軽やかな履き心地で人気を集めている、ナイキ ワイルドホース6。しかしインターネット上では口コミが少なく、実際の評判がわからないため購入を悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
今回検証したナイキのワイルドホース6は、濡れた不整地で滑りやすいのがネック。丸みを帯びたラグが、悪天候において滑りやすいと評価されました。雨のついた落ち葉の上や階段のふちなどでは安定感に欠けるため、注意したほうがよいでしょう。
アッパーの硬さやねじれ剛性の弱さも気がかりなポイントです。フィット感がいまひとつで、怪我につながる恐れがあります。
一方、クッション性が高く走りやすい点は好印象。硬い地面でもやわらかいクッションが感じられ、足の力を使って走行している実感がありました。傾斜のある道もこれといった問題はなし。速乾性にも優れているので、雨の日を含め日常的に活用できますよ。
とはいえ、トレイルランニングシューズはほかにもたくさん販売されています。雨上がりの山道も滑らずに走れるアイテムをお探しなら、レビューを参考に他商品も検討してみてくださいね。
アパレル・スニーカーを中心に、スポーツ関連アイテムを販売するナイキ。ソールにエアを搭載したエアマックスシリーズを生み出し、技術力とデザイン性の高さで人気を集めています。
今回ご紹介するのはトレイルランニング向けシューズの2020年モデル、ワイルドホース6です。
この商品は、安定感と履き心地にこだわって作られました。
Nike Reactフォームが反発性を強化し、かかと部分にはクッショニングをプラス。足をしっかり固定できるように工夫されています。
アウトソールにフルラバーを採用しているのも魅力のひとつ。
前足・かかと部分には摩擦に強い素材、中央部には粘着力のあるラバーを配置しています。グリップ力を高める工夫が詰まった商品です。
履き口は足を包み込んでサポートし、汚れや破片の侵入防止に役立ちます。
かかとにユーティリティタブがあり、着脱が簡単にできるのもうれしいポイントです。
カラーバリエーションは1種類のみ。オレンジ系のポップなカラーに、アウトソールやユーティリティタブのグリーンが映えます。
幅広いサイズ展開なので、パートナーとお揃いで購入するのもよいでしょう。
同ブランドでは、悪天候に適したペガサス トレイル2 GORE-TEXも販売中です。
今回はナイキのワイルドホース6を含むトレイルランニングシューズ全15商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
検証③:使用感
検証④:速乾性
最初に、クッション性について検証しました。
トレイルランニングの専門家である田口穣さんにご協力いただき、実際にシューズを履いて不整地・傾斜・林道・平地などを走ってもらいます。履き心地や関節への負担をチェックし、評価を行いました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
クッション性は、3.5点とまずまずの評価です。硬い地面でも心地よいクッション性を感じられました。とくに前足部がやわらかく、地下足袋のように足の力をしっかり使っている感覚があります。
山道を走り慣れていない初心者もチャレンジしやすい印象です。
ただしアッパーが硬いため、フィット感はいまひとつ。
引き続き、専門家の田口さんに協力を依頼。岩や土の上でも滑らず走れるか、ラグと呼ばれる靴底の突起の配置や素材は工夫されているかを調べました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
グリップ力も同じく3.5点。つま先からかかとまで、靴底全体に丸みのあるラグが配置されていました。高さは3mm程度で、走りやすさをキープしつつ適度なグリップ力が期待できるでしょう。
実際に走ってみると前足部がしっかり地面を捉え、傾斜も問題なく走行できました。
ただし、ぬかるみでは安定感がいまひとつ。滑る恐れがあるため、雨上がりなどは注意が必要です。
ねじれ剛性も弱く、標準点レベルに留まる結果になりました。
次に、使用感について検証します。
トレイルランニング初心者の男性モニター2人が、実際に商品を履いて走行。ぬかるみ・階段・傾斜などでも安定して走れるかチェックしました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
使用感は、2.0点と低評価に。
モニターから「階段のふちや濡れた落ち葉の上を走ると滑る」「水分を含んだ地面には不向き」など、滑りやすさを指摘する声があがっています。グリップ力検証でわかったとおり、濡れた地面では注意が必要な商品といえるでしょう。
雨に濡れた状態を再現するため、シューズにシャワーを1分間当てます。タオルで水気を拭き取ってから5分間ドライヤーで乾かし、濡れる前とあとの重さを比べました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
速乾性は、4.0点と高評価を獲得。検証では30~45g重くなるシューズが多いなか、ワイルドホース6は濡れる前と20gしか差がありませんでした。
最後に、滑りにくいおすすめトレイルランニングシューズをご紹介します。
まずは、asicsのGEL-FujiTrabuco 8にご注目を。深さ6mmのラグをランダムに配置しているため、どんな地面もしっかり捉えられます。モニター検証では、ぬかるみや落ち葉の上も滑らず走行できました。ねじれ剛性が高く安定性に優れており、怪我のリスクが少ないのも利点です。
登山からトレイルランニングへ移行する人は、スポルティバのAkasha 26Yをご検討ください。適度な硬さのミットソールは不整地との相性がよく、さまざまな路面に対応できます。外側と内側で高さが異なるラグを搭載しているので、傾斜でも高いグリップ力を発揮しました。
アッパーの素材 | 合成繊維、人工皮革、合成樹脂 |
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アウトソールの素材 | ラバー |
重量(27cm) | 327g |
ヒールドロップ | 8mm |
ラグの深さ | 6mm |
足囲(ウィズ) | 不明 |
カラー展開 | 5種類 |
防水性 | 不明 |
ソールの曲げ強度 | 不明 |
ソールの硬さ | 不明 |
ミッドソールの硬さ | 不明 |
留め具の種類 | 靴紐 |
GEL FujiTrabuco 8をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
アッパーの素材 | エアメッシュ、ダイナミックプロテクション、PU レザー |
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アウトソールの素材 | ラバー |
重量(27cm) | 315g |
ヒールドロップ | 6mm |
ラグの深さ | 3mm |
足囲(ウィズ) | 不明 |
カラー展開 | 3種類 |
防水性 | 不明 |
ソールの曲げ強度 | 不明 |
ソールの硬さ | 不明 |
ミッドソールの硬さ | 不明 |
留め具の種類 | 靴紐 |
Akasha 26Yをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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