コーヒーミルとしても使える2WAY仕様が特徴の、ドウシシャ 電動コーヒーミルかき氷器 DHCI-B3。ネット上では「お手入れが簡単」と評判です。一方、「氷を継ぎ足すのが面倒」「氷の粒が粗い」といった口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のかき氷機とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、かき氷機選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
ドウシシャ 電動コーヒーミルかき氷器 DHCI-B3は、食べ応えのあるシャリシャリ食感を楽しめますが、少しずつしか削れないのが気になりました。口コミに「氷を継ぎ足すのが面倒」とあるように、バラ氷を2個ずつしか入れられないため、満足な量を作るには時間がかかります。比較した同じ電動タイプの商品には15秒で削れるものもありましたが、本商品は2分27秒も要しました。
電動タイプで、ボタンを押し続けるだけで楽に削れる点は高評価。刃の調節機能で氷の食感を変えられえるうえ、コーヒーやジュースなどを凍らせた味付き氷も使えるので、さまざまなバリエーションを楽しめます。口コミどおりお手入れもしやすく、モーター部分以外は取り外して洗える仕様です。味付き氷のベタつきもすっきり落とせますよ。
実際に食感調整ネジを最もふわふわにして削ってみたところ、比較した商品のなかでは粗めの仕上がりに。ふわふわした氷の体積の基準値を500mLに設定しましたが、本商品は粒が大きいためあまり空気を含んでおらず320mLでした。お店のようなふわふわ食感を期待すると期待はずれといえますが、食べ応えのある粒感を求めるならうってつけです。
20〜40代のモニター5人が試食したところ、全員が「シャリシャリ」「ガリガリ」などと回答。ふんわり感はないものの、「懐かしい風景が思い出されてよい」「涼しさが感じられる」とむしろ好評でした。お祭り屋台で食べるような、昔ながらのかき氷を楽しみたい人にはおすすめですよ。
ECサイトの価格は、執筆時点で税込7,000円台。比較した半数以上の商品は3,000円以下だったので、やや高価ですが、コーヒーミルとしても使えるのが魅力的です。スマートなハンディタイプでシャリシャリ食感のかき氷を楽しめますが、一度にたくさん削れないため、大人数で楽しむならほかの商品も検討してみてくださいね。
今回ご紹介するドウシシャ 電動コーヒーミルかき氷器 DHCI-B3は、ユニットを付け替えることで、かき氷機とコーヒーミルの2WAYで使用できるアイテム。かき氷シーズンである夏だけでなく、一年中キッチンで活躍するでしょう。
販売元のドウシシャは、生活関連商品のメーカーおよび商社機能をもつ日本の企業。ニッチ市場をターゲットとした商品の企画・開発を得意としており、かき氷機分野でもヒット商品を抱えています。これまで培ってきた、お店のようなふわふわ食感のかき氷へのこだわりを、コーヒーミルに活かすという新発想で生まれた商品が今回のDHCI-B3です。
形状は、手に持って使うスティックタイプ。グラスや大きいお皿など、器のサイズや形状を問わずに氷を削れます。
刃の高さ調節ネジがついており、ふわふわ〜シャリシャリまでお好みで氷の粗さを変えられるのもポイント。氷は電源ボタンを押すだけで削れるので、力を入れる必要はありません。
モーターが入っている部分を除いて水洗いでき、分解してすみずみまで洗浄可能。付属のお手入れブラシで刃の部分まで洗えますよ。
<スペックの詳細>
スタンドを含めない状態のかき氷機のサイズは直径9cm・高さ35.5cm、重さは0.75kg。なお、コーヒーミルユニット装着時は直径8.5cm・高さ28.5cmで、重さは0.65kgです。電源コードの長さは約1.3mあります。
ブラックを基調として、ゴールドのラインが入ったデザインです。スタイリッシュなので、インテリアになじみやすいでしょう。おしゃれなだけでなくスティック状でスリムなので、キッチンに置きっぱなしでも場所をとりません。
本体共通ユニットの付け替えで、かき氷機とコーヒーミルを使い分ける仕様。使用しないユニット用にホコリを防ぐフタがついているのも、うれしい配慮ですね。料理研究家の坂口もとこさん監修レシピブックもついてくるので、さまざまなアレンジを楽しめるでしょう。
今回は、ドウシシャ 電動コーヒーミルかき氷器 DHCI-B3を含むかき氷機22商品を用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、使いやすさ・氷の削れるスピードの検証です。
実際に各商品を使用して、削りやすさや操作性、手入れのしやすさをチェック。さらに、150mLのミネラルウォーターで作った氷を削り切るまでにかかる時間を測定し、スピードを確かめました。
