豊富な栄養がおいしく摂取できると謳われている、ふくい味覚倶楽部 発芽玄米。栽培方法にこだわり抜き、農薬や化学肥料を使わずに作られています。しかしインターネット上には口コミや評判が少ないため、本当に食べやすいのかわからず購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ふくい味覚倶楽部 発芽玄米を含む発芽玄米全13商品を実際に用意して、食べやすさ・手軽さ・価格の安さ・安全性への配慮を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
ふくい味覚倶楽部 発芽玄米は、安全性にこだわりたい人におすすめです。比較した商品のなかには詳しい栽培方法が確認できないものもあったのに対し、公式サイトやパッケージには、農薬・化学肥料が使われていないことがきちんと記載されていました。
しかし、味わいについては好みがわかれる結果に。一部のモニターからは甘みのある味を評価する声もありましたが、ボソボソと硬い食感が気になります。また独特の酸味や青臭さがあり、特別食べやすいとはいえませんでした。
パッケージにはチャックがついていないため、開封後は密閉容器に移し替えたほうがよいでしょう。炊く前に軽くすすぐ手間がかかるのも惜しいところです。150gあたりの値段は189.5円と比較した商品のなかでは割高なので、頻繁に購入するとコスト面が負担になるかもしれません。
おいしく食べるには白米に混ぜたりアレンジしたほうがよさそうですが、さまざまな専門機関の検査をクリアしていることがきちんと証明されているので、ぜひ候補に入れてみてくださいね。
無農薬米やもち米などを扱っている、ふくい味覚倶楽部。注文を受けてから精米して即日発送するなど、新鮮さをキープするさまざまな工夫を凝らしています。
数ある商品のなかから今回ご紹介するのは、特別栽培米として育てられた、コシヒカリの発芽玄米です。
それぞれの地域での一般的な栽培方法に比べて、農薬や化学肥料の量が半分以下であれば特別栽培米と認定されますが、この発芽玄米は農薬・化学肥料を一切使っていません。福井県による検査をクリアした印として、認証マークを取得しています。
また、お米の安全性や品質について高い知識を持った、米・食味鑑定士のチェックを受けているのも特徴の1つ。おいしさにとことんこだわって生産されていることがうかがえます。
炊飯するときはまず、ボウルなどに発芽玄米を入れて水を注ぎます。そして注いだ水を捨てたあと、また水を入れて軽くかき混ぜてください。炊飯釜に発芽玄米を移したら、1合につき白米の目盛りよりも30〜50cc多めに水を入れます。あとは炊飯ボタンを押すだけです。
浸水時間は白米と同じで問題ありませんが、硬く感じる場合は水に浸ける時間を長めにしましょう。
農薬を使っていないぶん気温が高い4〜10月は虫が発生しやすいので、冷蔵庫の野菜室など15℃以下の場所で保管するのが推奨されています。
公式サイトでの値段は、2kgが税込2,060円・3kgが税込3,090円・5kgが税込5,100円。なおこの値段は執筆時点のものなので、変動する可能性があります。
今回は、ふくい味覚倶楽部 発芽玄米を含む発芽玄米全13商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:食べやすさ
検証②:手軽さ
検証③:価格の安さ
検証④:安全性への配慮
まずは、食べやすさの検証です。
クセが少なく、白米に近い柔らかさのものを食べやすい発芽玄米と定義して、実際に食べ比べてみました。
実際に食べてみると、モニターの意見がわかれました。「甘みが強い」「もっちりとした食感がおいしい」というコメントがあった一方で、「ボソボソしている」「硬さがある」と感じた人もいます。
また「独特の酸味や青臭さがある」「ぬかのような香りが気になる」との意見もあがり、万人受けしやすい味とはいえません。
続いて、手軽さの検証です。
開封後も保管しやすい包装か・無洗米で洗う必要がないかに注目し、手軽さを評価しました。
パッケージにはチャックがついていないので、開封後は密閉容器に移したほうがよさそうです。また、炊く前に軽くすすぐ手間がかかるのも惜しいところ。
今回比較したほかの商品のなかには、チャックつきでそのまま保存しやすく、洗う必要がないものもあったので、手軽さはいまひとつです。
次に、価格の安さの検証です。
白米1合に入れる分(150gあたり)の価格を算出し、安いものほど高評価としました。
150gあたりの値段を算出してみたところ、189.5円でした。比較したほかの商品のなかには、150gあたり100円以下のものもあったことを考えると、やや割高です。
頻繁にリピートすると、お財布の負担になってしまうかもしれません。
安全性への配慮については、申し分なし。
ほかの商品のなかには、詳しい栽培方法が確認できないものもあったのに対し、この発芽玄米の公式サイトには、「無農薬」「無化学肥料」と記載されています。また、パッケージにも「特別栽培米」「化学肥料不使用」と書かれていました。
最後に、高評価を獲得したほかの商品をご紹介します。
食べやすさで選ぶなら、大潟村あきたこまち生産者協会 こだわり発芽玄米をチェック。発芽玄米特有の風味や香りは白米と馴染んで旨味が増し、おいしく楽しめました。残留農薬が検出されなかったことを示す証明書があり、安全性に配慮されているのもよい点です。
手軽さを重視するなら、川島米穀店 発芽玄米がおすすめ。パッケージにチャックがついているのでそのまま保管しやすく、炊く前に水洗いする必要もありません。実際に食べてみるとやや食感にパサつきがあったものの、麦の臭みは気になりませんでした。
産地 | 日本(秋田県) |
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特別栽培認定 |
原材料 | 玄米、米糠発酵エキス、コラーゲン、ビタミンB1 |
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内容量 | 1.0kg |
炊き方 | 玄米のみで炊飯する場合:白米の合数にあわせて水を入れる/白米と混ぜて炊飯する場合:割合指定なし。水の追加不要 |
保存方法 | 直射日光・高温多湿を避けて保存/開封後はチャックを閉めて密閉し袋のまま要冷蔵 |
白米モードで炊飯可能 |
こだわり発芽玄米をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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