どんなシーンにもなじむデザインが評判の、ナイキ ペガサス トレイル2。しかしネット上では口コミが少なく、購入を悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ナイキのペガサス トレイル2を含むトレイルランニングシューズ15商品を実際に使ってみて、クッション性・グリップ力・使用感・速乾性を比較してレビューしたいと思います。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
この商品は、障害の多い場所を走る本格的なトレイルランニングには向いていません。一般的なランニングシューズと似たラグ配列を採用しており、深さも2〜3mm程度と浅め。ぬかるみに弱く、木の根などの上を走るときも滑ってしまいがちでした。
一方、関節負担を感じにくいやわらかなクッション性は評価できます。履き心地もソフトで、雲の上を走っているようなふわふわとした感覚が味わえました。
ブレーキのききがよく、下り坂も怖さを感じません。走行性能は十分なので、天気がよい日のレースデビューにおすすめですよ。速乾性も標準レベルに達しています。急に雨に降られることがあっても重さを気にせず走れるでしょう。
とはいえ、トレイルランニングシューズはほかにもたくさん販売されています。より本格的なシューズをお探しなら、レビューを参考に他商品も含めて検討してみてください。
1968年設立のスポーツブランド、ナイキ。躍動感・スピード感を表現したロゴマークは、誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
今回ご紹介するのはランニングシューズ「ペガサス」シリーズのひとつ、トレイル2です。
この商品は、耐久性・反発性にこだわって作られました。トレイルアスリート・ランナー・アウトドア愛好家などさまざまな人をサポートします。
また、普段使いしやすいおしゃれなデザインがポイント。直接地面と触れるアウトソールに、バイクのタイヤをイメージしたパターンを施しています。
また、安定性を高めるため、独自開発のNike Reactフォームを採用。
履き口にはフェイクゲートルがあり、汚れ・破片などがシューズ内に侵入するのを防ぎます。フルレングスデザインが足を包み、スムーズな移動を助けるでしょう。
足の甲を覆うアッパーには全面にメッシュ素材を使用。通気性にも配慮しています。
ヒールに、つまみのプルタブも付いているので、着脱も簡単です。思いたったらすぐ走りに行けますよ。
雨の日に適したペガサス トレイル2 GORE-TEXも販売中です。
アッパーに独自のGORE-TEX Invisible Fitテクノロジーを搭載。柔軟性・防水性を高めています。乾きやすく、すぐ次のワークアウトに対応できるのも魅力です。この機会にぜひチェックしてみてくださいね。
今回はナイキのペガサス トレイル2を含むトレイルランニングシューズ全15商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1〜5点の評価をつけています。
検証①:クッション性
検証②:グリップ力
検証③:使用感
検証④:速乾性
まずは、クッション性の検証です。
トレイルランニングの専門家である田口穣さんに、不整地・傾斜・林道・平地などを走っていただきました。クッション性・反発性に注目して評価を行います。
この検証での評価は、以下のようにつけました。
クッション性は4.5点。フィット感のあるやわらかい履き心地で、検証した商品中トップクラスの評価を得ました。雲の上を走っているようなふわふわした感覚が好評。ロード・不整地ともに快適です。
反発性は弱く、どちらかというと沈み込みが強い印象。ロードシューズのような感覚で走れます。
次に、グリップ力の検証をします。
クッション性の検証に続き、トレイルランニング専門家の田口さんに協力を依頼。未舗装の道を走ってもらい、ラグの配列や素材を含めて厳しくチェックしていただきました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
グリップ力は2.5点です。アウトソールに施された突起のラグは、通常のランニングシューズと同じような配列。深さも2〜3mm程度しかありません。
平地や乾いた斜面では問題なく使用できますが、雨が降っているときのグリップ性能はいまひとつ。ぬかるみなどを通るときは、滑らないよう注意してください。
続いて、使用感の検証です。
トレイルランニング初心者の男性モニター2人に、シューズを履いて走ってもらいます。ぬかるみ・落ち葉・階段・傾斜・岩場での走り心地をチェックしました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
使用感は3.7点。クッションがやわらかいため、関節負担が少ないと好評です。ソフトな感触ながらブレーキもきき、下り坂も怖くありません。
ぬかるみや木の根が多い道との相性はよくないものの、まずまずの走り心地といえるでしょう。
最後は、速乾性の検証をします。
雨に見立てたシャワーをシューズにかけ、水気を軽く拭き取ってから5分間ドライヤーに当てます。濡らす前後のシューズ重量を比較し、評価を行いました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
速乾性は3.0点。濡らす前との差は34gで、標準レベルという結果になりました。
そこまで重さを感じるほどではないので、雨の日も問題なく走れますよ。
最後に、ぬかるみでも滑りにくいおすすめトレイルランニングシューズをご紹介します。
まずチェックしてほしいのは、asicsのGEL-FujiTrabuco 8。ラグがランダム配列で、深さも6mmある点が特徴。あらゆる路面で優秀なグリップ力を発揮しました。また、アッパーは登山靴のように硬く、しっかりとした履き心地です。本格的なトレイルランニングシューズをお探しの人にぴったりですよ。
速乾性の高さを重視するなら、スポルティバのAkasha 26Yをご検討ください。アッパー全体が網目構造になっており、乾きやすいと好評です。また、靴裏の内側・外側で高さの異なるラグを配置。傾斜でも高いグリップ力を発揮しました。ねじれ剛性が高く安定性も兼ね備えた優秀アイテムです。
アッパーの素材 | 合成繊維、人工皮革、合成樹脂 |
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アウトソールの素材 | ラバー |
重量(27cm) | 327g |
ヒールドロップ | 8mm |
ラグの深さ | 6mm |
足囲(ウィズ) | 不明 |
カラー展開 | 5種類 |
防水性 | 不明 |
ソールの曲げ強度 | 不明 |
ソールの硬さ | 不明 |
ミッドソールの硬さ | 不明 |
留め具の種類 | 靴紐 |
GEL FujiTrabuco 8をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
アッパーの素材 | エアメッシュ、ダイナミックプロテクション、PU レザー |
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アウトソールの素材 | ラバー |
重量(27cm) | 315g |
ヒールドロップ | 6mm |
ラグの深さ | 3mm |
足囲(ウィズ) | 不明 |
カラー展開 | 3種類 |
防水性 | 不明 |
ソールの曲げ強度 | 不明 |
ソールの硬さ | 不明 |
ミッドソールの硬さ | 不明 |
留め具の種類 | 靴紐 |
Akasha 26Yをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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