リーズナブルで書き心地がいいと評判のパイロット(PILOT) カスタム74。しかしインターネット上にはレビューが少ないので、実際の使い心地がわからず、購入をためらっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は口コミの真偽を確かめるべく、パイロット カスタム74を含む高級ボールペン26商品を実際に使って、書き心地・グリップの握りやすさ・インクの乾きやすさを比較検証レビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
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すべての検証は
マイベストが行っています
今回検証したパイロットのカスタム74は、キャップの部品が大きく邪魔になってしまうため、手放しではおすすめできません。文字を書いているときにノック部分が手に当たり、芯が勝手に動いてしまいました。
アクロボールインキを採用しているためか、インクのなめらかさ・速乾性は優秀です。グリップの太さや軽さもちょうどいいだけに、形状だけが残念でした。同じインクを使った形状の異なるペンも発売されているので、合わせてチェックしてみてはいかがでしょうか。
ペンをはじめとするさまざまな文房具でおなじみのパイロットコーポレーション。そんなパイロットが販売する「カスタム74」は、初めての高級ボールペンとしても手に取りやすい価格で人気を集めています。
ボール径はスタンダードな0.7mmです。乾きやすい油性インク式なので、書く場所を選びません。仕事中のメモにも、プライベートの日記にも使えます。
インクの出し方はキャップスライド式。キャップ部分をペン先方向へ押すだけで操作できるため、素早くメモを取りたい場面でも重宝しますよ。
しかし、実際の書き心地や持ち心地はどうかなどが気になりますよね。今回はパイロットコーポレーション カスタム74を含む高級ボールペン全26商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
まずは書き心地を検証します。A4のコピー用紙に文字を書き、なめらかにかけるかどうかを文房具の専門家である寺西廣記さんとともに評価しました。
書き心地はイマイチでした。キャップをスライドするだけでノックできるというギミックが裏目に出てしまい、文字を書いている途中で手に当たって、芯が動いてしまいました。ノック自体の操作性もよいとはいえません。インクそのものの書き心地はなめらかでしたが、形状で評価を落としてしまいました。
続いてはグリップの握りやすさを検証します。長さ・重さ・太さの観点から、文房具の専門家の寺西廣記さんに評価してもらいました。
グリップの握りやすさは高評価で、とても持ちやすいです。22gほどと軽いので、もう少し重くてもよいと感じましたが、書きやすさを損ねるほどではありません。長さ太さに関しては言うことなしです。
最後はインクの乾きやすさをチェックします。紙に線を書いた直後にインクを手で擦り、かすれ具合で評価しました。
インクはとても乾きやすく、手で擦ってもまったくかすれませんでした。今回検証した商品すべてが合格点でしたが、中でも優秀な速乾性です。
書き心地で選ぶなら、同じパイロットから発売されているTIMELINEがおすすめです。インクはカスタム74と同じアクロボールインキで、なめらかさと速乾性に優れています。太めのグリップは好みが分かれましたが、芯が勝手に動くことはなく安定感のある書き心地でした。
細めのグリップが好み方におすすめなのは、CROSS センチュリーⅡです。手帳に挟んで持ち運んでも邪魔にならないサイズ感でありながら、書き心地も上々。絶妙な重さ・長さのバランスが魅力です。書き心地が軽やかでインクの速乾性もあるので、普段使いのボールペンとしてぜひ検討してみてください。
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