【炊飯器界に衝撃!】63商品比べてわかった「炊き立てごはんNO.1」は4万円のアイリス!?“蒸気セーブ”の象印も注目
今回は「#新生活」をテーマに、5合炊き炊飯器63商品の比較検証で上位になった商品をピックアップ。炊きたてごはんのおいしさやお手入れの手間、置き場所が気になる人は要注目のアイテムです。
本コンテンツの情報は公開時点(2025年2月17日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。

世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。
5合炊き炊飯器63商品を集めて徹底検証しました!
一度の炊飯で3〜5人分炊ける、家族向きの5合炊き炊飯器。「炊き立てのおいしいご飯を味わいたい」「お手入れの手間が少ない方がいい」など、買い替えや新生活に向けて購入を検討している人も多いのではないでしょうか。
そこで5合炊き炊飯器の検証では63商品を集めて、「炊きたてごはんのおいしさ」「保温ごはんのおいしさ」「手入れのしやすさ」など、4項目を比較しました。
その結果わかったのは、炊きたてごはんのおいしさを追求する人と、お手入れの簡単さを重視する人、炊飯器の置き場所に困っている人では選ぶべき一台が違うということ。
さらに、今回わかったのは、炊きたてのご飯のおいしさは炊飯器の価格に左右されないということ……!!
ここからは、その理由も含めて「63商品使ってみてどこが違ったのか」検証結果をダイジェストでお届けしていきます。
【ポイント①】安い炊飯器でも「炊きたてごはん」のおいしさはハイエンドと遜色なし
ひとくちに炊飯器といっても、リーズナブルな商品から10万円を超えるような高級炊飯器まで価格はバラバラ。「高い炊飯器の方が美味しく炊けるんじゃない?」なんて思ってしまいますよね。
しかし、「普段から炊飯器を使用している男女10名のモニター」に各商品の価格を伏せて炊きたてごはんを食べて評価してもらったところ、高級炊飯器・安い炊飯器のどちらにも「また食べたい」「何杯でも食べられるおいしさ」といった高評価の声があり、価格の違いで評価が分かれることはありませんでした。
炊きたてごはんのおいしさは炊飯器の価格に左右されないといえる驚きの結果と言えます。
しかし、気になるのは「では、価格差はどこに出るのか」という点ではないでしょうか。それは、保温ごはんのおいしさを維持するための構造や炊き分けなどの機能の数。高級炊飯器のほうがこうした構造や機能に関して工夫がありました。
また、炊き上がったごはんの理想的な食感は「外しゃっきり・中ふっくら」の「外硬内軟」といわれていますが、今回の検証では「外硬内軟」の食感よりも、もう少し柔らかい食感を好む人が多いことがわかりました。
炊飯器によって炊き上がりの食感が違います。ご飯の硬さや食感に好みがある場合は、炊き分け機能を搭載した炊飯器を選ぶという手もあります。
【ポイント②】炊飯器は2つのポイントで「手入れのしやすさ」が激変します!
家族が多いなら食事ごと、保温する場合でも1日に1回はごはんを炊く炊飯器は、お手入れや操作のしやすさが使い勝手に影響します。とくに注目したいのはお手入れのしやすさ。
洗うパーツが内釜と内フタの2つ&内フタに凹凸がない構造だと、洗う際の手間が少なく負担になりにくいんです。
また、炊飯器の操作ボタンはタッチ式よりもしっかり押せた感覚のあるボタン式がおすすめ。
タッチ式は感度が悪いと強く押し込んだり、逆に感度が高すぎて誤操作につながる可能性もあります。ボタン式なら感度に左右されないので確実に操作できます。
この2つのポイントを同時に満たす炊飯器は実はかなり希少。後ほどご紹介するアイリスオーヤマの「マジャー炊飯器SHK-NR110」はその代表格ですので、ぜひご参考にしてください。
また、これ以外のポイントとして、意外と悩まされるのが「蒸気」の問題。ここに焦点を当てた機能を搭載した象印のおすすめモデルもご紹介しますので、あわせてご覧ください!
- おすすめスコア:★4.57(1位 / 63商品中)
- 炊きたてごはんのおいしさ:★4.74(1位)
- 保温ごはんのおいしさ:★3.97(46位)
- 手入れのしやすさ:★3.50(58位)
- 操作のしやすさ:★5.00(1位)
とにかく炊きたてごはんのおいしさにこだわりたいという人におすすめなのがアイリスオーヤマの「圧力IHジャー炊飯器RC-PCA50-H」。
名だたるハイエンド商品を相手に「炊き立てごはんのおいしさ」で全63商品中のNO.1評価を獲得しました。
炊きたてのごはんはお米のよさが引き立つ炊きあがりで、モニターからも「白米だけで味わって食べたくなるおいしさ」「また食べたい」との声も。
さらに、量り炊き・銘柄炊き分け・低温調理といった機能が充実していますが、それでいて価格は4万円以下と、リーズナブルで手が届きやすいのも大きなポイントです。
一方でお手入れが必要なパーツが5個と多めで、圧力炊飯に必要な調圧ボールという部品が内フタに付いています。このため、お手入れは少し手間に感じるかもしれません。
- おすすめスコア:★4.53(4位 / 63商品中)
- 炊きたてごはんのおいしさ:★4.50(13位)
- 保温ごはんのおいしさ:★4.35(7位)
- 手入れのしやすさ:★5.00(1位)
- 操作のしやすさ:★5.00(1位)
お手入れが必要なパーツが2つと少なく、ボタン式で操作しやすいのがアイリスオーヤマ「ジャー炊飯器SHK-NR110」です。
内フタに突起がないので洗いやすく、毎日使用する人でもお手入れの負担が少ない一台といえます。
炊きたてごはんはお米本来の甘味や香りを楽しめるほか、保温してもみずみずしさが大きく損なわれないため、モニターからは「保温し続けていたとは思えない」という声も挙がりました。
なにかと忙しい子どもがいる家庭や共働き世帯では、時間があるときに炊飯して保温することも多いのではないでしょうか。そんな時には、手入れのしやすさも兼ね備えた「ジャー炊飯器SHK-NR110」がきっとお役立ち!
価格が1万円台とリーズナブルなのも嬉しいところです。
- おすすめスコア:★4.51(6位 / 63商品中)
- 炊きたてごはんのおいしさ:★4.60(5位)
- 保温ごはんのおいしさ:★4.40(5位)
- 手入れのしやすさ:★4.51(20位)
- 操作のしやすさ:★4.00(22位)
炊飯中に蒸気が出るため、意外に困るのが炊飯器の置き場所問題。そんなときは蒸気レスや蒸気セーブ機能がある炊飯器を探してみてはいかがでしょう。
今回の検証で、蒸気セーブ機能を搭載した炊飯器のなかでNo.1だったのが象印マホービン「ZOJIRUSHI 極め炊き圧力IH炊飯ジャーNW-CB10」。炊飯時に出る蒸気が控えめなので、設置場所の選択肢が広がります。
炊きたてのごはんは粘りの強い、もちもち感を楽しめる仕上がりで、保温したごはんも水分が失われることなく、柔らかさを保ったままでした。
ただ、内釜は約700gと軽量ですが、お手入れ評価は伸び悩んでいます。
全63商品を使い比べた検証コンテンツも要チェック!
「炊飯器でおかずも調理したい!」「土鍋で炊いたような食感になる炊飯器はある?」と思ったら、検証コンテンツも要チェックです。全63商品を使い比べたランキングも掲載しています。
(執筆/マイべマガジン編集部・佐藤航)
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