握り心地のよさと、手首への負担を軽減することにこだわって設計された、サンワダイレクト トラックボールマウス 400-MAWBTTB190BK。ネット上では「手にフィットする」と評判です。しかし、「ボールが引っかかって転がりにくい」と気になる口コミも見られ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のトラックボールとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、トラックボール選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
タレント「ヤマグチクエスト」として活動していたゲーム芸人。2021年にマイベスト入社後、ゲーミングデバイスの専門ガイドを担当し、250を超えるゲーミングデバイスを実際に比較検証。幼少期からゲームをプレイしている生粋のゲーマーで、現在までに500タイトル以上のゲームをプレイしている。 明治大学経営学部を卒業後、プロダクション人力舎でゲーム芸人ヤマグチクエストとして活動し、準レギュラーとして出演したテレビ東京のゲーム番組「勇者ああああ」では豊富なゲーム知識を生かしたゲームソフトのプレゼンで話題を集めた。 YouTube動画企画「ゲームさんぽ」やKONAMI主催イベント「パワプロチャンピオンシップス2017」など、様々なメディアにも出演経験あり。 マイべストではデバイスの知識とこれまでのゲームプレイの経験をもとに、ゲーマーに寄り添った記事制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
サンワダイレクト トラックボールマウス 400-MAWBTTB190BKは、長時間のPC作業を快適に行いたい人におすすめです。モニター10人が使用した結果、使い心地は上々でした。比較したなかにはクリック感がわかりにくい商品もあったのに対し、こちらは軽い力で押してもほどよい反発があり、クリック音は控えめです。「疲れにくい」「作業しやすい」との声が相次ぎました。
ボールの動きはなめらかで、口コミに反してボールの引っかかり感を気にする声はありません。スムーズにカーソル操作でき、「使いやすかった」と好評でした。表面には親指・薬指・小指を支えるくぼみがあり、フィット感と安定感があります。操作中も操作していないときでも手が収まりやすく、疲れにくいでしょう。
戻る・進むボタンやDPI調整など、基本的な機能はそろっています。Windowsであれば、機能の割りあても可能です。接続方式は2.4GHzワイヤレス・Bluetooth・有線の3種類。比較した商品の半数以上にはないマルチペアリングに対応しているので、2台の機器で兼用できます。なお、横スクロールには対応していません。
マットブラックの高級感あるデザインも魅力です。指紋が目立ちにくいので気兼ねなく使えますよ。丁寧な作りで、継ぎ目や隙間も気になりませんでした。メンテナンス時にはペンなどでボールを取り出す必要があり、指で取り出せるものよりも手間がかかるものの、拭くだけで簡単に掃除できます。
軽い力でクリック・カーソルの操作ができ、使い勝手のよい1台です。機能性も申し分なく、意匠の高級感も評価されました。価格が5,480円(※2025年4月時点・公式サイト参照)と手頃である点もうれしいポイントです。使いやすいトラックボールを探しているなら、ぜひチェックしてみてくださいね。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
トラックボールマウス 400-MAWBTTB190BKは、パソコンの周辺機器メーカーのサンワサプライが2023年6月に発売した商品です。手首へ負担がかかりにくく、自然な形で握れるように、54度の傾斜をつけたエルゴノミクス形状を採用しています。
「進む」「戻る」ボタンの位置が通常のマウスと逆に配置されていることも特徴です。「戻る」ボタンを前方にすることで、人差し指ですぐ押せるようになったとアピールしています。本体の裏面には、電源と接続の切り替えスイッチ・ペアリングボタン付き。トラックボール取り出し穴と、レシーバー収納スロットもあります。
本体サイズは幅約9.2・奥行約11.4・高さ約7.2cm・重量約156gです。充電用ケーブル(Type-C)・レシーバー(Type-A)が同梱されています。充電時間は約4時間で、連続作動時間は約166時間・使用可能日数は約300日(※)と公称していますよ。
一日8時間のパソコン作業で、トラックボール操作を5%行った場合
今回はサンワダイレクト トラックボールマウス 400-MAWBTTB190BKを含む、人気のトラックボールを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気のトラックボールを比較検証したところ、サンワダイレクト トラックボールマウス 400-MAWBTTB190BKには6つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
フィット感のよさは高評価を獲得しました。親指・薬指・小指を支えるくぼみがあり、手のひらを置くと安定感があります。比較したほかの商品にはくぼみの少ないシンプルな形状のものもありました。本商品は操作中も操作をしないときでも安定して手を置きやすいので、長時間作業しても疲れにくいでしょう。
トラックボールマウスの定番商品として有名なロジクールのMX Ergo Sのような、THEトラックボールよりも本体サイズが小さいことも特徴です。一般的なトラックボールマウスでは大きくてフィット感がなかった人にはとくに向いています。
クリック感や音に不快感を抱きにくく、作業に集中しやすい点も強みです。実際にモニター10人が使用したところ、全員がクリックの感触のよさに好印象を抱き、クリック音をうるさく感じたモニターもいませんでした。
<クリック音・感触についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
ボールの動かしやすさも高評価です。抵抗はほとんどなく、上下左右どの方向にもなめらかに動かせました。モニター10人のほとんどが「引っかかり感がなくカーソル操作しやすい」「感覚的に動かせる」と好印象を抱いています。「ボールが引っかかって転がりにくい」という口コミに反し、不満の声はほとんどありません。