電動タイプで楽に削れることもあり、使いやすさは比較したなかでもトップクラスの評価に。ボタンを押し続けるだけで、力を入れずに削れるところが好評でした。
食感や味のアレンジをしやすい点も魅力です。刃の調節機能で氷の食感を変えられるので、ふわふわからシャリシャリまでいろいろな食感を楽しめます。コーヒーやジュースを凍らせた氷も削れ、味のバリエーションも広がりますよ。
氷は、家庭用の製氷器で作ったバラ氷を使用できるので手軽です。ただし、実際に使用してみるとバラ氷は2個ずつしか入りませんでした。「氷を継ぎ足すのが面倒」と口コミで指摘されていたように、大人数で楽しむには容量が少ないといえるでしょう。
口コミどおり、お手入れのしやすさにも配慮がみられました。手入れに必要な箇所は、モーター部分を除いてすべて取り外せる仕様です。食器用洗剤で洗えるので、凍らせたジュースを削ってもベタつきをしっかり落とせますよ。
氷を削るスピードに関しては、振るわない結果に。検証では1人分の調理時間の基準として30秒を設定しましたが、3回削った平均タイムは2分27秒とかなり遅めでした。同じ電動タイプの商品には1人分を15秒で削ったものもあったので、本商品は口コミどおり調理にかなり時間がかかるといえます。
時間がかかった要因は、氷ケースの容量の小ささ。バラ氷が2個ずつしか入らないため、氷の補充に時間がかかりました。バラ氷を多めに入れてみたところ、まったく削れなくなってしまったので、無理に詰め込むのはやめたほうがよいでしょう。
時間がかかるので、ボタンを押し続ける手が疲れてくるのも懸念点です。氷自体はきれいに削れるだけに、一度に削れる量が少ないのは惜しいポイントでした。
次に、氷のきめ細かさの検証です。150mLの水で作った氷を削り、どの程度かさが大きくなるかをチェックしました。きめ細かいふわふわな氷であればかさが大きくなり、粗いシャリシャリの氷であればかさが小さくなります。
検証ではふわふわ食感の氷の基準値を500mLに設定しましたが、本商品は320mLとかなりシャリシャリ寄りでした。食感調整ネジを最もふわふわにした状態で削っているので、ふわふわを期待している人にとっては期待はずれと感じるでしょう。とはいえ、氷の形がわかるくらい食べ応えのある粒感を求めるならうってつけです。
なお、比較したなかで最もシャリシャリ寄りの商品は290mLでした。本商品も大きな差はないので、比較した商品のなかでもかなり粗めの仕上がりといえます。
最後は、氷の食感の検証です。20〜40代の男女モニター5人が試食して、「ふわふわ」「シャリシャリ」どちらの仕上がりに近いかを確認しました。なお、食感が調整できるものは、最も「ふわふわ」になる設定で削っています。
先のきめ細かさの検証結果と同様に、試食したモニター全員が「シャリシャリ食感」と回答。「ガリガリとした食べ心地」「氷の塊をしっかり口の中で感じられた」というコメントが寄せられており、食べ応えのあるかき氷を楽しめました。
シャリシャリ食感だからといって、モニターからマイナスの意見は聞かれず、「どこか懐かしい風景が思い出されてよい」「涼しさが感じられる」とむしろ好評です。口の中で固まってしまうことがなく食べやすかったのも、評判がよかった理由のひとつでしょう。
雪のようなふわふわ食感を期待する人には向かないものの、お祭り屋台で食べるような、昔ながらのかき氷を楽しみたい人にはおすすめですよ。
<氷の食感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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ドウシシャ 電動コーヒーミルかき氷器 DHCI-B3のの使い方をご紹介します。使用するのは家庭で凍らせたバラ氷。水で作ったプレーンの氷でも、ジュースやコーヒーなどで作った味付きの氷でもOKです。
<使い方>
ダイヤルを回すことで氷の粗さを調整できます。コーヒーミルにもなる2WAY仕様なので、豆から挽いた本格コーヒーでかき氷を作るのもおすすめです。
本商品は、刃の高さを調節することでふわふわ食感の氷も削れます。ふわふわなかき氷を作るには、軟水のミネラルウォーターを使うのがコツです。不純物を含む水道水で作るよりも、口当たりよく仕上がりやすいでしょう。
水の量に対して1割程度の砂糖を加えて凍らせるのもおすすめです。より口当たりのよい氷になりますよ。
ドウシシャ 電動コーヒーミルかき氷器 DHCI-B3の取扱店舗は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトがメインです。値段は執筆時点で7,000円台でした。
各店舗で値段は異なるので、購入の際は比較してみてくださいね!
