快適な寝心地を提供すると謳っている、スノーピーク コットハイテンション BD-030。インターネット上では高評価の口コミが多い一方、「長くて重いので担ぎにくい」「生地が微妙に硬い」などの気になる評判も存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、スノーピーク コットハイテンション BD-030を含む、ハイコット全26商品を実際に使って、組み立てやすさ・寝心地・持ち運びやすさ・機能性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね。
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すべての検証は
マイベストが行っています
目次
スノーピーク コットハイテンション BD-030は、包み込まれるようなフィット感を求める人におすすめです。実際に寝た男女5人のモニターからは、「張りもあるけど少し沈み込みからとても寝心地がいい」と好評でした。比較したなかには布地の張りが強すぎる商品もあったのに対し、「生地が微妙に硬い」という口コミ同様の指摘もありません。
脚部の安定感もあり、軋みやぐらつきは見られず。生地にある程度張りがあるため、寝返りもうちやすいとモニターに好印象でした。横幅も65cmと狭すぎません。比較した商品には横幅70cm以上とワイドなものもありましたが、肩部分が窮屈だと感じた人はゼロ。「快適な寝心地を提供する」との謳い文句にも納得のクオリティでした。
サッと組み立てられるのも便利なポイントです。メインフレームを伸ばして布地を通すだけなので、力がなくてもスムーズに組み立てられました。比較したなかには力をいれないと組み立てられないものもあったのに対し、「折りたたみ式で広げるだけで設営できる」とモニターから支持されています。
しかし、重量は6kg重めです。比較した商品には2~3kg程度のものもあったのに対し、持ち運びにくいのが惜しいところでした。組み立て時も重さを指摘する声が聞かれています。収納時はコンパクトにまとまるものの、「長くて重いので担ぎにくい」との口コミにも納得。車で移動したり、キャリーカートで運んだりするとよいでしょう。
値段は執筆時点で税込49,500円(公式サイト参照)。比較したなかでも高額ですが、包み込まれるような心地に値段以上の満足感が得られるでしょう。ただし、機能はかなりシンプルです。ハイ・ローの2Wayで使えるもの・サイドポケットつきのものも気になる人は、ほかの商品も検討してみてください。
そもそもハイコットとは、高さ35~40cmほどのアウトドア用簡易ベッドのこと。通常のマットと異なり寝床が地面から離れているため、地表温度の影響を受けづらいのが特徴です。
今回ご紹介するコットハイテンション BD-030は、快適な寝心地を提供すると謳う商品。キャンプや庭・ベランダといった場所を至福スペースに変えるとアピールしています。販売元は、アウトドア用品を多数取り扱っている有名ブランド、スノーピークです。
展開時のサイズは、幅200×奥行65×高さ32cm。脚部はアルミニウム合金、布地にはポリエステル素材が使われています。荷重がかかることでシートが引っ張られ、適度なクッション性が得られる設計です。
収納時のサイズは、幅125×奥行28×高さ20cm。持ち運びや収納に便利な専用の袋が付属します。
今回は、スノーピーク コットハイテンション BD-030を含む、ハイコット全26商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、組み立てやすさの検証です。各商品を実際に組み立てた際の、組み立てやすさをチェックしました。
検証の結果、モニター5人中3人が「簡単に組み立てられる」と回答。「脚が重たい」との意見は出ましたが、作業自体はメインフレームを伸ばして布地を通すだけなので時間がかかりません。とくに力を必要とする部分がないため、誰でも容易に組み立てられるでしょう。
比較した結果、組み立て式よりも収束式・折りたたみ式のほうが設営は楽な傾向がありました。本商品も折りたたみ式のため、毎回細かなパーツを組み立てる必要はありません。サッと準備が整うでしょう。
<組み立てやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次に、寝心地の検証です。
男女5人のモニターがそれぞれのハイコットに横になり、使いやすさを総合的に評価しました。フィット感・寝返りの打ちやすさ・脚部の安定性などを見ています。
寝心地を確認したところ、モニターの5人全員がフィット感があると回答しました。布地に張りがありつつ適度に沈み込むため、絶妙なフィット感があります。口コミのように生地が硬いという指摘もありませんでした。
横幅は65cmと十分な広さ。比較した結果、横幅が65cm以上あれば肩周りが窮屈に感じにくい傾向があり、こちらも「若干狭いけど問題ない」と好評でした。