比較したなかにはボールを動かしたときの引っかかり感や重さを指摘された商品もありましたが、本商品は「軽い感覚で操作できる」と好評でした。わずかな力でボールを転がせて、カーソルの動きもしっかり追従します。操作にもたつく心配は少なく、思いどおりに動かせるでしょう。
<ボールの抵抗感・カーソルの動きについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
5ボタンを搭載し、機能性は悪くありません。左側面にあるサイドボタンで進む・戻る操作が行えます。Windowsであれば、専用ソフトのSANWA SUPPLY Mouse Utilityをインストールすると機能の割りあてが可能です。ホイール・サイドボタンにコピー・貼り付け・上書き保存などよく使う操作をカスタマイズできます。
接続方式は2.4GHzワイヤレス・Bluetooth・有線の3種類です。付属のType-Cケーブルでパソコンに接続すれば、充電しながら使用できます。比較した商品の半数以上は非対応だったマルチペアリング機能も便利です。最大2台の機器と接続できるので、デスクトップ・ノートパソコンなどで兼用できます。
DPIは、800・1200・1600の3段階で調整可能です。DPIが高くなるほどカーソルの動く速度が速くなり、スピーディに操作できます。しかし、比較した多くの商品と同様に、横スクロール・左手操作には非対応でした。
意匠の満足度は上々です。モニター10人全員が「満足」と回答しました。比較した一部商品はプラスチック感があって安っぽく見えたのに対して、本商品はマットブラックで高級感があります。指紋が目立ちにくいので、汚れをあまり気にせずに使えるでしょう。
エルゴノミクス形状で立体的にデザインされており、継ぎ目や隙間が丁寧に処理されている点もうれしいポイントです。見栄えのするかっこいいトラックボールマウスを探している人にとっても有力な候補となるでしょう。
<意匠についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
サンワダイレクト トラックボールマウス 400-MAWBTTB190BKを実際に使用した結果、とくにデメリットは見当たりませんでした。マイベストが自信を持っておすすめできるトラックボールマウスなので、気になっている人はぜひ試してみてくださいね!
2023/06/06 発売
種類 | 親指タイプ |
---|---|
ボールの直径 | 34mm |
良い
気になる
解像度 | 800・1200・1600dpi |
---|---|
接続インターフェース | Bluetooth、無線2.4GHz、USB Type-C(充電) |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | 充電式 |
特徴 | 静音 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
4,242円
(最安)
販売価格:4,280円
ポイント:38円相当
送料無料
4,480円
(+238円)
販売価格:4,480円
ポイント:0円相当
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5,480円
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販売価格:5,480円
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(29,104件)
6,900円
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販売価格:6,900円
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ポイント:74円相当
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9,680円
(+5,438円)
販売価格:9,768円
ポイント:88円相当
送料無料
そのほかの取扱店舗は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトです。価格はサイトによって異なるので、どこで1番お得に購入できるか比較してみてくださいね。
最後に、サンワダイレクト トラックボールマウス 400-MAWBTTB190BKとは異なる魅力を持つ商品をご紹介します。
横スクロールすることが多い人には、ロジクールのMX Ergo S MXTB2がぴったり。指先だけで横スクロールできるので、Excelやスプレッドシートでの作業を効率的に行えます。ボールはなめらかに動き、イメージどおりにカーソルを動かせました。手のひらのフィット感がよく安定感もあったので、長時間使いやすいでしょう。
メンテナンスしやすいのは、Ewinのトラックボールマウス。ボールを指で簡単に押し出せるので、手間がかかりません。肝心の操作性もよく、ボールには心地よい抵抗感がありスムーズに使えました。親指と小指を支えるくぼみがあり、安定感も良好。クリック音が小さく、使う場所を選びにくいことも魅力です。
種類 | 親指タイプ |
---|---|
ボールの直径 | 34mm |
良い
気になる
解像度 | 512~2,048dpi |
---|---|
接続インターフェース | Bluetooth、無線2.4GHz |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | バッテリー |
特徴 | 静音 |
ロジクール MX Ergo S MXTB2dの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
種類 | 親指タイプ |
---|---|
ボールの直径 | 34mm |
良い
気になる
解像度 | 200dpi、800dpi |
---|---|
接続インターフェース | Bluetooth、無線2.4GHz |
横スクロール機能 | |
マルチペアリング機能 | |
電源 | 乾電池 |
特徴 | 静音 |
Ewin トラックボールマウスを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は?
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