軽量かつポケットの数が多いのが特徴と謳うマザーズバッグ、マリメッコ Buddy バックパック。高評価の口コミが多い一方、「内側のポケットが少ない」「1年で底が破れた」と気になる評判も存在し、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のスウィートマミーやファミリアなどのマザーズバッグとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、マザーズバッグ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
ビューティ系の編集・ライターとして編集プロダクションで7年間従事。マイベスト入社後は薬事法管理者の資格を活かし、医薬品や介護用品をはじめレディースインナーや寝具にいたるまで、1000商品以上に及ぶヘルスケア系の商材の検証に携わっている。
すべての検証は
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目次
14,980円
マリメッコ Buddy バックパックは、高い収納力と耐久性とデザインが魅力。随所に施された耐久性を向上させる工夫に加え縫製の丁寧さで、専門家の深沢さんからは高評価を獲得。比較したほかの商品では不安が残るものもあったなか、「1年で底が破れた」との口コミに反した結果でした。また、使用場所を選ばない見た目も魅力といえます。
収納力も高く、用意した親子2人分の荷物に加え500mLのペットボトル2本も収納可能。比較したなかには用意した荷物すべてを収納できなかったものもあるのに対し、おむつのゴミやちょっとした買い物などの荷物が増えても問題ありません。
面積が広く大きめの形状の肩クッションで、肩への負担も軽減できます。比較した細い肩紐の商品では痛みを感じたものもあるなか、長時間でもストレスなく使用できますよ。ただし、抱っこ紐との併用は肩紐同士が干渉し、留め具の部分があたって痛みを感じたため、あまりおすすめできません。
重量は620gと、比較した平均532g(※執筆時点)より若干重め。とはいえ、十分な収納力と機能性があり、負担を感じにくい重さです。一方、縦長の形状のため底にあるアイテムが取り出しづらいところは難点。使用する際は荷物を入れる順番や収納方法を工夫する必要があります。
また、ポケットは外側に4つあるものの内側には1つのみと、「内側のポケットが少ない」との口コミどおりの結果に。スリムなデザインで、マザーズバッグの使用期間が終わっても日常使いしやすいのはメリットですが、荷物を楽に取り出せるものを探している人はほかの商品をチェックしてみてくださいね。
そもそもマザーズバッグとは、子どもとのお出かけに必要な荷物をたっぷり入れられるバッグのこと。その最大の特徴は、収納力の高さと機能性です。さまざまなアイテムを手軽に持ち運べるほか、軽量でありながら大容量であるため、移動中でも荷物の重さに悩むことなく、必要なものをすぐに取り出せます。
今回ご紹介するマリメッコ Buddy バックパックは、人気のデザイナーRistomatti Ratiaが手掛けたアイテムであり、機能性とデザイン性を両立した商品。軽量かつ体にフィットする形状をしていることが特徴です。また、多数のポケットが備えられているため収納力があり、日常使いにも便利です。
販売元のマリメッコは、1951年に創業されたフィンランドのファッション企業です。その鮮やかな配色と大胆なデザインで知られ、北欧3大ファブリックメーカーのひとつとして世界中から高い評価を得ています。
開口部が大きく開くデザインで、荷物の出し入れが簡単に行えると謳っているのが特徴。
さらに、付属のカラビナによく使う小物を引っ掛けておけるのもうれしいポイントです。貴重品や頻繁に使うものを掛けておけば、取り出しやすいだけでなく紛失のリスクも軽減されるでしょう。
カラーはブラックとグレーの2色が販売されています。どちらもモダンで洗練された色調で、ビジネスシーンやカジュアルシーン、どのような場面でも違和感無く使用できますよ。
今回は、マリメッコ Buddy バックパックを含むマザーズバッグ全35商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、収納力の検証です。
離乳食を開始することの多い生後5か月頃の赤ちゃんを想定し、赤ちゃん用・親用の荷物がどれだけ入るかをチェック。さらにスペースに余裕がある場合は追加で500mLペットボトルが何本入るかも確認しました。
<荷物内容>
