スチール製のフレームを使い、耐荷重100kgというタフさを謳うMoon Lence キャリーワゴン。カラーバリエーションの豊富さとタイヤサイズが選べるところも魅力です。「たくさん積めて抵抗なくスムーズに運べる」と評判ですが、「収納時サイズが大きい」「本体重量が重い」という口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のキャリーワゴンとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、キャリーワゴン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
9,980円
おすすめスコア
操作のしやすさ
積載性の高さ
持ち運びやすさ
悪路の走りやすさ
耐久性の高さ
準備・片づけのしやすさ
タイヤの直径(実測値) | 17cm |
---|---|
タイヤの幅(実測値) | 3.5cm |
重量(実測値) | 9kg |
積載容量(実測値) | 157L |
折りたたみタイプ | 収束タイプ |
ハンドルの形状 | O字型 |
良い
気になる
Moon Lence キャリーワゴンは、たくさん荷物を積んで、凹凸のある道でもスムーズに運搬したい人におすすめです。実際に使ったモニターからは、「タイヤの細さと可動性により小回りが利き、片手でも軽くUターンができる」と好評。握りやすい丸いわっかのハンドルも、滑らかな操作性を底上げしていました。可動域が小さく小回りが利きにくい商品よりも、快適に荷物を運べますよ。
さらにラバー素材のタイヤは、地面からの衝撃を吸収して破損のリスクを軽減。直径17cmというタイヤの大きさは小さな石や枝が転がる凸凹道も走りやすいでしょう。オックスフォード加工がされた生地もほつれに強く、枝などが引っかかりやすい山中のキャンプ場で使っても高い耐久性が期待できます。
耐久性だけではなく積載性の高さも魅力で、容量は157Lと、高評価の基準とした150Lを優に超える結果となりました。100Lしか積めない商品に比べると、手荷物を減らして移動できそうです。容量の大きさに対して収納時のサイズは幅23×奥行24cmと非常にコンパクト。車のトランク内を圧迫せずに使えますよ。
一方で、「引きはじめに力がいる」と指摘する声も。本体重量が9kgと重いので、初動には力が必要かもしれません。また、タイヤの幅が3cmと細い点は小回りが利きメリットではありますが、砂場ではやや安定感に欠ける可能性があります。
片づけ時にハンドルが固定できないうえ、本体を引っ張り上げてコンパクトにする収束型なので、片づけや準備に手間を感じそうです。重さや片づけ・準備の手間が気にならなければ、たくさん荷物を積んでスムーズな持ち運びが可能なので、ぜひ検討してみてくださいね。
そもそもキャリーワゴンとは、荷物をまとめて運べるキャンプギアをいいます。複数の荷物を手軽に持ち運べるので、駐車場とキャンプサイトが離れていても、少ない往復で済むところがメリットです。
Moon Lenceキャリーワゴンは、「誰でも簡単にキャンプを」というコンセプトのもとに商品展開しているアウトドアメーカー、Moon Lenceの商品。色はブラック・グレー・オレンジ&ブラック・グリーン・ネイビー・グレー&ブラックから選べます。
タイヤのサイズも小型・大型から選べるので、よく利用するキャンプ場に合わせた使用も可能。今回の比較では小型を使用しています。
選択肢が多いところも魅力ですが、組み立てや収納に費やす時間がそれぞれ1分を謳うほどの手軽さもメリット。さらに、万が一商品に不具合が生じた場合でも、購入から30日以内であれば返品対応してもらえます。使い側に寄り添った工夫が充実したキャリーワゴンといえるでしょう。
使いやすさだけではなく、耐久性の高さも負けていません。100kgという耐荷重に加えて、堅牢なスチール素材をフレームに使うことで、耐久性を底上げしています。そのほか、詳しいスペックを以下にまとめてみました。
<スペック>
今回はMoon Lence キャリーワゴンを含む、キャリーワゴン全11商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
ほかのキャリーワゴンとMoon Lence キャリーワゴンを比較したところ、以下の5つのメリットがありました。
商品の耐久性をチェックするために、ハンドルの構造やタイヤの素材を確認し、キャンプ道具をたくさん載せても運べるかどうか比較しました。
本商品は、可動式のハンドルが転回時の衝撃を和らげてくれるので、ハンドルの破損が少ないでしょう。また、タイヤがラバー素材なので地面からの衝撃吸収性に優れ、破損のリスクを軽減できるところも魅力です。
さらにオックスフォード加工の生地を採用しており、使い続けてもほつれやダメージに強いところも特徴。比較したほかの商品のなかには、衝撃吸収性に欠けるプラスチック製のタイヤを使用しているものもあり、本商品のタフさが際立ちました。
