軽くて履き心地が評判の、スポルティバ Akasha 26Y。しかしインターネット上では口コミが少なく、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、Akasha 26Yを含むトレイルランニングシューズ15商品を実際に使ってみて、クッション性・グリップ力・使用感・速乾性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
Akasha 26Yは、登山からトレイルランニングを始める人におすすめです。
グリップの外側と内側でラグの高さが異なり、傾斜でも問題なく走れると好評。ねじれ剛性が高く、安定性にも優れています。ミッドソールもほどよい硬さで、もともと登山をしていた人に適したアイテムといえるでしょう。
アッパー全体が網目構造になっており、速乾性の検証でも高得点を記録しました。ぬかるみや濡れた落ち葉の上ではスピードコントロールが必要という意見もありますが、総合的な評価はまずまず。路面の種類を選ばず、走りやすさをキープできます。
個性的なカラー展開も魅力的です。この機会にぜひ試してみてくださいね。
1928年にイタリアで生まれた老舗アウトドアブランド、スポルティバ。創業から今に至るまで自社工場での製造を続け、商品の品質と自然環境を守ってきました。
今回ご紹介するのはロングトレイル・長距離トレーニング向きのシューズ、Akasha 26Yです。
この商品は、ブランドの技術を惜しみなく盛り込んで作られました。
足の甲を覆うアッパーには、柔軟性と形状維持力を持ち合わせたダイナミックプロテクションシステムをを採用。インソールには衝撃から足を保護するクッションプラットフォームが採用されています。グリップ力やショック吸収へのこだわりが感じられる一品です。
つま先にはTPU素材のカバーを使用し、衝撃吸収性・耐摩耗性を高める工夫がみられます。
また、足幅が広く作られているのもうれしいポイント。長時間トレーニングにも対応できるような設計です。
カラー展開は全3種類。検証に用いたオパール×チリのほかに、クレイ×キウイと新色のレッド×イエローがあります。
サイズは24.9〜31.0cmまで展開していますが、カラーによって品切れになっていることも。まずは公式サイト・ECサイトで在庫をチェックしてみましょう。
Akashaの要素を取り入れたロングディスタンスモデル、JACKALにもあわせてご注目ください。
2019年春夏コレクションで話題になったスピードモデルKAPTIVAをベースに、新開発のアウトソールを採用。衝撃を吸収しつつ、エネルギーを進行方向に向けて変換します。ブラック&イエローのおしゃれな見た目も魅力です。
今回はAkasha 26Yを含むトレイルランニングシューズ全15商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1~5点の評価をつけています。
検証①:クッション性
検証②:グリップ力
検証③:使用感
検証④:速乾性
まずはクッション性の検証です。
トレイルランニングの専門家である田口穣さんに協力を依頼。不整地・傾斜・林道・平地などを走ってもらい、クッション性や反発性について評価を行いました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
クッション性は3.5点。ミッドソールがやわらかすぎず硬すぎないので、不整地との相性が良好です。
沈み込みが少なく、だからといって反発力が強すぎることもありません。落ち葉の上もスムーズに走れました。モニターからは「走る際のロスがない」と評価する声があがっています。
一方で、平地との相性はいまひとつ。
なかにはもう少しやわらかいほうがよいという意見も。評価が伸び悩んでしまいました。
続いて、グリップ力を検証します。
クッション性と同じく、専門家の田口さんに不整地・傾斜・林道・平地などを走って評価してもらいます。ラグの配列・素材に関してもあわせてチェックを行いました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
グリップ力は4.0点。ラグと呼ばれる靴底の突起の高さが内側5mm・外側5.5mmに作られており、少し高低差があります。そのため、傾斜でもしっかりとグリップ力を発揮しました。
つま先・かかとなど減りやすいラグの部分が強化されているため、耐久性にも期待できます。
土踏まずを補強する芯材、シャンクピースが使われている点も好印象です。
ラグの深さ・硬さともにほどよく、ねじれ耐性も優秀。安定感のあるアイテムといえるでしょう。
登山からトレイルランニングを始める人におすすめのシューズです。
次は、使用感を検証しました。
トレイルランニング初心者の男性2名に協力を依頼し、浅間山公園を走ってもらいます。ぬかるみ・落ち葉・階段・傾斜・岩場それぞれの走り心地を調べました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
使用感の検証では、3.5点を記録。モニターからは、「ソールがほどよい硬さで登りやすい」「傾斜でも安定感のある走りが味わえる」といった意見があがりました。
一方で、「濡れた落ち葉の上やぬかるみを下る際はスピードコントロールをする必要がある」という声も。そのため、惜しくも高評価には至りませんでした。
最後に、速乾性について検証します。
シャワーを雨に見立て、1分間シューズにかけます。タオルで軽く水気を拭いたあとにドライヤーを5分間当て、検証前後の重さを比較。水はけや速乾性について評価を行いました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
速乾性の検証結果は4.0点と高評価。30〜45g重くなるシューズが多いなか、29gの増加に留まりました。
アッパー全体の網目構造で乾きやすい点もポイントです。急な雨で濡れても不快感が少なく済むでしょう。
最後に、路面の種類に関係なく快適に走れるおすすめ商品をご紹介します。
まずは、asicsのGEL-FujiTrabuco 8をチェック。深さ6mmのラグがランダムに配列されており、グリップ力に優れています。モニターからも「ぬかるんだ下り坂や階段のふちなど、滑りやすいところでも問題なく走れる」と好評でした。アッパーが登山靴のように硬くやわらかさに欠けるものの、安定性の面では好印象です。
ランニングからトレイルランニングに移行する人は、HOKA ONEONEのトレント2をご検討ください。検証では、前足部のやわらかさとクッションのバランスが好評。登り・下り・落ち葉の上など、路面を選ばず安定した走りが味わえます。ランニングからトレイルランニングに移行する人にぴったりのシューズですよ。
アッパーの素材 | 合成繊維、人工皮革、合成樹脂 |
---|---|
アウトソールの素材 | ラバー |
重量(27cm) | 327g |
ヒールドロップ | 8mm |
ラグの深さ | 6mm |
足囲(ウィズ) | 不明 |
カラー展開 | 5種類 |
防水性 | 不明 |
ソールの曲げ強度 | 不明 |
ソールの硬さ | 不明 |
ミッドソールの硬さ | 不明 |
留め具の種類 | 靴紐 |
GEL FujiTrabuco 8をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
アッパーの素材 | エンジニアードメッシュ |
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アウトソールの素材 | ラバー |
重量(27cm) | 256g |
ヒールドロップ | 5mm |
ラグの深さ | 5mm |
足囲(ウィズ) | 不明 |
カラー展開 | 3種類 |
防水性 | 不明 |
ソールの曲げ強度 | 不明 |
ソールの硬さ | 不明 |
ミッドソールの硬さ | 不明 |
留め具の種類 | 靴紐 |
torrent2をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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