おむつ5枚・おしりふき・おむつ袋・おむつ替えシート・着替え・哺乳瓶・水1本・水を入れた水筒・よだれかけ・ストローマグ・授乳ケープ・母子手帳ケース・おしゃぶり・おもちゃ2個・除菌シート・除菌スプレー
財布・携帯・ポーチ・ハンドタオル
収納力は十分。生後5か月を想定した赤ちゃん用の荷物と親用の荷物、さらに500mLのペットボトル2本を収納できました。容量は約19L(実測値)です。毎日のお出かけにはもちろん、ちょっとした遠出にも対応できる大きさといえます。
比較したほかの商品では準備した荷物をすべて収納できなかったものもあるなか、こちらは外出の必需品をしっかりとまとめるのにぴったりですよ。
スタイリッシュな外観のため、パパママ兼用で使えるのもうれしいポイント。普段の服装でもうきにくいですよ。
次は、整理整頓のしやすさ・荷物の取り出しやすさの検証です。
整理整頓のしやすさの検証では、収納力の検証で使用した荷物と同じ内容のものを詰めて、スムーズに収納できるかと、きれいに整理整頓できるかの2つのポイントをチェック。
荷物の取り出しやすさの検証では、同様の荷物を出し入れして、スムーズに荷物が取り出せるかを確認しました。
ポケットは内側に1つ、外側に4つ装備。
「内側のポケットが少ない」との口コミどおり、内ポケットはフタ裏にあるメッシュポケットのみ。外ポケットは正面と背面上部に1つずつとサイドに2つです。
比較したなかには、内ポケット・外ポケットの両方が充実していたり仕切りがあったりし、整理整頓しやすかったものもあったのに対し、本商品は仕切りもなくポケットの数も少なめ。自由度が高いのはメリットですが、工夫しながら荷物を詰める必要があります。
高さが42cmと縦長な形状のため、奥に入れた荷物に手が届きにくいのは難点。
容量は約19Lと十分あるため、荷物をスッと取り出しやすい点は魅力。一方、下に収納した荷物は取り出しづらいため、携帯や財布など使用頻度の高いものは上の方やポケットに収納しておくとよいでしょう。
次は、肩への負担の検証です。
バッグ単体で持ったとき・赤ちゃんを抱っこしたとき・抱っこ紐をつけたときの3パターンの状態での、肩への負担を確認しました。
肩紐の幅が広めで、肩を包み込むようにフィットし負担を感じにくい点は魅力。
比較したなかには紐が細く方に食い込むものもあったのに対し、こちらは長時間の使用でも肩への負荷が少なく感じられるでしょう。
リュックタイプのため両手が空き、赤ちゃんを抱っこしながらでも無理なく身につけられるのがうれしいポイント。比較したトートバッグタイプの商品では肩からずり落ち身動きが取りづらいものもあったのに対し、赤ちゃんを抱っこしていてもストレスを感じにくいでしょう。
幅が広いストラップなので、おむつやミルク、着替えなどたくさんの荷物を収納しても肩への負担も感じにくい点も魅力。快適に背負えることに加え、両手を自由に動かせるので、パパやママの強い味方になりますよ。
抱っこ紐と共に使用した結果、リュックの肩紐が抱っこ紐と干渉し、留め具の部分があたって痛みを感じました。とくに移動時間が長いときや、荷物が多いときは抱っこ紐と併用するとストレスに感じやすくなるかもしれません。
比較したほかの商品では違和感なく抱っこ紐との併用ができたものも。抱っこ紐と一緒に使用する際は、肩紐の長さを調整したり肩パッドを追加したりといった工夫で負担を軽減してくださいね。
次は、軽さの検証です。実際にバッグの重さをはかりチェックしました。
結果、商品自体の重さは620g。比較した商品の平均の重さは532g(※執筆時点)だったため、比べるとやや重さがあります。とはいえ、両肩に重さが分散されるリュックのためそこまで大きな負担に感じることはないでしょう。
最後は、耐久性の検証です。専門家の深沢光さんに協力いただき、素材の強さ・縫製の丁寧さ・耐久性を高める工夫が施されているかをチェックしました。
すると、耐久性の高さは高評価に。深沢さんも、「要所要所で強度を高める工夫が見られる」とコメントしました。長時間の使用や重い荷物を持ち運ぶ際の強度を確保するために、さまざまな工夫が凝らされています。
軽量感のある素材ながら、厚みのあるしっかりとした生地で、強度は十分といえます。ビジネスバッグとしても問題なく使用できそうな素材感で、日常使いだけでなく幅広い場面で使えるでしょう。
縫製の丁寧さも耐久性を向上させるポイントです。肩紐にはパイピング処理が施されており、摩擦による破れを防止。持ち手には二重ステッチが採用されており、抜けにくい構造も魅力です。
ポケットの底は二重ステッチになっているため、モノの出し入れを頻繁にしても破れにくいでしょう。「1年で底が破れた」との口コミに反した結果です。
