広げるだけで簡単に設営できると評判のハイコット、コールマン(Coleman) コンバータコット。「寝心地がよい」と評判です。しかし、「安定感がいまひとつ」「重い」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、コールマン コンバータコットを含むハイコット全26商品を実際に使って、寝心地・組み立てやすさ・持ち運びやすさ・機能性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
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すべての検証は
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目次
コールマン コンバータコットは、組み立ての手軽さを重視する人におすすめです。折りたたみ式のため、順番に広げていくだけで組み立てが完了します。比較した折りたたみタイプの商品なかには、組み立てに力が必要な商品もありましたが、力も必要ありません。モニターからも「速く組み立てられた」と好評でした。
実際に寝てみるとシートには強めの張りが心地よく、口コミどおり寝心地は高評価となりました。ただし、横幅は比較した商品のなかでは広くはないので、モニターからは「幅がないので寝返りができない」との声も。体の大きな人は窮屈さを感じることもありそうです。また、地面高も32.5cmとベンチとして使うにはやや低めでした。
一方で、口コミで懸念されていた安定性については、比較した商品のなかでも非常に高い評価を獲得。脚部の軋みを感じたモニターもおらず、脚部は非常に安定しています。「シートとフレームのこすれる音がする」というモニターはいたものの、就寝用のベッドとして使用しなければ気にするほどではないでしょう。
さらに背面4段階・足側2段階のリクライニング機能を搭載しており、快適な姿勢をキープできるのも魅力です。しかし、比較したほかの商品にあった2way仕様や収納機能がないのは惜しいところ。機能性重視の人には物足りない可能性があります。
また収納時のサイズは、比較した商品のなかでは大きめでした。厚みはないので車のちょっとした隙間にも収納できますが、重量も6kgと重く口コミどおり気になります。持ち運びやすさを重視したい人や便利な機能がほしい人は、ほかの商品をチェックしてみてくださいね
そもそもハイコットとは、地面からの高さが35~40cm程度のアウトドア用簡易ベッドのことです。高さがあるので、地面の状態や温度の影響を受けづらいのがメリット。シートの下も収納スペースとして活用でき、フロア(底面の布地)がないフロアレステントとの相性がよいアイテムです。
今回は、1901年にアメリカで創業した世界的なアウトドアブランド・コールマンのコンバータコットをご紹介。背面4段階・足側2段階のリクライニング機能により、快適な姿勢でのくつろぎを目指したハイコットです。折りたたみタイプを採用し、手順通りに広げるだけで設営できるとアピールされていますよ。
展開時のサイズは幅193.8×奥行64.0×高さ32.5cm、耐荷重102kgで、約190cmほどの背の高い人でも使いやすい仕様です。地面高は32.5cmと低め。フレーム(骨組み)は頑丈なスチール製を採用しています。
3つに折りたたむことができ、収納時のサイズは幅15.5×奥行21.5×高さ70cm。収納に便利な収納袋も付属しており、車のトランクルームなどのちょっとした隙間に収納できますよ。
今回はコールマン コンバータコット 2000020282を含む、ハイコット全26商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、組み立てやすさの検証です。男女5名のモニターで実際にハイコットを組み立ててみたところ、全員が「設置が簡単で満足」と絶賛。比較した商品のなかには組み立ての工程が多い商品もあるのに対し、トップクラスの高評価を獲得しました。
折りたたみタイプのため、広げるだけで簡単にセットが完了します。比較した折りたたみタイプの商品のなかには、組み立てに力が必要な商品もありましたが、力も必要ありません。
ただし、リクライニングする背面部分の構造がやや複雑と感じた人も。モニターのなかには「リクライニングの部分だけ人に手伝ってもらった」との声もあり、少し慣れが必要な部分があります。
<組み立てやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いて、寝心地の検証です。
mybestの男女5名のモニターで、実際にハイコットに横になります。フィット感・横幅のゆとり・寝返りのうちやすさ・脚部の安定性・脚部の軋みや生地のこすれる音の有無をチェックし、評価しました。
