片手でも簡単に扱えると謳う、ライフパワー 充電式掃除機 ハンディクリーナー LP-CCC6000。インターネット上では「小さいけど吸引力がある」と評判です。一方で、「音がうるさい」「ゴミが取り出しにくい」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ライフパワー 充電式掃除機 ハンディクリーナー LP-CCC6000を含むハンディ掃除機全43商品を実際に使ってみて、吸引力の高さ・操作性のよさ・ゴミ捨ての楽さ・静音性の高さを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
ライフパワーのハンディクリーナー LP-CCC6000は、車内にも積み込みやすいコンパクトな商品をお探しの人におすすめ。幅35mmとスリムな形状ですが、実際に掃除をしたところ、床材問わず高い吸引力を発揮しました。比較した商品には全体的にゴミの吸い残しが目立ったものもあったなか、何度も往復させなくてもサッと掃除が終わりますよ。
とくにフローリングは相性がよく、1往復でゴミをきれいに除去。畳やカーペットでは粉状の微細なゴミを取り残したものの、家庭でよく出るお菓子のクズや髪の毛はおおむね吸い取れました。すべての床材でほぼすべてのゴミを吸い上げた上位商品には及ばないとはいえ、十分な吸引力です。
コードレスタイプのため、操作性も良好。吸引口が横に広く、サッシには沿わせにくい場合がありますが、ソファの隙間・高い棚の上の掃除は楽ちんでした。今回の比較では1㎏を超えるものもあったなか、400gと軽量で取り回しやすいのも魅力です。
しかし、細長い形状ゆえにダストケースの手入れは大変でした。ゴミ捨て時にパーツを2つ取り外す手間がかかるのもネック。「ゴミが取り出しにくい」という口コミにも納得です。比較した商品には稼働音を約60dBに抑えられたものもあったなか、「音がうるさい」との口コミどおり、82.8dBとうるさいのも気になりました。
執筆時点で3,000円程度と比較したなかでも低価格でありながら、吸引力は1万円前後の高級機並み。置き場所を選ばないため、仕事部屋や車内の掃除用にもぴったりですが、上位商品には簡単にゴミ捨てができるものもありました。メンテナンスの楽さも重視するなら、ほかの商品を検討してみてください。
大手ECサイトで生活雑貨・カー用品・スポーツ用品など幅広い商品を取り扱うライフパワー。今回ご紹介するハンディクリーナー LP-CCC6000は、車内などの狭い場所でも掃除しやすいスリムなデザインが特徴です。本体はわずか400gと、片手で簡単に操作できる軽さをアピールしています。
内部には、細かなゴミやほこりを除去できると謳う、HEPAフィルターを搭載。ロングノズル・ブラシノズルの2つのアタッチメントが付属しており、掃除したい場所にあわせて吸引口の形を変えられます。
バッテリー内蔵型のため、掃除中にコードが邪魔になる心配はありません。車やパソコンのUSBポートから、付属の充電コードで充電できます。約2時間の充電で、約18分間の連続運転が可能です。
今回はライフパワー ハンディクリーナー LP-CCC6000を含むハンディ掃除機全43商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
まずは、吸引力の高さを検証しました。マット・フローリング・畳の床の上に、それぞれ小麦粉やお菓子のクズなど形状が異なるゴミを撒き、1往復できれいにできるかを基準に評価します。
検証の結果、吸引力は高評価を獲得しました。フローリング・マット・畳の上のゴミをおおむね取り除くことができ、コンパクトボディながら高い吸引力を発揮。とくにフローリングとの相性はよく、粉末状の微細なゴミまで除去できました。
フローリングでは、ゴミの形状や大きさに関わらず1往復でしっかり吸引できました。比較したなかには、細かいお菓子のクズや小麦粉を取りきれない商品もあったのに対し、少ない往復回数で吸引できるのは便利な点です。
今回の比較で多くの商品が苦手としたカーペットでも、十分な吸引力を発揮。比較した一部商品には大きなゴミすら取り切れないものがあったなか、1往復で全体にうっすらゴミが残る程度まで除去できました。
毛足に入り込んだ小麦粉や、お菓子のクズは少し残っていますが、数回往復させればきれいになるでしょう。
畳を掃除してみると、ほぼきれいに吸引できました。うっすらと小麦粉の吸引もれはあったものの、お菓子のクズくらいの大きさのゴミまではしっかり除去できています。
続いて、操作性を検証しました。今回は家庭の掃除シーンを想定して、ソファの隙間・机の上・窓のサッシ・棚の上を掃除し、使い心地をチェックしています。
検証の結果、軽くて持ちやすいボディが好評で、操作性は高評価を獲得。窓によってはサッシに吸引口がフィットしない場合があるものの、家具の隙間や高い場所も難なく掃除できました。
