




通常のマウスに近い形でボタンが押しやすいと評判のELECOM(エレコム) M-XT2DRBK。クリック音の静かさも高く評価される一方で、「ボールの動きがイマイチ」「ポインターの位置が合わせづらい」といった気になる口コミもみられ、購入を迷っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ELECOM M-XT2DRBKを含むトラックボール全10商品を実際に使ってみて、操作のしやすさ・設定のしやすさを比較してレビューしたいと思います。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!

筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2021年04月までの情報です
ELECOMのM-XT2DRBKは、コンパクトサイズのトラックボールをお探しの方におすすめです。
手のひら全体で覆える小ぶりなサイズで握りやすく、軽く押すだけでクリックできます。さらにボールはサイズや位置がちょうどよいのに加え、なめらかに動かせました。手が小さめの方にも、向いている印象です。
また、設定のしやすさも優秀。USBレシーバーを差し込み、本体の電源を入れるだけで初期設定が完了しました。専用ソフトによるボタンの割り当ても、選択での設定が多いため迷いません。
操作・設定とも問題はありませんが、手の大きいモニターからは小ぶりすぎるとの声もみられたので、フィット感にこだわる方は他の商品も検討してみてください。
ELECOMのM-XT2DRBKは、親指の位置にボールを配置し、一般的なマウスに近い操作性が特徴です。
サイズは幅94.7×奥行124.4×高さ47.9mm、重さは約128g。心地よい握りやすさを実現するため、手の窪みや膨らみなどマウスに触れる6つの骨格・筋肉に注目して設計されています。
ボールの動きにポインターがなめらかに追従するよう、ゲーミンググレードの高性能光学式センサーを内蔵。ポインターの移動速度は1500・750カウントと2段階で調節できます。
また、ボタンを押している間だけポインター速度を一時的に遅くする、低速ボタンを搭載しているのも魅力です。細かな文字のクリックもスムーズに行うための工夫がなされています。
左右のクリックや進む・戻るなど、ボタン数は全部で5つ。
上下だけでなく、左右のスクロールも行えるチルトホイールが採用されているものポイントです。
ボールの動きをサポートする支持球には、直径2.5mmと大型の人工ルビーを使用。大きめの支持球を用いることで、手垢やホコリで球が埋まりにくく、メンテナンスの頻度を抑えることにもつながります。
裏面の穴からボールを取り出せるため、お手入れもしやすいですよ。
接続方法は、USBレシーバーを用いたワイヤレス式です。付属のUSBレシーバーは1円玉ほどの大きさで、使用しないときは本体に収納できるため、持ち運びにも便利ですよ。
また単三乾電池1本を入れるだけと手軽に使い始められるほか、電源スイッチも内蔵されているため、無駄な電力の消耗を抑えます。電池残量が少なくなってくると、ランプでお知らせしてくれますよ。
今回は、ELECOM M-XT2DRBKを含むトラックボール全10商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。検証では1〜5点の評価をつけています。
検証①:操作のしやすさ
検証②:設定のしやすさ
まずは、操作のしやすさを検証します。
モニター3名に実際にそれぞれのトラックボールを使用してもらい、握った際のフィット感・クリック感・なめらかにボールが動くかをチェックしました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
操作のしやすさの検証では、4.3点と高評価を獲得。
フィット感においては、手が大きいモニターからは小ぶりすぎるとの声もみられたものの、手のひら全体で覆えるほどコンパクトなサイズで、モニターの大半が握りやすいと回答しました。
傾斜があるため、手が疲れにくいのも好印象です。手が小さい方には、特にフィットしやすいといえます。
またボタンやホイールの配置は通常のマウスに近く、操作のしやすさを感じました。
軽く押すだけで軽快にクリックでき、ホイールの動きもなめらかです。モニターからはクリックの際に力が入りすぎず、使いやすいとの声もみられました。
さらにボールの大きさ・位置ともにちょうどよく、親指で簡単に操作できます。引っかかりがなく、動きもスムーズ。ポインターがやや合わせにくいとの声もみられましたが、ボールとカーソルの動きにラグは感じませんでした。
手へのフィット感があり、クリック感・ボールの動きともに快適に操作できます。
次に、設定のしやすさの検証です。
実際に商品を使用し、初期設定が簡単に行えるか、ボタンカスタマイズに必要なユーティリティソフトがわかりやすいかの2点から、設定のしやすさを評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
USBレシーバーを差し込み、トラックボール本体の電源を入れるだけでデバイスと接続完了。USBと本体の電源を入れる順番を間違えると、動作に時間がかかってしまうため注意が必要ですが、直感的に操作でき初期設定は問題なく行えます。
ボタンの割り当てには、公式サイトから専用のソフトをダウンロードします。設定はプルダウン形式による選択が多いため、迷わないとモニターからも好評でした。
手順通りに行えば、初期設定からボタンの割り当てまで簡単に完了します。
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ELECOMのM-XT2DRBKは、操作・設定のどちらにおいても高評価となりましたが、最後に他のおすすめ商品もご紹介したいと思います。
フィット感にこだわる方には、LogicoolのERGO M575がおすすめです。エルゴノミクスデザインが採用されており、リラックスできるほど握り心地は快適。ボールを軽快に動かせ、カーソルをスムーズに動かせます。初期設定にも迷いません。BluetoothとUSBレシーバー、2種類の接続が選べます。
またLogicoolのワイヤレストラックボールは、本体の傾斜角度を0~20度の間で自分好みに設定できる点が魅力です。手の位置や角度を操作しやすいよう調節すれば、よりフィット感を高められます。切り替え不要で2台のデバイスに同時接続できるので、作業効率アップにもつながります。
| 種類 | サムタイプ |
|---|---|
| 接続インターフェース | Bluetooth、無線2.4GHz |
| ボタン数 | 5ボタン |
| 解像度 | 2000dpi |
|---|---|
| マルチペアリング機能 | 不明 |
| 電源 | 乾電池 |
| 左右対称 | |
| 静音設計 | |
| 幅 | 10cm |
| 奥行 | 13.4cm |
| 高さ | 4.8cm |
| 重量 | 145g |
| 種類 | 親指タイプ |
|---|---|
| 接続インターフェース | 無線2.4GHz・Bluetooth |
| ボタン数 | 8ボタン |
| 解像度 | 512~2,048dpi |
|---|---|
| マルチペアリング機能 | |
| 電源 | バッテリー |
| 左右対称 | |
| 静音設計 | 不明 |
| 幅 | 99mm |
| 奥行 | 132mm |
| 高さ | 51mm |
| 重量 | 約259g |
ロジクール MX ERGO MXTB1sをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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