塚本無線 WTW ゴマちゃん2 AI強化型モデル WTW-E2305Sを検証レビュー！屋外用防犯カメラの選び方も紹介

塚本無線の「WTW ゴマちゃん2 AI強化型モデル WTW-E2305S」は、昼夜問わず鮮明な画質を録画したい人におすすめ。画質のよさの検証では、昼間はもちろん夜間でもナンバープレートをしっかり確認できました。

ただし撮影範囲が65度と狭く、死角ができやすい点には注意が必要です。さらに、5mの距離から動体検知モードを使用したところ手を振るような小さい動きは検知できず、人や車が横切るなどの大きな動きがないと検知しなかったため感度はいまひとつでした。

設置にはビスが3つ以上必要で、壁に穴を開ける必要があります。給電方法は、DCケーブルを使用した有線式で最初の配線が手間に感じるでしょう。とはいえ、一度設置すれば位置や画角の調整、定期的な充電が不要な点はメリットといえます。

首振り機能が搭載されており、水平旋回355度・垂直旋回95度まで遠隔操作が可能。アプリと連携すれば自動で警告音が鳴る機能があるうえ双方向通話ができ、事件を未然に防ぐ効果も期待できます。動画データは最大128GBのmicroSDカードに保存可能。クラウドサービスは保存期間に合わせてプランを選ぶことができ、最も安いプランでは＄4.99（1ドル150円の場合749円）で使用することができます。

昼夜問わず画質がよい点は魅力ですが、撮影範囲が狭いため設置場所の工夫は必要でしょう。死角なく撮影したい人は、ほかの商品を検討するとよさそうです。