ダイキン 加湿ストリーマ空気清浄機 MCK504Aをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

まずは、集じん力の検証です。

スモークマシンでアクリルボックス内に煙を充満させ、空気清浄機を稼働。稼動後は一番違いの出た1分後に煙の量を確認し、煙の量が少ないものもほど高評価としました。

集じん力は非常に優秀です。起動のスピードが速く、強モードではわずか20秒ほどで煙の白さはなくなり、1分後には9割以上吸収されました。比較したなかには3割しか吸いこめないものもあったのに対し、こちらは花粉やほこりなどをスピーディに除去する効果に期待できます。

比較したところ、フィルターサイズの大きい商品は集じん力に優れる傾向がありました。360度から空気を取り込めるAcerpure Coolも高評価を獲得しています。

次は、脱臭力の検証です。

アクリルボックス内に独特の強烈なニオイがする魚の干物・くさやを入れ、サーキュレーターでにおいを拡散。最も強いモードで空気清浄機を稼動させ、におい・かおり環境アドバイザー（臭気判定士）である石川英一さんが、30秒おきにニオイをチェックしました。

続いて、機能性・使い勝手のよさの検証です。

アクリルボックス内で制汗剤スプレーを5秒間噴射してから、空気清浄機のセンサーが反応するまでの時間を測定し、センサーの感度をチェック。さらに加湿機能のあるものを加点評価し、機能性を評価しました。

使い勝手の検証では、お手入れ箇所の多さ・フィルターの交換頻度・サイズの観点から評価しています。

最後は、静音性の検証です。騒音計を使用し、小・中・強モードの稼動音を50cmの距離で測定。平均値が小さいものほど高評価としました。

静音性も非常に高いことがわかりました。4段階のモードのうち、しずかモードの稼働音は約32.2dBとホテルの室内ほどの静かさ（出典：環境省）。弱モードは37.2dB・中モードは43.2dBと、こちらも同様に静かです。比較した商品には最小のモードで40dBを超えたものもあり、静音性の高さが伺えます。

一番強いターボモードでも57.7dBと、役所や銀行の窓口ほどの大きさ（出典：環境省）です。「音が大きい」との口コミがあるように静かとはいえませんが、比較した半数以上の商品が60dBを超えています。モードを使い分ければ、就寝時でも使いやすいですよ。