モニター5名が実際に寝てみたところ、モニター全員がフィット感について満足と回答する、口コミどおりの高評価に。シートには強めの張りがあるものの、「反発する感じが心地よい」と満足の声が次々と聞かれました。
しかし、シートの横幅は64cmと比較した商品のなかでは広くはないため、モニターからの評価も分かれました。「寝るには十分な広さ」と感じた人がいる一方で「ちょっと狭い感じもする」との声もあり、体格によっては窮屈さを感じてしまいそうです。
<フィット感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
寝返りのうちやすさについては、モニター5名全員が寝返りのうちにくさを感じる結果に。シートには十分な張りがありますが、複数のモニターが「幅がないので寝返りができない」と回答しました。
地面高も32.5cmとやや低めです。高さ70cm程度の一般的なアウトドア用テーブルとは高さがあわせにくく、ベンチとしては使いにくさを感じることもあるでしょう。
一方で、口コミで懸念されていた安定性については、モニター5名全員が高評価でした。脚部の軋みを感じたモニターもおらず、脚部は非常に安定しています。「シートとフレームのこすれる音がする」という意見も一部ありましたが、気になるほどではないでしょう。
<寝返りのうちやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いて、持ち運びやすさの検証として、実際の重さ・収納時のサイズ感をチェックしました。
収納時のサイズは幅15.5×奥行21.5×高さ70cmと、比較した商品全体では大きく、重量も6kgと口コミどおり重めです。持ち運びのしやすさを重視するなら、軽量コンパクトな商品が多い組み立てタイプの購入を検討しましょう。
ただし、比較した商品の折りたたみタイプの商品に限って見ればコンパクトで、特別に重いわけでもありません。厚みもないので、車のトランクルームなどの隙間にも収まりそうです。
最後に、機能性について検証。リクライニングやサイドポケットの有無などの5つの機能がついているかを確認したところ、背面と足側のリクライニング機能のみという、物足りない結果となりました。
背面4段階・足側2段階のリクライニング機能でリラックスできますが、比較したほかの商品にあった便利なハイ・ローの2way対応や収納機能などの便利な機能には対応していません。
しかし、比較した商品のなかでは、リクライニング機能に対応している商品はわずか2つのみ(執筆時点)。機能の少なさは気になるものの、アウトドアでの快適さを重視したい人にとっては、一考の価値がありそうです。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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コールマン コンバータコット 2000020282は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。また、海外サイトになりますが、公式オンラインショップでも販売中です。
販売価格は執筆時点で$59.99と、日本円に換算すると約8,400円ほどとなっています(公式サイト参照)。
最後に、持ち運びやすくて機能的な商品をご紹介します。
WHATNOTの2WAY TACTICAL COTは、軽量コンパクトなのが特徴です。重量3kgと非常に軽く、肩掛けできる収納袋も便利。車だけでなく自転車やバイクでも持ち運べます。さらにシートには背中を包み込むようなフィット感があり、無理なく寝返りがうてました。2Way対応で収納も充実しており、機能性も高い商品です。
RIOSOLのHIGH & LOW 2way コットも、機能的で持ち運びやすい商品です。重量3.1kgと軽量で、収納時のサイズは幅54×直径18cmとコンパクト。脚部の取りつけにはやや力がいるものの、横幅に余裕があるため窮屈さを感じることなく、寝返りもできて快適です。2Way対応のほか、サイドポケットつきで小物の収納に困りません。
設営方法 | 組み立て式 |
---|---|
展開時幅 | 66cm |
生地の横幅 | 66cm |
耐荷重 | 150㎏(分散耐荷重) |
生地の素材 | ポリエステル(600D) |
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2Way対応 | |
収納バッグの枕利用可能 | 不明 |
付属品 | 収納袋 |
RIOSOL HIGH & LOW 2way コット hl-2w-cotをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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