リファ ロックオイルライトの口コミ・評判は？実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー！

毛束全体での減少率は平均-44.27％と、比較した全商品の平均値-19.16％（※2025年2月時点）や、同シリーズのロックオイルの平均-32.80％のいずれも上回り、トップクラスの結果です。塗布前後を見比べるとひと目で違いに気づくレベルなので、髪が広がりやすいロングストレートヘアの人も満足できるでしょう。

お風呂上がりなど濡れた髪に使ってまとまり感を出したい人にもおすすめです。水分を含ませた毛束にオイルをなじませたあとにドライヤーで乾かしたところ、毛束幅は乾いた状態よりも平均-13.35%細くなりました。根元は-8.81%・中間は-19.93%・毛先は-11.29%と、まんべんなく変化しています。

比較した商品には濡れた毛束と乾いた毛束のどちらか一方でしか変化が見られないものもあったなか、濡れた毛束・乾いた毛束のどちらでも髪にまとまり感を出せたのはメリット。どちらかというと濡れた髪よりも、乾いた髪に使ったほうがまとまりやすいでしょう。

比較した同シリーズのロックオイルとは違い、内部補修成分としてCMC類似補修成分のラウロイルグルタミン酸ジ（フィトステリル/オクチルドデシル）を配合しているのもポイント。18-MEA代替成分・加水分解タンパク質は見当たらなかったものの、外部補修成分・内部補修成分の両方をきちんと配合しています。

髪の内部・外部へアプローチできる成分構成なので、髪ダメージが気になっている人におすすめです。

落としやすさも優秀です。スライドガラスに塗布したヘアオイルを翌日にシャンプー液で洗い、乾燥後に1μlの水滴を垂らしたところ、高さは平均0.50mmでした。比較した商品全体の平均値である0.90mm（※2025年2月時点）よりも低かったことから、オイルをある程度落とせていることがわかります。

低洗浄力なシャンプーで洗っても落としやすかったので、ヘアオイルの蓄積によるゴワつきを招く心配は少なく、デイリー使いしやすいでしょう。

比較したほか商品にはツヤ感がしっかり出るものもありましたが、こちらはふんわり感をキープしつつ、わざとらしさのないツヤ感をプラスしたいときに向いています。ウェット感強めのツヤ感を求める人には物足りないでしょう。

束感の作りやすさの評価はいまひとつです。検証では束感のあるヘアスタイルにセットしたものの、あまり束感は出ずにふんわり感がキープされている程度でした。

比較した同シリーズのロックオイルは束感を作りやすかった一方で、本商品はテクスチャが軽いので、束感を出すためには指先でていねいに作り込む必要があり、テクニックが求められます。束感を作って動きのあるヘアスタイルに仕上げたい人には不向きです。