ソファの隙間の掃除は楽々でした。片手で扱えると謳っているとおり、重量はわずか400gと軽量。比較した商品には1㎏を超えるものもあったのに対し、スムーズに取りまわせました。
付属のアタッチメントを取り付ければ、掃除しにくい隙間にもしっかり入りますよ。
机の上でも、細い持ち手が握りやすく片手でスイスイ掃除できました。比較した商品には、掃除中スイッチを押し続けないとならないものもあったなか、本商品は1回押すだけで稼働し続けます。広範囲を掃除する場合も、指への負担は少ないですよ。
吸引口が幅広なので、サッシの溝にはうまくフィットせず。サッシの形状によっては、付属のアタッチメントを装着しても吸引口が合わない場合がありそうです。
本体が軽いため、高い棚の上も掃除も疲れを感じませんでした。メイン掃除機では対応できない高い場所も、負担なくきれいにできるでしょう。
実際にゴミを捨てたところ、「ゴミが取り出しにくい」という口コミどおりの結果に。比較した商品にはワンタッチでゴミ捨てが完了するものもあったなか、ダストケースとフィルターの2つを取り外さなければなりません。フィルターに直接触れなければならず、手が汚れやすいのもネックです。
取り外したパーツは水洗いできますが、ダストケースが細長く洗いにくいのも気になりました。とはいえ、紙パックを買う必要がなく、ランニングコストを抑えられるのは利点。サイクロン式のため、定期的にフィルター掃除をすれば吸引力が落ちにくいですよ。
最後に、静音性の検証です。最大吸引力のモードで稼働させた各商品の稼働音を、1m離れた場所から騒音計で測定します。なお、検証は通常時40dBの部屋で行いました。
測定結果は82.8dBと、やや大きめ。環境省によると、80dB超でゲームセンターの店内レベルの騒音です。今回比較した商品の半数以上が80dBを超えていたため、特別音が大きいわけではないものの、使う時間帯には気を付けたほうがよいでしょう。
最後に、手を汚さず簡単にゴミ捨てができる商品をご紹介します。
ハイアール JC-BHC4Aは、ワンタッチでゴミ捨てが可能。紙パックレス式を採用し、直接ゴミに手を触れずに捨てられます。実際に試したところ、細めの吸引口が床に密着し、粉状のゴミまで髪の毛から小麦粉までしっかり吸い込みました。強モードで連続17分と、スタミナがあるのも魅力です。
JIMO MooSoo K12は、手を汚さずゴミ捨てができて衛生的。ダストカップを外して、ボタンを押すだけで中のゴミを捨てられます。比較した商品のなかでも吸引力は高く、フローリングと畳は1往復できれいになりました。充電台が付属するため、使わないときもスマートに収納できますよ。
総重量 | 0.58kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 標準モード:約37分/強モード:約17分 |
集じん方式 | 紙パックレス式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | 収納ドック、2Wayノズル、合皮ストラップ、Type Cケーブル |
本体幅(公称値) | 6cm |
本体奥行(公称値) | 6.8cm |
本体高さ(公称値) | 39.6cm |
ハイアール USB充電式ハンディクリーナー JC-BHC4Aをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
電源コードあり | |
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タイプ | ハンディ |
コードレス対応 | |
集じん方式 | サイクロン式 |
標準モードの連続使用時間(公称値) | 21分 |
ヘッド種類 | すき間ノズル、ブラシノズル |
充電時間(公称値) | 5.5時間 |
騒音値(実測値) | 83.5dB |
コードの長さ | 不明 |
集じん容積 | 不明 |
消費電力 | 120W |
吸込仕事率 | 不明 |
HEPAフィルター付き | 不明 |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | 不明 |
付属品 | 充電スタンド、カーチャージャー、隙間ノズル、専用充電器 |
本体重量 | 0.50kg |
本体幅(公称値) | 130mm |
本体奥行(公称値) | 420mm |
本体高さ(公称値) | 190mm |
MooSoo K12をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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