担を検証です。
収納力の検証と同じ内容の荷物を入れた状態で、実際にマザーズバッグを肩にかけてみます。また、バックの持ち方も、バッグ単体で持ったとき・赤ちゃんを抱っこしたとき・抱っこ紐をつけたときの3パターンを想定。荷重をどの程度感じるか・持ち手が肩に食い込まないかをチェックしました。
実際にバッグ単体で肩にかけてみたところ、肩に食い込む感じはないもののクッションがなく、評価は伸び悩みました。
比較した商品のなかには持ち手に肩クッションがついたものもあったので、できるだけ肩の負担を減らしたい人は、クッションつきのものも検討してみましょう。
赤ちゃんを抱っこしながらかけたところ、肘がバッグに当たりやすいのがネック。また、紐がずり落ちやすく、かがんだり赤ちゃんを抱きかかえたりしたときに持ち直さなければいけないのも気になりました。
動きやすさを重視したい人は、抱っこ紐を使用してみるか、比較した商品のなかでも動きやすかったリュックタイプの商品をチェックしてみましょう。
肩紐が片側のみのトートバッグのため、抱っこ紐をつけたままでも使用しやすいのは利点です。持ち手の長さもちょうどよく、財布や携帯電話もスムーズに取りだすことができました。
しかし肩紐にクッションがないため、長時間の使用で肩に負担がかかる可能性がある点にはご注意ください。
次は、軽さの検証です。実際にマザーズバッグの重さをはかってみたところ、約400gと比較した全商品の平均値532g(執筆時点)よりも軽量。大容量のわりに重さはそこまで気にならず、高評価となりました。
片方の肩に重さのかかるトートバッグでは、できるだけバッグの重量が軽いものがおすすめ。本商品は比較したトートバッグのなかでも軽いため、お尻拭きやミルク用の水筒など、重いものを持ち運びたい人にもよいでしょう。
最後は、耐久性の高さの検証です。アパレル・服飾雑貨の専門家の深沢光さんにバッグの素材の強さ・縫製の丁寧さなどをチェックしてもらったところ、耐久性はまずまずの結果になりました。
本体やポケットなどの見えにくい部分でも丁寧な縫製がされており、本体の底にクッションがついていて自立するのは高ポイント。撥水素材を使用した表地については、専門家からも「よい素材を使用しており、厚みのある裏地で補強されている」と高評価のコメントが寄せられました。
しかし、重さのかかる持ち手部分の縫製がシングルステッチのみのため、「やや不安感がある」との声も。持ち手が切れるような心配は少ないものの、比較した商品には持ち手のしっかりとしたトートバッグもあったため、強度は特別高くない印象です。
素材 | ポリエステル100%、ナイロン100% |
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タイプ | トート |
良い
気になる
幅 | 52cm |
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マチ | 20cm |
高さ | 33cm |
本体重量 | 約380g |
付属品 | チャーム付 |
容量 | 約34L(実測値) |
洗濯機対応 | |
開閉口 | 巾着型 |
撥水加工 | |
防塵加工 | 不明 |
大容量(実測値) | |
背面ファスナーあり | 不明 |
特徴 | かわいい、おしゃれ |
ファミリア マザーズバッグは、全国のデパートに展開するファミリアのショップのほか、公式オンラインショップでも購入可能です。なお、公式サイトによると販売価格は、執筆時点で税込15,400円でした。
公式オンラインショップでは、税込165円でギフト包装やメッセージカードも利用できます。実用的な出産祝いとして喜ばれそうです。
実際、荷物をかけたことによる赤ちゃんの転落事故は多数発生。国民生活センターからも注意喚起されているので注意しましょう。(参照:独立行政法人国民生活センター)
最後に、肩への負担が少ないリュックタイプの商品をご紹介します。
スウィートマミーのマザーズリュックは、抱っこ紐との相性のよいリュック。抱っこ紐をしたままでもリュックをおろせるワンタッチ着脱機能がついています。肩紐にはクッション性もあるので肩への負担も気になりません。また、収納力にも優れており、たくさんあるポケットのなかには保冷ポケットがあります。子どもが大きくなっても使いやすい商品です。
精伊のマザーズバッグは、大容量で荷物の多い人にもおすすめ。本体重量は790gとやや重いものの、肩紐にクッション性があるので、ストレスなく使用できます。こちらも抱っこひもをしたままでもリュックをおろせて便利。また、ポケットが充実しており、哺乳瓶などに使える保温保冷ポケットがあるので、長時間のお出かけにもおすすめですよ。
素材 | 素材:ナイロン100% /裏地:ポリエステル100% |
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タイプ | リュック |
良い
気になる
幅 | 30cm |
---|---|
マチ | 17.5cm |
高さ | 45cm |
本体重量 | 約735g |
付属品 | フック、保存袋 |
容量 | 23L |
洗濯機対応 | 不明 |
開閉口 | チャック |
撥水加工 | |
防塵加工 | |
大容量(実測値) | |
背面ファスナーあり | |
特徴 | 不明 |
スウィートマミー マザーズリュック WEEKENDをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
素材 | ポリエステル |
---|---|
タイプ | リュック |
良い
気になる
幅 | 約34cm |
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マチ | 約20cm |
高さ | 約38cm |
本体重量 | 約700g |
付属品 | 保温保冷ドリングホルダー、ベビーカー取り付け用ストラップ、オムツ替えシート |
容量 | 26L(実測値) |
洗濯機対応 | 不明 |
開閉口 | チャック |
撥水加工 | |
防塵加工 | 不明 |
大容量(実測値) | |
背面ファスナーあり | |
特徴 | 不明 |
SEII SHOP マザーズバッグ mm-ld8022をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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