荷物をたっぷり収納できると人気のタンスのゲン 折りたたみキャリーカート 200L。「でこぼこ道でも進みやすい」と人気です。しかし、「大きくてトランクのスペースをとる」と気になる口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のキャリーカートとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、キャリーカート選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
タンスのゲン 折りたたみキャリーカート 200Lは、キャンプ道具やレジャー用品など運びたい荷物がたくさんある人におすすめです。積載容量が196Lと大容量で、比較したなかでも容量が少ない商品と比べても、大きいサイズの荷物でもすっぽり積めるでしょう。何も持たずカートを押すだけで移動できるうえ、小物ポケットや荷物の固定ベルトが付いているのもうれしいポイントといえます。
一方で、その大きさにより収納時のサイズは幅64cmと大きめ。トランクのスペースを大きくとってしまうでしょう。折りたたむ方法も収束型のため、簡単に片づけられるワンタッチ型よりは手間に感じます。とはいえ、ハンドルホルダーがあり、片づけている最中にしっかり固定できるのは利点ですよ。
耐久性はそこそこ。回数を重ねるとほつれる可能性があるポリエチレン製の生地ですが、ハンドルはロック機能がついた固定式。ロックを解除していると、転回時でも負担を減らせるでしょう。また、衝撃を吸収しやすいラバー製タイヤが、長期的に使用しても破損しにくい印象です。
タイヤの直径は17cm、幅は10cmと大きく太め。小さいサイズのタイヤと比べても、砂浜や凸凹道でもスムーズに進めます。実際にモニターが使用したところ、直進時に安定感がありました。ただしハンドルがロック固定されるため、方向転換する際に力が必要で引きにくいと操作性はいまひとつです。
比較したなかには操作性に優れた商品もありました。毎回快適に使用したい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
実際にタンスのゲン 折りたたみキャリーカート 200Lと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイキャリーカートと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
タンスのゲン 折りたたみキャリーカート 200Lの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
キャンパルジャパン
大容量の商品がほしい人に。操作しやすく悪路でも進みやすい
そもそも折りたたみキャリーカートとは、たくさんの荷物を1回で運べるアイテムです。手で運ぶよりも4倍近い荷物を運べ、目的地までの往復が楽になります。
今回ご紹介するタンスのゲン 折りたたみキャリーカート 200Lもそのひとつ。タンスのゲンが展開しているアウトドアブランド、ENDLESS BASEの商品です。200Lの大容量タイプで、悪路でも進みやすい大型ワイドタイヤを搭載しています。
耐久性に優れたノーパンクタイヤを採用し、2か所に付いたストッパーが坂道に使用しやすい点もウリです。150kgの重さまで耐えられ、コンパクトに折りたためるつくり。引っ張るだけではなく、押しても運べるラウンド型キャリーハンドルです。
カート前方にはペットボトルやスマホなどを収納できるポケットが付いています。さらに、荷物が倒れずに固定できるワンタッチベルトも搭載。長さの調整が可能なので、大きい荷物にも対応可能です。
<カラー展開>
また、本体をすっきり収納できる同色のカバーも付属していますよ。
今回はタンスのゲン 折りたたみキャリーカート 200Lを含む、キャリーカート全11商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
キャンプ経験者であるモニター10名が実際に使用して、まっすぐ進めるか・方向転換しやすいか・力を入れずに進めるか・引っぱりやすいかをチェックしました。
比較したなかでガタついて進めにくいものもあったなか、地面とのブレが少ない商品です。滑らかに進めるのは魅力でしょう。
<直進のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
一方で、方向転換はしにくい印象。「無理やり引っ張って方向転換する形となった」「ハンドルが固定されていて操作できない」と、半数以上のモニターが困難に感じていました。
比較したなかでハンドル形状がO字型の商品は、力を伝えやすく方向転換もしやすい傾向が。一方で、本品はリヤカーのようなバー型ハンドルです。向きを変えるにはハンドルを強く引っ張って進む必要があり、操作がしにくいといえます。
<方向転換のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
比較したなかでハンドルを引きやすく、軽い力でスムーズに進められた商品と比べると、力を込めた両手操作が必須といえます。ハンドルの幅は広めなので、力に自信がない人は2人で持つのも1つの手ですよ。