最後に、短時間で素早くふわふわなかき氷ができた商品をご紹介します。
ドウシシャ DCSP-20は、お祭りのようなデザインが特徴の電動タイプの商品。雪のようにふわふわな、きめ細かい氷に仕上がりました。氷のセットが簡単なうえに15秒ほどで削れて、待ち時間のストレスも少ないでしょう。夏らしい雰囲気とふわふわのかき氷を楽しみたい人におすすめです。
ドウシシャ DTH-B2は、据え置き・ハンディの両方で使える電動タイプのかき氷機です。削った氷は、粉雪のようにふわっとした口溶け。片手でも簡単に操作でき、食感を調整する刃も設定しやすい作りでした。削る速さも20秒前後とスピーディなので、気軽にかき氷を楽しめますよ。
タイプ | 電動 |
---|---|
刃の角度調整可能 | |
使える氷タイプ | 専用容器 |
100mLの氷を削るのにかかる時間 | 15.0秒 |
良い
気になる
本体の幅 | 19.0cm |
---|---|
本体の奥行 | 23.0cm |
本体の高さ | 38.0cm |
パッケージの幅 | 26.5cm |
パッケージの奥行 | 20.5cm |
パッケージの高さ | 39.0cm |
設置可能な受け皿の最大径 | 18.0cm |
本体重量 | 1,300g |
形状 | 据え置き |
コードレス | |
本体分解収納可能 |
ドウシシャ 電動本格ふわふわかき氷器 DCSP-20の口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
本体の幅 | 187mm |
---|---|
本体の奥行 | 160mm |
本体の高さ | 370mm |
パッケージの幅 | 不明 |
パッケージの奥行 | 不明 |
パッケージの高さ | 不明 |
設置可能な受け皿の最大径 | 不明 |
用途 | 不明 |
本体重量 | 1.2kg |
消費電力 | 25W |
電源の種類 | AC |
電源コードの長さ | 1.2m |
タイプ | 電動 |
形状 | 据え置き、ハンディ |
ハンドル方向 | |
刃の角度調整可能 | |
使える氷タイプ | 専用容器タイプ |
氷以外の食品対応 | |
味付き氷対応 | |
コードレス | |
本体分解収納可能 | 不明 |
保護機能 | 不明 |
分解可能パーツ | 不明 |
お掃除ブラシ付き | |
付属品 | 製氷カップ、お手入れ用ブラシ、レシピ |
メスシリンダー体積 | 不明 |
稼動音 | 不明 |
100mLの氷を削るのにかかる時間 | |
1食分の調理時間 | 不明 |
1回あたりの調理量 | 不明 |
特徴 | |
駆動方式 | 不明 |
返品可能 | 不明 |
保証期間 | 1年 |
氷砕能力 | 不明 |
ドウシシャ メガ盛りふわふわ電動かき氷器 DTH-B2をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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