象印マホービン 圧力IH炊飯ジャー NW-LB10をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

ごはんのおいしさはまずまず。炊きたては粘り気のある柔らかい食感ですが、冷凍・保温すると固めの食感に。比較では粒感のある商品が高評価な傾向があり、こちらは物足りなさを感じます。

ごはんは水分を多く含んでおり、柔らかい状態で炊きあがりました。粒立ちが弱く、米同士がくっついているのが惜しい点です。白くて艶があるものの、粘り気がありました。

実際に炊きたてを試食した専門家は、「もっちり感と粘りをとても感じる」とコメント。お米の粒感は物足りないものの、粘り気のあるごはんが好きな人にはぴったりでしょう。

解凍したごはんは、甘さが弱く弾力が強い仕上がりに。専門家からは、「お米としては弾力が強く、噛みきれる感じがしない」「さっぱりめ」といった意見が。冷凍すると、お米同士がくっついてしまう傾向がありました。

保温後も表面の乾燥・変色が見られたので、食べきれる分だけを炊飯するのがよいでしょう。専門家からは「表面の乾燥は多少気になる」「新品のにおいがうつっている」と指摘があったため、新品を使用する際はしっかり洗浄してから使用しましょう。

白米特急という早炊き機能は1合約15分とスピーディで、白米急速なら約30分。予約炊飯を忘れた朝も焦らないでしょう。2種類の保温モードがあり、極め保温モードは最大40時間と長いのもポイント。温かいごはんを食べられますよ。

比較したなかには調理機能を搭載した商品が高評価だったものの、こちらは非搭載。また、アプリと連携した機能はありません。しかし、蒸気セーブやクリーニング機能も搭載されており、ごはんをおいしく食べるための機能はひととおり揃っています。大きな不満は感じないでしょう

実際に使用したところ、操作性の高さは高評価。炊飯メニューの多い商品ですが、「ボタンの手ごたえがしっかりあり、メニューも見やすい」「ボタンが多いぶん、慣れれば操作が早くできそう」とモニターから好評でした。口コミどおり液晶画面が天板についていますが、操作しづらいというコメントはありません。

比較したなかにはタッチパネルの精度が低く使いにくい商品もあったのに対し、こちらは画面が見やすく、ボタンの押しやすさも優秀です。使いやすさへの工夫が感じられました。

＜操作性の高さについてのモニターコメント＞

1. 「少し操作パネルがごちゃついているが、操作はしやすい」
   
2. 「ボタンが多いぶん、慣れれば操作が早くできそう」
   
3. 「文字自体は見やすい」
4. 「予約の時間設定も、10分単位ではあるが長押しすればスムーズに設定できるので好印象」
5. 「ボタンも押しやすく、シンプルに使えて良い」
   
6. 「ぱっと見でどこから操作したらいいかわかりにくかったが、慣れたら機能が豊富で便利そうだった」
   
7. 「画面も見やすくボタンも押しやすいしいろいろとわかりやすい」
   
8. 「ボタンの手ごたえがしっかりあり、メニューも見やすかった」
   

コメントは一部抜粋

手入れのしやすさの評価は伸び悩みました。本体重量は8.5kg、内釜だけでも1.13kgと重め。比較した半数以上が本体重量4~6kgの商品だったのに対し、こちらはズシッと重たく持ち運びづらい印象です。

とはいえ、洗うパーツは内ふた・内釜の2点と最低限。4パーツ以上洗わなければならない商品と比較すると、口コミどおり手入れの工程自体は少なめでした。ボタンの凹凸はありますが、天面の形状も拭きやすいフラットタイプ。内釜の重さ以外は、特別気になる点はありません。