<フィット感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
横幅が狭すぎないため、寝返りもモニター5人中4人が「うちやすい」と答えています。「調整する感じはある」とのコメントは見られたものの、生地がしっかりしているので不安定さは感じにくいでしょう。
脚部も地面を捉えて安定しており、ぐらつきや軋みは見られません。モニターからは「かなり安定していて揺れない」「軋みがなく、布地とのこすれ音も感じない」という声が聞かれました。
地面高は32cm。ベンチとして使うには40cmはほしいところですが、「快適な寝心地を提供する」との謳い文句にも頷ける結果です。ベッドメインで使うにはよいでしょう。
<寝返りの打ちやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いて、持ち運びやすさの検証です。それぞれ重量と体積の2点を計測し、持ち運びやすさを総合的に評価しました。
収納時のサイズは幅125×奥行28×高さ20cm、重量は6kg。収納ケースがありコンパクトにまとまりますが、「長くて重い」との口コミどおりです。比較したなかには2~3kgと軽量なものもあったのに対し、楽に持ち運べるとはいい難いでしょう。
組み立て式のようにバイクでの持ち運びは難しいため、車の荷室に積み込んで運び、キャンプサイトでの移動はキャリカートなどを使うのがおすすめです。
最後は、機能性の検証です。ハイコットとローコットの2wayで使えるか、リクライニングなどのプラスαの機能があるかなどをチェックしたところ、結果は以下のとおりでした。
ベッドとしての機能に特化しており、チェックした項目すべて非対応でした。比較した商品も機能は2つ以下のものがほとんどでしたが、なかにはリクライニング以外すべて備えていたものも。シーンによって高さを変えたい、スマホなどの置き場を確保したいといった場合には、ほかの商品もチェックするとよいでしょう。
スノーピーク コットハイテンション BD-030は、公式サイトで税込49,500円(※執筆時点)で販売されています。5,000円以上なので、配送料は無料です。そのほかの取扱店舗は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイト。ポイントを活用したい人は、検索してみてくださいね。
なお、スノーピークでは保証サービスを提供しています。損傷の理由に応じて無料・有料での修理を行っているので、利用したいときは公式サイトのオンライン修理受付からお申し込みください。
最後に、寝心地がよく持ち運びもしやすい商品をご紹介します。
バイクでも持ち運びたいなら、そうまファクトリー HIGH & LOW 2way コットがぴったり。収納サイズは幅54×直径18cm、本体重量は3.1kgと軽量かつコンパクトです。寝心地も申し分なく、背中全体を包み込むようなフィット感が得られます。サイドポケットやカラビナループがあるのも便利ですよ。
WAQのフォールディングコットは、横幅67cmと広く窮屈に感じにくいのが魅力。布地のフィット感や脚部の安定感もよく、心地よく過ごせますよ。収納サイズは幅60×奥行18×高さ18cm、重量は3.2kgとこちらもバイクの荷台に積めるほどコンパクトです。組み立ても簡単で、サッと設営できます。
設営方法 | 組み立て式 |
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展開時幅 | 66cm |
生地の横幅 | 66cm |
耐荷重 | 150㎏(分散耐荷重) |
生地の素材 | ポリエステル(600D) |
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2Way対応 | |
収納バッグの枕利用可能 | 不明 |
付属品 | 収納袋 |
RIOSOL HIGH & LOW 2way コット hl-2w-cotをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
設営方法 | 組み立て式 |
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展開時幅 | 67cm |
生地の横幅 | 67cm |
耐荷重 | 150kg |
生地の素材 | ナイロン |
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2Way対応 | |
収納バッグの枕利用可能 | 不明 |
付属品 | 収納袋 |
WAQ 2WAY フォールディングコットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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