飲みきりサイズで気軽に取り入れられると謳う、万田酵素ドリンクタイプ。インターネット上では、「クセがなく飲みやすい」と評判の一方「甘すぎる」と気になる口コミも存在し、購入を迷っている人のいるのではないでしょうか?
そこで今回は、万田酵素ドリンクタイプを含む酵素ドリンク全47商品を実際に飲んで、おいしさ・成分評価を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
万田酵素ドリンクタイプは、発酵食品らしい酸味のある香りがあり、肝心のおいしさは違和感のある味わいでした。口コミでは、「クセがなく飲みやすい」とありましたが、実際に試飲した3名のモニターからは「味もにおいもクセがある」との声も。比較した商品のなかにはジュース感覚で楽しめたものもあることを踏まえると、飲みやすいとはいえないでしょう。
また、果糖ぶどう糖液糖が多く含まれているのも気がかり。人工的につくられた糖のため、自然由来の粗糖やてん菜糖などに比べると、摂取しすぎると体に悪影響を及ぼす可能性があります。
ただし、50mLと飲み切りやすいサイズでサッと飲めるのはメリット。比較したほかの商品に入っていた、保存料や人工甘味料を使用していないのもうれしいポイントです。
コンビニで1本ずつ販売されており、気軽に飲める点も魅力ですが、おいしくて続けやすい酵素ドリンクがほしい人は、ほかの商品をチェックしてみてくださいね。
そもそも酵素ドリンクとは、野菜や果物を発酵させてつくる飲み物のこと。胃腸への負担を減らしながら必要なエネルギーを効率よく摂れることから、内臓を休ませることを目的としたファスティングダイエットによく用いられています。
今回ご紹介する、万田酵素ドリンクタイプもそのひとつ。53種類の植物性原材料を3年3ヶ月以上かけ長期発酵・熟成した商品です。万田酵素1包分の2.5g相当を配合したドリンクタイプで、そのまま飲めるのも利点といえます。
販売元は1987年に広島県因島で設立された、万田発酵株式会社。300年の歴史がある造り酒屋にルーツを持ち、水・熱処置・保存料を使用しない微生物の力で常温発酵させてつくられています。
原材料には、国産のものを中心とした多種多様な食材を厳選しています。自社農園にこだわらず全国各地の生産者から仕入れた、さまざまな気候や風土で育まれた素材である果穀藻菜をブレンド。フルーティな飲みやすい味を実現したと謳っています。
<果穀藻菜をブレンドした53種類の原材料>
内容量は50mL。持ち運びに便利なミニボトルサイズです。万田酵素シリーズでは今回ご紹介したスタンダードなドリンクタイプのほかに、複数の形状・味を展開しています。好みや生活スタイルに合わせ、自分にぴったりの商品を見つけてみてください。
<味>
<形状>
ストレートタイプのため水で薄める必要はなく、そのまま飲めます。1日1〜2本を目安に摂取しましょう。中身が沈澱している可能性があるため、よく振ってから飲んでくださいね。
また、継続して飲むことで健康な毎日をサポートするとアピール。習慣化するためにも、朝取り入れることを推奨しています。子どもからお年寄り、妊娠中の人まで飲めるため、朝食にプラスしてもよいですね。
今回は、万田酵素ドリンクタイプを含む酵素ドリンク全47商品を実際に飲んで、比較検証レビューを行いました。
まずは、成分評価の検証です。
健康のために飲む酵素ドリンクとして優れているか、さまざまな項目から成分をチェックしました。
成分においては、保存料や人工甘味料を使用していない点が魅力。加えて、比較したほかの商品は、添加物が4種類以上入っていたものもあるなか、酸味料の1つだけでした。添加物が気になる人も飲みやすいでしょう。
一方、果糖ぶどう糖液糖が多く含まれているのは気がかりです。自然由来の粗糖やてん菜糖などに比べると、摂取しすぎると体に悪影響を及ぼす可能性があります。人工的につくられた糖が気になる人は、同シリーズのペーストタイプを水で割って飲むとよいですよ。
また、酵素原液の含有率が記載されていないほか、特筆すべき栄養素が含まれていないのもネック。ファスティング中の栄養摂取が目的なら、少し満足度に欠けそうです。
次は、おいしさの検証です。
3名のモニターが酵素ドリンクを試飲し、薬っぽくないか・ジュースのように飲みやすい味かといった観点からチェックしました。
口に含むと、発酵食品特有の酸味を帯びた香りが気になりました。モニターからは「味噌のような発酵臭」との声が。比較したほかの商品は、フルーティでさわやかな香りのものもあったなか、クセがあり人を選ぶでしょう。