<少ない力で進めるかについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
<引きやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
容積の実測値は196L。比較したなかで37Lしか荷物が入らない商品と比べても、5倍以上の荷物を収納できます。必要な道具をすべて積み込めて、荷物で両手をふさがずに目的地まで移動できるでしょう。大人数でアウトドアを楽しみたい人にもうってつけです。
確認した結果、丈夫さはそこそこ。タイヤは衝撃を吸収しやすいラバー製で破損しにくい印象でしたが、生地はポリエチレン製。頻回に使用するとほつれる可能性があります。
また、本品のハンドルはロック機能を搭載した固定式タイプ。比較したなかで可動式だった商品と比べると、カーブや転回をするときにハンドルの付け根に大きな力が加わり、破損しやすいといえます。とはいえ、ロックは解除可能。やや手間ですが転回時ごとにロック解除すると、壊れにくく長期的に使用できるでしょう。
計測した結果タイヤの直径は17cmと、20cmに近く大きめでした。さらにタイヤ幅は10cm。比較したなかでタイヤ幅3cmの商品があったことをふまえると、幅は太めといえます。全体的に大きめのサイズで、ビーチや砂利道でも沈み込まずに進めて荷物運びに役立つでしょう。
持ち運びやすさでは、メジャーを使用して収納時の幅・奥行・重量を計測。幅は30cm、奥行は60cmを上限に小さいものをおすすめとし、重量は5kgを上限に軽いものをおすすめとしてチェックしました。
準備・片づけのしやすさでは、感覚的に準備・片づけできる商品かどうか、折りたたみタイプか・ハンドルホルダー付きかをポイントに確認しました。
トランクの中で場所を取り、持って行きたい荷物が入りきらない可能性があるでしょう。トランクのスペースに余裕がある人向きです。
とはいえ、ハンドルホルダーが搭載しているのは大きなメリットです。片づけている最中にハンドルがぶらぶらせず、しっかり固定ができるので手を挟む心配もありませんよ。
タイヤの直径(実測値) | 17cm |
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タイヤの幅(実測値) | 10cm |
重量(実測値) | 12kg |
積載容量(実測値) | 196L |
折りたたみタイプ | 収束タイプ |
ハンドルの形状 | バー型 |
フレームの素材 | スチール |
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生地の素材 | ポリエステル |
ハンドルのタイプ | 固定式 |
タイヤの素材 | ラバー |
ハンドルホルダー付き |
そのほかにも楽天市場・Yahoo!ショッピングでの販売も確認できました。利用しやすいショップをチェックしてみてくださいね。
最後に、操作のしやすさでおすすめだった商品をご紹介します。
Moon Lence キャリーワゴンは、小回りがきいて引っ張りやすい商品。タイヤが細めで、直進・方向転換ともにスムーズに行えました。軽い力で操作できるため、力に自信がない人にもぴったりでしょう。時間無制限の無償修理保証が付いている点も魅力といえます。
体重をかけずにたくさんの荷物を引っ張りたい人は、Newell Brands アウトドアワゴンマックスがおすすめです。方向転換を細かく行えて、O字型の持ち手も引っ張りやすいと好評でした。タイヤの取り外しができ、コンパクトに収納できるので本体の持ち運びにも優れていますよ。
タイヤの直径(実測値) | 17cm |
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タイヤの幅(実測値) | 3.5cm |
重量(実測値) | 9kg |
積載容量(実測値) | 157L |
折りたたみタイプ | 収束タイプ |
ハンドルの形状 | O字型 |
良い
気になる
フレームの素材 | スチール |
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生地の素材 | ポリウレタン |
ハンドルのタイプ | 可動式 |
タイヤの素材 | ラバー |
ハンドルホルダー付き |
Moon Lence キャリーワゴンの評判・口コミは?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
タイヤの直径(実測値) | 18cm |
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タイヤの幅(実測値) | 8cm |
重量(実測値) | 9kg |
積載容量(実測値) | 121L |
折りたたみタイプ | 収束タイプ |
ハンドルの形状 | O字型 |
良い
気になる
フレームの素材 | スチール |
---|---|
生地の素材 | ポリエステル |
ハンドルのタイプ | 固定式 |
タイヤの素材 | 樹脂 |
ハンドルホルダー付き |
コールマン アウトドアワゴンマックスを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
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