



リーズナブルな価格帯が評判の、オーム電機の体重体組成計。個人データも最大10人まで登録できて便利です。しかしネット上には、「画面が見づらい」「きちんと計測できているかわからない」といった気になるレビューもあり、購入を迷っている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、オーム電機の体重体組成計を含む体組成計14商品を実際に使ってみて、体重の計測精度・体脂肪率の計測精度・計測可能な項目数・計測速度・画面の見やすさを比較してレビューしました。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!

大手製薬メーカーにて8年間、衛生用品の研究開発職とマーケティング職に従事。なかでも人のヘルスケアをサポートする新商品開発を専門とし、日本と海外を合わせて10製品以上の新製品発売に携わる。 マイベスト入社後はこれまでの開発経験や商品知識を活かし、ヘルスケア商品全般の比較検証を担当。「ユーザーが知りたいことを適切な検証に基づきわかりやすく提供する」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2021年01月までの情報です
今回検証したオーム電機の体重体組成計は、体脂肪率を細かく測定したい方にはおすすめできません。
体脂肪率の検証では、基準値との誤差が約8.6%と非常に低い評価となりました。さらに、バックライトが付いていないため、暗い部屋での使用には不向きです。
一方で体重の精度は高く、基準値との誤差はわずか100gでした。測定速度に問題もなく、特に不便に感じる点もなく使えます。計測できる項目は筋肉量・推定骨量などの7項目と、日々の健康管理をするのには十分な機能といえるでしょう。
毎日気軽に体重のチェックをしたい方におすすめできますが、より使いやすく、体脂肪率の計測精度が高い商品は他にもあります。レビューを参考に他の商品もチェックしてみてはいかがでしょうか。
オーム電機は、照明器具からキッチン家電まで幅広い製品を取り扱う電気用品メーカーです。
今回紹介するのは、最大10人まで個人データが登録できる体重体組成計です。年齢・性別・身長が登録ができるので、家族全員の健康管理に便利ですよ。
本体に乗ると電源がオンになるため、スイッチを入れる手間がないのもポイント。難しい操作がいらないので、子どもやお年寄りの方でも簡単に使えます。
一定時間経つと自動でオフになるので、電源を切り忘れる心配もありません。
サイズは幅29.5×高さ2.3×奥行26.5cm。
重さも約1.5kgと軽量なので、部屋間の移動も簡単です。初めて体組成計を購入する方にも、試しやすい価格帯なのがうれしいですね。
今回はオーム電機の体重体組成計を含む体組成計全14商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証の内容は以下のとおりです。それぞれの検証にて1〜5点の評価をつけています。
はじめに、重量の正確性の検証です。
計測精度が極めて高い、医療用体組成計を5回計測して平均値を算出します。その後、同様に各検証商品も5回計測して平均値を算出。数値を比較してどの程度誤差が出るかチェックしました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
重量の正確性の検証では、最高評価の5.0点を獲得。
計測の結果、基準値との誤差は100gしかありませんでした。体重を正確に管理したい方に、おすすめできる商品です。
次に、体脂肪率の正確性の検証です。
体重の正確性の検証と同様に、医療用体組成計と各商品をそれぞれ5回体脂肪率を測定します。医療用体組成計の平均値を基準として、各商品の平均値と比較しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
体脂肪率の計測精度の評価は1.0点と、残念な結果となりました。
基準値との誤差は約8.6%と、今回検証した商品の中でも非常に低い数値です。体脂肪率の計測には信頼感に欠けるため、体脂肪率を日々細かく管理したい方には不向きな商品です。
続いて、測定項目数の検証です。
体重・体脂肪率・BMIを主要な計測項目と設定し、各検証商品の計測可能項目をチェックして評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
測定項目数の評価は、4.0点とまずまずといったところ。
主要な計測項目に加え、筋肉量・基礎代謝量・推定骨量・体水分率が計測可能です。内臓脂肪レベルが計測できないのは残念ですが、十分な計測項目数といえるでしょう。
次に、測定速度の検証です。
各体組成計の計測速度を、5回ずつ計測して平均値を算出します。計測が完了するまでの速度を評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
計測速度の結果は、3.0点と平均的な評価。
計測にかかった時間は、今回検証した全商品の平均値と同じく約9秒でした。特に待たされる印象もないため、それほど不便には感じないでしょう。
最後に、画面の視認性の検証です。
各商品を明るい照明の下と暗がりの中で使用し、立って見下ろしたときの画面の見やすさを確認しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
画面の見やすさは、2.8点と低評価になりました。
画面の暗さに加え、バックライト機能が搭載していないのがネック。暗がりの中では表示が特に見づらく、もどかしさを感じる可能性があります。
オーム電機の体重体組成計は、体脂肪率を正確に計測したい方にはおすすめできません。最後に、他のおすすめ商品をご紹介したいと思います。
体脂肪率を細かく管理したい方は、タニタのデュアルタイプ体組成計がおすすめです。今回の体脂肪率の計測精度の検証では、基準値との誤差が1.8%と優秀さを発揮。筋肉量や基礎代謝量などの計測項目も充実しているため、トレーニングをしている方にもぴったりです。
同じくタニタの体組成計 BC-810は、画面の見やすさが魅力。バックライト機能搭載はもちろんのこと、今回の検証でもトップクラスの画面の見やすさでした。また、計測した際にコメントをくれるのもうれしいポイント。毎日無理なく健康管理したい方におすすめです。
| 表示様式 | デジタル |
|---|---|
| 目的 | トレーニング向け |
| 測定項目 | 体重、体脂肪率、内臓脂肪レベル、筋肉量、基礎代謝量、体内年齢、筋質点数、BMI、推定骨量、体水分率 |
| 登録可能人数 | 4人 |
| Bluetooth接続可能 | |
| Wi-Fi接続可能 | |
| データ自動転送機能 | |
| 測定方式 | 両足 |
| アスリートモード | |
| ユーザー自動認識機能 | |
| 部位別測定機能 | |
| メモリー機能 | |
| 最小計量 | 100g |
| 最大計量 | 180kg |
| 電池残量警告機能 | |
| オートパワーオン機能 | |
| 電池の種類 | 単3電池 4本 |
| バックライト機能 | |
| おサイフケータイ・FeliCa対応 | |
| 重量. | 2100g |
| 電池寿命 | 約1年(1日4回測定の場合) |
| 特徴 |
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| 本体重量 | |
|---|---|
| 測定速度 | |
| 専用アプリ連動機能 | |
| データ自動転送機能 |
| 表示様式 | 不明 |
|---|---|
| 登録可能人数 | 4人 |
| 外部アプリ連携 | |
| Bluetooth接続可能 | |
| Wi-Fi接続可能 | |
| 測定方式 | 両足 |
| アスリートモードの基準 | |
| ユーザー自動認識機能 | |
| メモリー機能 | |
| 最小計量 | 100g |
| 最大計量 | 150kg |
| 電池の種類 | 単3電池 4本 |
| ボタンタイプ |
タニタ 体組成計 BC-810をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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