滑りやすいメッキのバックルは気になりますが、比較したなかには耐久性を高める工夫が足りないものもあったなか、全体的に安定感のあるつくり。長く使い続けたい人に向いていますよ。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
14,830円
(最安)
販売価格:14,980円
ポイント:150円相当
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(10件)
19,800円
(+4,970円)
販売価格:19,800円
ポイント:0円相当
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(13,451件)
マリメッコ Buddy バックパックは、公式オンラインショップで購入可能です。価格は、税込29,700円(公式サイト参照・執筆時点)。送料は一律300円で、ギフトラッピングも有料で提供されていますよ。
また、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトでも購入できます。ただし、こちらで購入する際は、商品の真正性を確認することが重要です。信頼性のあるサイトから購入し、商品説明やレビューをしっかりと読みましょう。
マザーズバッグはベビーカーにかけないようにしましょう。荷物の重さでバランスを崩し、後方に転倒する恐れがあります。実際に荷物をかけたことによる転倒事故も多数発生しており、国民生活センターからは注意喚起も。(参照:独立行政法人国民生活センター)
ほとんどのベビーカーの取扱説明書にも、注意書きや警告がされています。安全に使うためにも、取扱説明書はしっかりと読み、正しく使用してくださいね。
機能性を重視する人は、マザーズリュック WEEKENDがおすすめです。ポケットが内外合わせて10個もあり小物の管理に役立ちます。約23Lと大容量ですが、底面も開口部も広いため、荷物の取り出しやすさも良好でした。バックルが取り外せ、抱っこ紐をしたまま下ろせるのも魅力です。
荷物が多い人は、ファミリアのマザーズバッグをチェック。用意した荷物がすべてに加えペットボトルが7本も収納できました。大容量ながらバッグ自体は約380gと軽量。ポケットは内側に6つ・外側に4つと充実していて整理しやすいほか、底面が広く荷物の出し入れもスムーズです。
幅 | 30cm |
---|---|
マチ | 17.5cm |
高さ | 45cm |
持ち手幅 | 不明 |
持ち手長さ | 不明 |
本体重量 | 約735g |
素材 | 素材:ナイロン100% /裏地:ポリエステル100% |
本体生地 | 不明 |
タイプ | リュック |
容量 | 23L |
付属品 | フック、保存袋 |
内ポケットの数 | 8個 |
外ポケットの数 | 2個 |
軽量設計 | 不明 |
洗濯機対応 | 不明 |
マルチウェイ | 不明 |
開閉口 | チャック |
撥水加工 | |
防塵加工 | |
抗菌加工 | 不明 |
大容量(実測値) | |
消臭加工 | 不明 |
肩クッションあり | |
背面ファスナーあり | |
特徴 | 不明 |
スウィートマミー マザーズリュック WEEKENDをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
幅 | 52cm |
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マチ | 20cm |
高さ | 33cm |
持ち手幅 | 不明 |
持ち手長さ | 不明 |
本体重量 | 約380g |
素材 | ポリエステル100%、ナイロン100% |
本体生地 | 不明 |
タイプ | トート |
容量 | 約34L(実測値) |
付属品 | チャーム付 |
内ポケットの数 | 6 |
外ポケットの数 | 4 |
軽量設計 | |
洗濯機対応 | |
マルチウェイ | |
開閉口 | 巾着型 |
撥水加工 | |
防塵加工 | 不明 |
抗菌加工 | 不明 |
大容量(実測値) | |
消臭加工 | 不明 |
肩クッションあり | |
背面ファスナーあり | 不明 |
特徴 | かわいい、おしゃれ |
ファミリア マザーズバッグをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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