ほかの商品の容量もチェックしましたが、なかには100L以下のものもあったことを考えると、本商品の積載性の高さが伺えます。
ハンドルに可動性があるうえ、タイヤが細いので、小回りが利きやすいところも好印象。コントロールしやすく、軽い力でUターンやSターンが可能です。
モニターからも「ハンドルが手の動きにしっかりと対応しているので操作がしやすく歩きやすい」「タイヤの細さと可動性により小回りが利き、片手でも軽くUターンができる」と高評価でした。
同じモニターに評価してもらったほかの商品のなかには、ハンドルやタイヤの可動域が小さく扱いづらいものもあったのに対して、引っかかりのない丸いわっかが手にほどよくフィット。ハンドルの長さもちょうどよく手への負担も少ないですよ。
<操作のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
凸凹道などの悪路でも荷物を積んで走らせやすいかチェックするために、本商品のタイヤの直径を測定したところ、約17cmと14cm程度の商品と比較すると大きめ。ハイキングコースのような凹凸のある道も軽快に進めそうです。
小さな石や枝などが転がるキャンプ場の道中も快適に荷物を運べるでしょう。
耐久性の高さなどが高評価を獲得したMoon Lence キャリーワゴンですが、2つのデメリットもあったのでご紹介します。
実際にモニターからも「引きはじめは力を要した」「初動のみ重みが少しあった」というコメントが見られました。また、タイヤの幅が3cmと細いので、海辺のような砂場では使いにくい可能性も。悪路への対応力の高さを重視するなら、タイヤの太さにも注目して選んでみてくださいね。
<操作のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
加えて、ハンドルホルダーがないので片づけるときにハンドルが固定できず、ぶらぶらと動く可能性があります。スムーズにキャンプの片づけと準備を済ませたい人には不向きでしょう。
タイヤの直径(実測値) | 17cm |
---|---|
タイヤの幅(実測値) | 3.5cm |
重量(実測値) | 9kg |
積載容量(実測値) | 157L |
折りたたみタイプ | 収束タイプ |
ハンドルの形状 | O字型 |
良い
気になる
フレームの素材 | スチール |
---|---|
生地の素材 | ポリウレタン |
ハンドルのタイプ | 可動式 |
タイヤの素材 | ラバー |
ハンドルホルダー付き |
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海辺などの砂場を走るにはやや使いにくそうな点が気になるMoon Lence キャリーワゴン。道の状況関係なく使いやすいキャリーワゴンなら、以下の商品もおすすめですよ。
収納時のサイズも、幅23×奥行25cmとMoon Lence キャリーワゴンと遜色のないコンパクトさ。少し高くても、運ぶときの快適さをより追求したいなら、ぜひ検討してみてくださいね。
Moon Lence キャリーワゴンは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの購入が可能です。
キャンプの荷物を少なくしたいなら、ワゴン専用のアルミニウムテーブルもおすすめ。折りたたみ式の天板で、キャリーカートの上に乗せるだけでテーブルに早変わりします。耐荷重100kgという丈夫さなので、スキレットや鍋を置いても高い安定性が期待できるでしょう。
キャリーカートの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。Moon Lenceのキャリーワゴン以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
タイヤの直径(実測値) | 18cm |
---|---|
タイヤの幅(実測値) | 8cm |
重量(実測値) | 9kg |
積載容量(実測値) | 121L |
折りたたみタイプ | 収束タイプ |
ハンドルの形状 | O字型 |
良い
気になる
フレームの素材 | スチール |
---|---|
生地の素材 | ポリエステル |
ハンドルのタイプ | 固定式 |
タイヤの素材 | 樹脂 |
ハンドルホルダー付き |
コールマン アウトドアワゴンマックスを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
タイヤの直径(実測値) | 20cm |
---|---|
タイヤの幅(実測値) | 8cm |
重量(実測値) | 11kg |
積載容量(実測値) | 101L |
折りたたみタイプ | 収束タイプ |
ハンドルの形状 | O字型 |
フレームの素材 | スチール |
---|---|
生地の素材 | ポリエステル |
ハンドルのタイプ | 固定式 |
タイヤの素材 | 樹脂 |
ハンドルホルダー付き |
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