ロード用・山用のどちらでも使えると評判の、コロンビア BM0109 モントレイルF.K.T。ネット上では高評価な口コミが多い一方、「足に負担がかかる」「岩場に弱い」など気になる声もあり、購入に踏み切れない人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、モントレイルF.K.Tを含むトレイルランニングシューズ15商品を実際に使ってみて、クッション性・グリップ力・使用感・速乾性を比較してレビューしたいと思います。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
この商品は、ソールの硬さにより好みが分かれました。
モニターからは「下り道で関節に負担を感じる」という声があがっています。速乾性も標準レベルで、ドライヤーを当てても水分がなかなか抜けきりませんでした。
一方、グリップ力については高い評価を得ています。つま先とかかとでラグの深さが異なり、ぬかるみや階段のふちといった場所でも安心感がありました。クッション性もまずまずで、かかとを包み込むソフトな履き心地が好印象です。登山からトレイルランニングへの移行を考えている人に適したアイテムといえるでしょう。
とはいえ、トレイルランニングシューズはほかにもたくさん販売されています。関節の負担が気になる人は、レビューを参考に他商品も含めて検討してみてくださいね。
2017年生まれのトレイルランニングブランド、コロンビア モントレイル。それぞれに活躍していた2ブランドが技術力を結集し、シューズ・シャツ・アウターウェアなど全身の装備を提供しています。
今回ご紹介するのは人気シリーズのカルドラドをベースに作られた、モントレイルF.K.Tです。
この商品は、短距離〜中距離のレースを想定して開発されました。
ミッドソールには、新開発のA.T.R.システムを搭載。2種類のミッドソールでトレイルシールドを挟み込む仕組みです。安定感・衝撃吸収性・足裏保護へのこだわりが詰まっています。
履き心地と通気性に配慮し、縫い目のないメッシュアッパーを採用しました。つま先とサイドには補強パーツがあり、走行中の足をサポートします。
濡れた地面で力を発揮するアウトソール技術、アダプトトラックスにもご注目ください。最適な接地をうながし、トレイルパフォーマンスをアップさせる効果が期待できます。
サイズ展開は25.0〜30.0cmの全11パターンで、カラー展開も豊富。
ウェアの雰囲気や好みに合わせて選んでみてくださいね。
コロンビア モントレイルでは、クッション性能をサポートするカスタムフィットインソールも販売中です。
土踏まず部分のアーチがしっかりしている人にはエンデュロソール・低めの人にはエンデュロソールLPがおすすめ。あわせて購入を検討してみてはいかがでしょうか。
今回はモントレイルF.K.Tを含むトレイルランニングシューズ全15商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1〜5点の評価をつけています。
検証①:クッション性
検証②:グリップ力
検証③:使用感
検証④:速乾性
まずは、クッション性について検証します。
トレイルランニング専門家の田口穣さんにシューズを履いていただき、不整地・傾斜・林道・平地などの走り心地をチェックしました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
クッション性は3.0点と平均的な結果に。
作り自体がそこまでやわらかいわけではありませんが、履き心地はソフトで好印象。かかとを包み込むので安定感があります。不整地・落ち葉との相性もまずまずでした。
次は、グリップ力の検証です。
クッション性の検証と同様、トレイルランニング専門家の田口穣さんに未舗装の道などを走ってもらいます。ラグと呼ばれる靴底の突起の配列や素材にも注目し、評価を行いました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
グリップ力の評価は3.0点を獲得しました。ラグはつま先が浅く、かかと部分が深い作り。ねじれ剛性もまずまずで、平地や乾いた地面であれば問題なく走れます。
ただし、ぬかるみではやや滑りやすい材質のため高評価を逃す結果になりました。
続いて、使用感を検証します。
トレイルランニング初心者の男性モニター2人に協力を依頼。シューズを履いてもらい、ぬかるみ・落ち葉・階段・傾斜・岩場の5地点での走り心地を調査しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
使用感は4.2点と高評価を得ました。
階段のふちなど不安定な道でも高いグリップ力を発揮し、安心感があります。
少し気になったのは、ミッドソールの硬さ。
モニターからは「下りだと関節に負担を感じる」という声があがっています。好みが分かれる印象なので、購入前にフィッティングしておくとよいでしょう。
最後は、速乾性の検証です。
雨に降られた状況を想定し、シャワーをシューズにかけて濡らします。水気を拭き取ってからドライヤーを5分間当てて乾かし、シューズの重量がどれくらい変化するかをチェックしました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
速乾性は3.0点。濡らす前との重量差が40gあり、平均レベルに留まりました。
水分が抜けにくいので、水たまりを踏んだり雨に降られたりする場面は避けたほうが無難です。
最後に、足への衝撃が軽減されるトレイルランニングシューズをご紹介します。
まずは、asicsのGEL-FujiTrabuco 8をチェックしてみてください。靴自体がしっかりとした構造で、衝撃吸収性に優れています。濡れたあともそれほど重くならないので、雨の日にも問題なく使えるでしょう。ランダム配置・深さ6mmのラグはグリップ力が高く、どんな道も臆せず走れます。
あわせて注目してほしいのは、inov-8のTERRAULTRA G 270 MS。クッション性とグリップ力のバランスがよく、関節への負担を感じないと好評です。速乾性に優れているのもポイント。濡れても重さが気にならないので、雨に降られても慌てる必要がありません。
アッパーの素材 | 合成繊維、人工皮革、合成樹脂 |
---|---|
アウトソールの素材 | ラバー |
重量(27cm) | 327g |
ヒールドロップ | 8mm |
ラグの深さ | 6mm |
足囲(ウィズ) | 不明 |
カラー展開 | 5種類 |
防水性 | 不明 |
ソールの曲げ強度 | 不明 |
ソールの硬さ | 不明 |
ミッドソールの硬さ | 不明 |
留め具の種類 | 靴紐 |
GEL FujiTrabuco 8をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
アッパーの素材 | 合成繊維、合成樹脂 |
---|---|
アウトソールの素材 | ラバー |
重量(27cm) | 260g |
ヒールドロップ | 0mm |
ラグの深さ | 3mm |
足囲(ウィズ) | 3E |
カラー展開 | 4種類 |
防水性 | 不明 |
ソールの曲げ強度 | 不明 |
ソールの硬さ | 不明 |
ミッドソールの硬さ | 不明 |
留め具の種類 | 靴紐 |
TERRAULTRA G 270 MSをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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