SALONIA スタイリングオイル（ウェット）の口コミ・評判は？実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー！

髪のボリュームを抑えられるところが1番のメリットです。毛束を濡らしてからヘアオイルを0.1cc使用し、ドライヤーで4分間乾かします。使用前後の毛束の広がりを方眼用紙で記録し、ボリュームを抑えられているかを評価しました。

ヘアオイルを塗る前の毛束の広がりを100％として、広がりの変化率を算出する検証を3回行なったところ、平均20.11％も広がりを抑えられました。比較したなかには変化率が10％に満たない商品もあったのに対し、乾燥よる広がりはしっかり抑えられ「まとまり感が出る」との口コミにも納得です。膨張しやすい髪質に悩む人でも満足できるでしょう。

乾いた髪に塗っても、しっかりコンパクトに収まります。濡れた髪の検証と同様に、ヘアオイルを0.1ccなじませてコームで5回梳いて評価しました。

塗布前後の毛束の広がりを方眼用紙を使って記録して算出した変化率は、平均27.22％と優秀な結果に。100％広がった状態に対し、72.78％まで広がりが抑えられていました。

比較したなかには変化率が5％を下回る商品もあったのに対し、見た目からも毛束が細くなったことがわかります。髪をまとめる効果に期待できるため、ストレートヘアやタイトなまとめ髪をしたいときにも活躍するでしょう。

なじませやすさもおおむね良好です。20〜40代の12人の女性モニターが実際に髪につけてテクスチャを評価。その結果、剛毛・軟毛のモニターで評価に大きな偏りはみられず、多くの人が使いやすい硬さのテクスチャであることがわかりました。

オイルの質感についてのモニターの意見は「重い」「軽い」と二分したものの、つけ心地については「少量でもムラなくつけやすい」などのプラスの声が多く寄せられています。比較したなかには容器から出しにくいほど硬く、髪の毛に伸ばしにくい商品もありましたが、こちらはほどよいとろみで簡単になじませられました。

一部のモニターからは「ベタベタしすぎている」という声も。毛量や髪質によっては使う量を少なめにしたほうがよいでしょう。自分の適量がわかればコツいらずで使えるので、ヘアオイルをこれまで使わなかった初心者でも気軽に試せますよ。

＜なじませやすさについてのモニターコメント＞

1. 「軽めのテクスチャ。少量でもムラなくつけやすかった」
2. 「少し重みのあるテクスチャだったが、硬くもなく、伸ばしやすかった」
3. 「軟毛のため、少し重ためのテクスチャに感じた。かなり少量で使わないとベタッとする」
4. 「少しとろみのあるテクスチャで、髪全体にまんべんなく伸ばせた。いつも乾燥によって広がる毛先がきれいに整った」
5. 「少しベタベタしすぎていて伸びが悪いように感じた」

コメントは一部抜粋

こなれたスタイリングも簡単に再現できます。

商品を使ってスタリングしたマネキンをチェックした結果、きれいなツヤ感のある仕上がりに。束感も作れており、スタイリング後の仕上がりは高評価を獲得しました。

比較した商品内にはオイルの重さでカールが伸びる商品もあったのに対し、ふんわりとしたニュアンスを表現できます。「ワンステップでダメージ補修 &スタイルキープ &質感メイクが叶う」という謳い文句にも納得です。

ただし、つけすぎるとベッタリとした印象になりやすいため、少量ずつ毛先から塗布することを意識しましょう。

オフしやすいところもメリットです。スライドガラスに塗布した0.1ccのヘアオイルを一晩乾燥させ、シャンプー液で洗い流してから、さらに一晩放置。その上から水を1μl垂らして、水滴の高さを比較しました。

5回検証を行った結果、水滴の高さは平均0.5mmと低く、しっかり落とせている基準の0.75mmをクリア。比較したなかには2mmを超える商品もあったなか、トップクラスの落としやすさであることがわかりました。

ヘアオイルが髪に蓄積するとゴワつきの原因になるだけではなく、ヘアカラー・パーマなどの薬剤が浸透しにくくなることも。本商品は洗浄力が低いシャンプーを使っても落としやすく、髪をいたわりたい人におすすめできます。

傷んだ髪の毛を補修する効果も期待できます。アイロンやドライヤーによって受けた熱ダメージをケアできる成分が配合されているかを、成分表をもとに理系美容家である箱崎かおりさんがチェック。その結果、髪の外部・内部の両方からアプローチできる成分が記載されていました。

外部補修成分としてヒートケア成分のメドウフォーム－δ－ラクトンが含まれていることに加え、髪の内部補修成分としては、イソステアロイル加水分解シルクが確認できました。

比較したなかには内部・外部補修成分のどちらかしか見当たらなかった商品もありましたが、こちらはダメージが気になる人にもおすすめです。複数のアイテムを用意しなくても本商品をなじませるだけでダメージケア効果が期待できるため、お風呂上がりの時短も叶うでしょう。

容器が扱いやすいところも魅力です。片手で使いやすいポンプ式を採用し、忙しいときでも手間取りません。

比較したなかには、容器を傾けて手に取るボトル式の商品や、スポイトで取る必要があるもありました。対して本商品は、気軽にサッと塗布しやすいでしょう。フタがついていないため持ち運びには向いていませんが、自宅で使いやすい仕様といえます。

使用中は、適度に爽やかな香りが広がります。20～40代の香りつきヘアオイルを好むモニターが実際に使ったところ、「柑橘系の香り」「上品な香りで気分があがる」などと好意的な声が寄せられました。比較したなかでも柑橘系の香りの商品はモニターから好印象で、使いやすい傾向が。本商品も「香りが苦手」との口コミとは異なり、好みを選びにくいでしょう。

髪を乾かしたあとは香りが薄まり、モニターからは「香りが弱くなった」との声が寄せられました。とはいえ、酸化などで香りが変化することはなく、やさしい香りがほのかに感じられたのは利点。毛先から少し香る程度なので、食事に行く際などにも使いやすいのもポイントです。

＜香りのよさ・香りの残りやすさについてのモニターコメント＞

1. 「ほのかに柑橘系な感じの香りがした。弱すぎず強すぎず、爽やかで心地よい」
2. 「いつまでも嗅いでいたいと思えるような、上品な甘い香りが漂ってきて気分があがる」
3. 「ドライ後もほのかに柑橘系な感じの香りがした」
4. 「ドライ後は熱で香りが飛んだのか、香りが弱くなった。香りが変わることはなかった」
5. 「毛先に香りが残っていたが、ドライヤー前と比べてニオイがやや飛んだ」

コメントは一部抜粋