lalagen トートバッグをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

実際に詰めたところ、用意した荷物はすべて収まりました。ペットボトルを入れる余裕こそなかったものの、バッグの容量は実測値で14Lあります。

比較したなかには、本品と同程度の容量ながら母子手帳ケースやおむつ替えシートが入らなかったものもあったことから、収納力は高評価です。乳児期の赤ちゃんとのお出かけに必要な荷物を漏れなく持ち運べます。

バッグ内が3層にわかれているうえにポケット数も多く、荷物をきれいに整理整頓できました。正面から見て1層目には、小物を入れるのに便利なポケットが2つついています。

メインとなる中央の2層目には仕切りがないものの、12cmのマチがあるため底部の面積は広め。おむつや水筒などの大きな荷物を直感的に置けました。3層目の背面にはファスナー付きのポケットがあり、手帳などを入れられます。

素材はナイロンのため、メッシュを用いた商品に比べるとポケット内部は見づらいものの、3層にわけて荷物を管理できるのは利点です。場所ごとに入れるアイテムを決めておきたい人にも向いています。

荷物の取り出しもスムーズにできました。サイズは幅39×高さ30×マチ12cmで、3層すべて口部分が大きく開きます。1層目・3層目の口についたボタンは簡単に取り外せ、2層目のチャックも引き心地はなめらかです。

比較したなかには、下に入れた荷物取る際に上のものをどかさなければならない商品もありましたが、本品は中身が見やすく、必要なものをすぐに取り出せました。おむつ替えやミルクなど急いでいるときも、すぐに準備できます。

実際に単体で持ったところ、荷物の重さで肩紐が食い込むのが気になりました。肩紐に厚みはあるものの、素材はすべりやすいナイロンです。口コミで指摘されていたように肩にかけるには長さが足りず、動くとするっと落ちてしまいます。

比較したほかの商品には肩紐のクッション性が高く、負担を感じないものもあったことから、本品の評価は伸び悩みました。荷物の入れすぎには注意が必要です。

赤ちゃんを抱っこした状態で持つと、肘がバッグに当たりました。腕の位置が少し上がったような体勢になり、抱っこもスムーズにできません。バッグがずり落ちやすく、かけ直すのも手間に感じます。

本品はトートタイプなので、抱っこ紐なしで赤ちゃんを抱っこする頻度が高い場合は、両手があくリュック・ショルダータイプを選ぶとよいでしょう。

抱っこ紐をつけた状態でも、ずり落ちやすさを感じました。持ち手に長さがあればバッグを背面に流せますが、本品は持ち手が短いため脇に抱える形になり、バッグが赤ちゃんに当たってしまうことも。

赤ちゃんを抱っこした状態だけでなく、単体でも肩に負担がかかりやすかったため、長時間にわたって背負い続けると疲れを感じる可能性があります。近くの公園に行くときなど、ちょっとしたお出かけに使うとよいですよ。