また、口コミに反し味も独特で、「薄めたピーチジュースのよう」「黒糖のような甘みが広がる」とさまざまなコメントがありました。口コミのようなくどい甘さはないものの、飲みやすいとはいえません。
<おいしさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
万田酵素ドリンクタイプは、スーパー・ドラッグストア・コンビニなどの店舗のほか万田酵素の公式通販サイトで購入可能。そのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトでも購入できます。
価格は50mLの10本セットで、税込2,160円(公式サイト参照・執筆時点)です。
毎日の習慣に取り入れたい人は、定期便がお得。同じく50mL×10本のセットが税込1,944円(公式サイト参照・執筆時点)で購入できますよ。気になる人はチェックしてみてください。
最後に、おいしくて毎日無理なく続けられる商品をご紹介をご紹介します。
おいしさも成分も譲れない人は、バイオ・サプリのBIO酵素がおすすめです。酵素原液100%で保存料や人工甘味料などの添加物は一切含まれていません。黒砂糖やオリゴ糖を使用するなど、糖の種類にもこだわっており、ファスティングに取り入れやすいですよ。クセやえぐみはなく、すっきりとした後味も魅力です。
ジュースのような味が好きな人は、BeautyFarmsの国産野菜の酵素ドリンク Inner beautyをチェック。モニターからは「ぶどうジュースのようにおいしく飲める」と人気でした。保存料や人工甘味料などの添加物は含まれておらずシンプルな原材料で発酵されているため、家族でみんなで飲めますよ。
原材料が果物・野菜・野草のみ | |
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発酵原液100% |
良い
気になる
機能性関与成分 | |
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美容サポート成分 | |
内容量 | 720mL |
ドリンクのタイプ | 濃縮 |
未精製糖・天然甘味料以外の糖不使用 | |
味 | |
容器 | 遮光瓶 |
飲める回数 | 72〜14回 |
製法 | ヨモギを中心に野草、果物、野菜、海藻など厳選した80種類の天然の原材料を新潟の地で1年以上じっくりと発酵・熟成 |
有機JAS認定 | |
分類 |
バイオ・サプリ BIO酵素をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
酵素の種類 | 食物酵素 |
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酵素の種類の数 | 74種類 |
原材料表示の先頭 | 植物発酵エキス |
原材料が果物・野菜・野草のみ | |
非加熱 | 不明 |
低温製法 | 不明 |
機能性関与成分 | 不明 |
乳酸菌配合 | |
酪酸菌配合 | |
コエンザイムQ10配合 | |
ビタミンB1配合 | |
美容サポート成分 | ザクロ、オリゴ糖 |
ビタミンB2配合 | |
コンブチャ配合 | |
内容量. | 350mL |
内容量 | 350mL |
入り数 | |
人工甘味料不使用 | |
形状 | 液体 |
ドリンクのタイプ | 濃縮 |
1回あたりのビール酵母含有量 | |
1日あたりの摂取量目安 | 20mL |
1杯あたりの価格. | 222.1円 |
1杯あたりの価格 | |
100mLあたりのカロリー | 230kcal |
保存料不使用 | |
着色料不使用 | |
香料不使用 | |
酸味料不使用 | |
増粘剤不使用 | |
グルテンフリー | 不明 |
残留農薬検査済み | |
未精製糖・天然甘味料以外の糖不使用 | |
添加物 | 不明 |
未精製糖を使用 | |
天然甘味料を使用 | |
発酵原液100% | 不明 |
味 | ザクロ |
容器 | ガラス瓶 |
飲める回数 | |
製法 | 不明 |
飲み方 | 付属のキャップ半量~1杯を原液のままもしくは、水や炭酸水などで3~4倍程度に希釈 |
付属品 | 計量カップ、付け替えキャップ |
GMP認定 | 不明 |
JHFA認定 | 不明 |
有機JAS認定 | 不明 |
定期便あり | |
分類 | 健康食品 |
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