DIYアドバイザー・DIY工作アドバイザー・日曜大工士。乙種第4類危険物取扱者免状を取得しているほか、フォークリフト運転技能講習を修了。2023年まで、ホームセンターの資材館の販売員として電動工具・建築資材・農機具などの接客に従事。現在はマイベストにて、インパクトドライバーや丸ノコなどの電動工具を中心に徹底的に検証。メーカーや価格を問わず、ユーザーが「買ってよかった」と感じられるようなコンテンツ制作に日々努めている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
新ダイワ トップハンドルソー E2125TS/250SPSは、スムーズな切れ味を求める人におすすめです。実際に直径18cmの檜を切断するのにかかった時間は17秒と、今回比較した全商品の平均値である23.75秒(執筆時点)を下回り、スムーズに作業できました。充電式や電動式と比べてパワフルな傾向があったエンジン式の商品で、薪づくりにも使える十分なパワーがあるといえます。
総重量は3.0kgとほどよい重みがあり、切断時には安定感がありました。トリガーのロック解除はレバー式なので、使用時には手で包み込むようにレバーを押しつつ、トリガーを引けばチェーンが回転。自然な持ち方で使用でき、扱いやすさは高評価です。
安全性にも配慮されており、トリガーから手を離すとチェーンの回転は停止。緊急時にはブレーキで瞬時に停止することもできます。また、メンテナンスのしやすさも申し分ありません。ナットは本体と一体になっているので紛失しにくく、チェーンの張り具合調整もクラッチカバーの正面から行えます。
ただしハンドルが本体の上部と側面についているトップハンドル型で、左手と右手の距離が近くやや窮屈に感じました。また、振動が大きめで腕に負担がかかりやすいのも懸念点。比較した商品内では本商品のようなエンジン式は振動が大きい傾向がありましたが、なかでもとくに大きめでした。
口コミで懸念されていたとおり、騒音レベルも大きめです。今回比較した全商品の平均値である96.88dB(執筆時点)を上回り、100.8dBをマークしました。充電式・電動式とは違ってアイドリング中の待機音もするので、住宅街などからは離れた場所で使うのが向いています。
総合的に見ると、山や畑の木を切り倒したり剪定したりしたい人には向いていますが、住宅地で使う人はほかの商品もチェックしてみてくださいね。
実際に新ダイワ トップハンドルソー E2125TS/250SPSと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
新ダイワ トップハンドルソー E2125TS/250SPSよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
そもそもチェーンソーとは、チェーン状の刃が高速回転する機械のこと。ノコギリよりも素早く樹木や木材を切断できるため、庭木の枝打ちや薪づくりといったDIYにも活用できます。ただし林業を行うプロでも死亡事故につながるほど危険な機械でもあるので、チャップス(防護服)または保護ズボンを着用するようにしましょう。
そんなチェーンソーのなかでも、今回はトップハンドルソーのE2125TS/250SPSをご紹介します。販売元は2008年に設立したやまびこで、新ダイワブランドではチェーンソーだけでも50種類以上のラインナップを展開。本商品は軽量さと切断性能の高さを追求してリニューアルされたアイテムです。
エンジンに使っているパーツをすべて見直し、サイズは幅201×高さ196×長さ243mm・本体の乾燥質量*は2.3kgと軽量化を実現。樹上での枝打ちや長時間の作業も軽快に行えると謳っています。
乾燥質量には、ソーチェン・ガイドバー・燃料・オイルを含みません
金属部のプレートであるバーサイズは25cmです。チェーンの回転をなめらかかつスピーディにできるよう、刃先にスプロケット(歯車)がついた先細スプロケットノーズバーを採用しています。
チェーンの形式には、なめらかな切れ味が特徴の25APを使用。これに加えて43ゲージのA4S刃を組み合わせ、高速切断と切れ味の美しさを両立できるとアピールされていますよ。
左右バランスに優れる後傾リアハンドルを取り入れているのも見逃せないポイント。手になじみやすいようにグリップの形状も楕円形に仕上げています。あらゆる姿勢で作業しやすいよう配慮された構造なので、足場の悪い山場などでも心強いですよ。
混合燃料*を使用するエンジン式で、容量は190mL。エンジン始動を楽に行えるよう、リコイルの引き力をリニューアルしています。また、エンジンの吸気経路も再設計し、ろ過性に優れるナイロンメッシュを採用。エアクリーナー内に切りクズが詰まりにくく、天候の変化にも強いのが魅力です。
やまびこ純正2サイクル専用オイルか、JASO性能分類FCまたはFDを使用してください
付属品は、チェーンカバー・ソケットレンチ13×16・調整ドライバ・トルクスレンチ・丸ヤスリ・ヤスリ用グリップ・ガイドバー・ソーチェーン・取扱説明書・保証書です。
今回は、新ダイワ トップハンドルソー E2125TS/250SPSを含むチェーンソー全21商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずはチェーンソーを使う際の作業効率に関わる、切断のしやすさを検証しました。林業研修の講師である岩田さんにご協力いただき、直径18cmの檜を切断。切断がスムーズに行えるか、抵抗感がないかなどをチェックしました。参考値として、切断が完了するまでの時間を計測しています。
