軽量でありながらパワフルな吸引力に定評がある三菱電機 TC-EM2X。インターネット上では高評価の口コミが多い一方で、「音が大きい」「ゴミが捨てにくい」などと気になる評判もあり、購入に踏み切れない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、三菱電機 TC-EM2Xを含むキャニスター掃除機16商品を使って、吸引力・操作性・ゴミ捨ての楽さ・静音性を比較してレビューしたいと思います。購入検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
三菱電機 TC-EM2Xは軽やかでスムーズな動きが魅力です。
本体が比較的軽量なことに加えて、自走式ヘッドを使用しているので軽い力で動かせます。また、追従性が高く、小回りが効くのも使いやすいポイント。家具の多いリビングや階段など、家庭の基本的な場所には対応してくれます。
吸引力においてもほとんど問題はありません。隅にゴミを残してしまうこともありますが、ヘッドの向きを変えるなど、少しの意識で吸引漏れを防げるでしょう。付属品にお手入れブラシがついているのも好印象。溜まったゴミの処理を楽にします。
しかし、ダストボックスの形状が複雑で洗浄が難しいのは欠点。稼働音も静かとは言えません。よりゴミ処理が楽で静音性に優れた商品も紹介していますので、チェックしてみてくださいね。
情報・通信・電子など、様々な分野で私たちの生活を支える三菱電機。中でも家庭電化製品の分野では、生活をより快適で豊かにする商品を開発・販売しています。
そんな三菱電機のTC-EM2Xは、多彩な機能を搭載。普段の掃除をより楽にしてくれると話題のサイクロン式掃除機です。
この掃除機は、コンパクトなボディながらも強いパワーが魅力です。ダストボックス内の高速回転によって風とゴミを遠心力で分離し、吸引力をキープします。
本体には4層のフィルターが内蔵されています。微細なゴミでも99.9%逃さず、排気がきれいなのも嬉しいポイントです。
ヘッドのブラシにはアレルパンチ植毛を使用。ダニの死骸やふんなどを抑制します。
さらに、エアハウスダスト吸引機能が搭載されているため、部屋に舞うハウスダストの吸い上げまでこれ1つで可能です。
延長管を外すと、先端がブラシに変化します。細かいものが多い棚の上などでも活躍しますよ。
今回は、三菱電機 TC-EM2Xを含むキャニスター式掃除機全16商品を用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:吸引力
検証②:操作性
検証③:ゴミ捨ての楽さ
検証④:静音性
まずは、吸引力の検証です。
一定量のゴミを広げたカーペット・フローリング・畳の床を掃除機の最も強いモードで1往復します。掃除機をかけた後の床がどれくらい綺麗になっているかチェックし、評価しました。
どの床でもほとんどのゴミを吸い上げ、検証に使用した商品の中でもかなりの高評価を獲得しました。
特に、フローリング・畳では隅まできれいになっています。
カーペットの床では壁際や角に細かいゴミがわずかに残ってしまいました。
カーペットを掃除する際は、コーナー部分でヘッドの向きを変えるなど工夫をするとよいでしょう。
次に、操作性の検証です。
ソファの下・イスの下・床・階段の4箇所で実際に掃除機を使用してみます。それぞれの場所での掃除機の使い心地をチェックしました。
操作性も申し分ありません。実際に使ってみると、ヘッドがほぼ垂直になるまで折れ曲がりました。隅々までヘッドが行き届くので、家具を動かさずに掃除ができます。
ただし、椅子や机の足回りなどの掃除には結構なひねりが必要です。スムーズにゴミを吸い上げるのはやや難しく感じました。
また、自走式のヘッドなので、軽い力で進むことができました。
さらに、追従性が高いので小回りが効くのも魅力。平面での掃除にストレスは感じません。
加えて、本体が比較的軽量なのも美点。グリップは握りやすく設計されているので、持ちにくさもありません。
次に、ゴミ捨ての楽さの検証です。
実際に掃除機に溜まったゴミを捨てる作業を行い、捨てやすさをチェック。ゴミを捨てるまでの工程・手入れのしやすさに着目して評価しました。
ゴミ捨ての楽さは平均よりやや高めの評価になりました。
ダストボックスはカバーを開けて簡単に取り出すことが可能。お手入れブラシが付属しており、掃除が楽にできるのも魅力です。
しかし、ダストボックス内の形がやや複雑なのが欠点です。洗浄の際に洗いにくさを感じてしまいます。
また、ヘッド部分は簡単に分解ができました。手間をかけずに手入れを行えます。
最後に、静音性の検証です。
スイッチを入れた掃除機から1m離れた場所で騒音計を使用して稼働音をチェック。使っている時にどのくらい音が出るか評価しました。
弱と中のモードは標準レベル。しかし最も強いモードでは90.3dBを記録し、平均値よりやや大きな音が測定されました。
使用中の音は静かとは言えないので、夜間の使用には注意が必要です。
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三菱電機 TC-EM2Xはスムーズな動きが魅力の掃除機でしたが、最後に他のおすすめ商品もご紹介したいと思います。
東芝トルネオ ミニ VC-CF30は軽量でコンパクトなボディが特徴です。また、ダストケースがシンプルな形状でできているので水洗いも楽ちん。静音性に欠ける商品が多いキャニスター掃除機の中でも、稼働音は比較的静かです。
三菱電機Be-K TC-FM2Xは、メンテナンスに時間をかけたくない方におすすめ。ゴミの処理は紙パックを取り外して捨てるだけです。洗浄などの手間はありません。加えて、吸引力・操作性も優秀。ストレスを感じずに毎日の掃除ができます。
カラー | グランレッド |
---|---|
タイプ | キャニスター |
電源コード | |
集じん方式 | サイクロン式 |
標準モードの連続使用時間(公称値) | 不明 |
ヘッド種類 | 自走式パワーブラシ |
充電時間(公称値) | 不明 |
騒音値(実測値) | 87.5dB |
コードの長さ | 5m |
集じん容積 | 0.25L |
消費電力 | 850W~約120W |
吸込仕事率 | 290W~約20W |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
付属品 | すき間ノズル、お手入れブラシ |
本体重量 | 3.6kg |
本体幅(公称値) | 220mm |
本体奥行(公称値) | 295mm |
本体高さ(公称値) | 255mm |
東芝 VC-CF30をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
カラー | ダークシルバー |
---|---|
タイプ | キャニスター |
電源コード | |
コードレス対応 | |
総重量 | 3.8kg |
集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | |
操作方法 | ボタン |
標準モードの連続使用時間(公称値) | |
ヘッド種類 | 自走式パワーヘッド |
充電時間(公称値) | |
騒音値(公称値) | 58~64dB |
騒音値(実測値) | 88.5dB |
標準モードの運転音 | 不明 |
最強モードの運転音 | 不明 |
コードの長さ | 5m |
集じん容積 | 1.5L |
消費電力 | 300~1000W |
吸込仕事率 | 100~500W |
ダストステーション付き | |
充電スタンド付き | |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ヘッドライト付き | |
水拭き対応 | |
ゴミセンサー付き | |
静音モード搭載 | |
節電モード搭載 | |
10cmの隙間に差し込める | 不明 |
付属品 | サッシノズル、紙パック |
本体重量 | 2.4kg |
本体幅(公称値) | 21cm |
本体奥行(公称値) | 32.3cm |
本体高さ(公称値) | 21cm |
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