切断のしやすさは高評価を獲得。直径18cmの檜を切断するのにかかった時間は17秒と、比較した全商品の平均値である23.75秒(執筆時点)を下回る速さでした。充電式や電動式のなかには30秒以上かかる商品もあるなか、本商品はスムーズに切断できる傾向があったエンジン式です。
口コミの懸念どおり騒音が気になる可能性があるので、使用するときは周囲へ配慮しましょう。どちらかというと、住宅地から離れた山や畑などで使いたい人向きといえます。
せっかくチェーンソーを購入しても、扱いにくいものだと使うのが面倒になってしまいますよね。そこで続いて、扱いやすさの検証です。扱いやすさに関わる、本体の重さ・ハンドルの握りやすさ・振動の少なさなどに着目し、総合的に評価しました。
実際に計測した結果、総重量は約3.0kgとまずまずの重さです。比較したほかの商品には2.1~4.7kgまで幅広いものがあり、軽すぎると切断時にぶれやすく、重すぎると疲れやすい傾向がありました。こちらは、ほどよい重みが安定性の高さにつながっている印象です。
実際に使用したところ、扱いやすさは高評価に。本商品はトップハンドル型で、本体上部と側面にハンドルがついています。左手と右手の距離感がやや近いため、若干窮屈なものの、握った際のフィット感は上々でした。
トリガーのロック装置であるスロットルロックアウトはレバー式で、使用時には手のひらで包み込むようにレバーを押しつつ、トリガーを引くだけでチェーンが回転します。ボタン式だと親指に力を込める必要がありましたが、自然な持ち方で操作できました。
ただしほかのエンジン式と比べて振動が大きめだったのは気になるところ。充電式・電動式に比べてエンジン式は振動が大きい傾向があり、とくに腕に負担がかかりやすい点に注意してください。
チェーンソーは定期的に掃除などのメンテナンスが必要なアイテムです。そこで最後に、メンテナンスのしやすさを検証しました。
メンテナンスのしやすさに関わる、クラッチカバーの取り外しやすさ・ナットが落下防止仕様になっているか・チェーンの張り具合調整がしやすいかなどに着目し、評価しています。
メンテナンスのしやすさも高評価です。ナットは本体と一体になっているため、外で作業した際に落下したり紛失したりするリスクは低いでしょう。チェーンの張り具合の調整はクラッチカバーの正面から行えるため、スムーズに作業できます。
比較した商品のなかには複数のネジを取り外したり、クラッチカバー周辺にバーなどがあって作業しにくいものもあったのに対し、こちらは簡単にメンテナンスできました。チェーンソーのメンテナンスが不慣れな人にも使いこなしやすいでしょう。
動力源 | エンジン式 |
---|---|
有効切断長さ | 不明 |
ハンドル形状 | トップハンドル |
スロットルロックアウト | レバー式 |
本体重量 | 約2.3kg |
良い
気になる
ガイドバー長さ | 250mm |
---|---|
排気量 | 25.0cm³ |
対応電圧 | |
充電時間 | |
チェーンブレーキあり | |
防滴機能 | |
最大騒音値(実測値) | 100.8dB |
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最後に、待機音が発生しない充電式の商品もご紹介します。
マキタの充電式チェンソーは、36Vの高電圧に対応する充電式です。直径18cmの檜をわずか7秒で切断でき、騒音レベルは99.8dBでした。総重量は約3.8kgあるため自重を利用して切断でき、それほど力を要しません。作業中の振動もそれほど気にならなかったため、スムーズに扱えるでしょう。
ハスクバーナの120iは、savEモードを使用すると騒音レベルが90.8dBに抑えられました。標準モードでも96.5dBとそれほど大きくありません。また、直径18cmの檜は標準モードで11秒・savEモードでも15秒で素早く切断できました。ハンドルはどの角度で持っても安定感があり、扱いやすいですよ。
動力源 | 充電式 |
---|---|
有効切断長さ | 247mm |
ハンドル形状 | トップハンドル |
スロットルロックアウト | レバー式 |
本体重量 | 約2.7kg |
良い
気になる
ガイドバー長さ | 250mm |
---|---|
排気量 | |
対応電圧 | 36V |
充電時間 | 約28分(2.5Ah フル充電) |
チェーンブレーキあり | |
防滴機能 | |
最大騒音値(実測値) | 99.8dB |
マキタ 充電式チェンソー MUC002GRDXをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
動力源 | 充電式 |
---|---|
有効切断長さ | 300mm |
ハンドル形状 | リアハンドル |
スロットルロックアウト | ボタン式 |
本体重量 | 約3.0kg |
良い
気になる
ガイドバー長さ | 300mm |
---|---|
排気量 | |
対応電圧 | 36V |
充電時間 | 不明 |
チェーンブレーキあり | |
防滴機能 | |
最大騒音値(実測値) | 96.5dB(通常)/90.8dB(eco) |
ハスクバーナ 120iをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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