ジルスチュアート ヘアオイル ホワイトフローラルの口コミ・評判は？実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー！

濡れた髪のまとまりやすさは高評価。ドライヤー後の毛束の広がりを測定すると、何も塗っていないときと比べて-15.08%広がりを抑えられました。比較したなかには-10％未満とほとんど変わらない商品もあったのに対し、全体的にしっかりまとまっています。

毛量が多い人やくせ・うねりで広がりやすい人がお風呂上がりに使うと、広がりを抑える効果が期待できるでしょう。

髪へのなじませやすさも良好です。比較したなかには重く伸ばしにくいテクスチャの商品もありましたが、本商品は重すぎず軽すぎないテクスチャで、手のひらに広げて塗布しやすい印象。実際に使用した20～40代の女性モニター12人からは、「少量でもなじませやすかった」「ムラなくつけやすかった」との声が多くあがりました。

剛毛・軟毛のモニターでとくに好みが偏ることもなかったので、多くの人に使いやすいつけ心地といえます。

＜なじませやすさについてのモニターコメント＞

1. 「軽めでさらっと伸ばしやすく、全体的にムラなく広げやすかった」
2. 「重さと軽さのバランスがよい。伸ばしやすく、少量でもムラなく塗布できた」
3. 「手に出したときもサラサラしすぎず、伸びもよかった。ムラなく塗布しやすかった」
4. 「すぐに手のひら全体に広げられたので伸ばしやすいと感じた。塗りにくさはとくに感じなかった」

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フローラル系の甘い香りも多くのモニターから好評。少し甘すぎると感じた人もいたものの、香りがそこまで強すぎないので「毎日使えそう」「髪に香りをつけたい人にはよさそう」との声が聞かれました。

ドライヤーで乾かしたあとの香りの残り具合も「よい香りがほんのり残る」と感じたモニターが多数。比較したなかには香りがほぼ残らない商品もあったのに対し、フレグランス感覚で楽しみたい人に向いているといえます。

＜香りのよさ・香りの残りやすさについてのモニターコメント＞

1. 「香りは強すぎず、手に出したときにほんのり感じる程度でちょうどよい。やや甘めだが、香りが強くないので使いやすい」
2. 「甘さのあるフローラルな香り。フレッシュな印象で少し私には甘すぎると感じた」
3. 「お菓子みたいな甘い香りがよかった。香りも強くなく、乾かすと気にならないくらいなので毎日使えそう」
4. 「ドライ後は、動いた瞬間に香りがふわっと残ってよかった。髪に香りをつけたい人にはよいと思う」
5. 「ドライ後も香りがほどよく残っていて個人的にはよかった。量を調整すればある程度長く香りを残せそう」

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シャンプーでの落としやすさも非常に優秀な結果です。スライドガラスに塗ったヘアオイルをシャンプー液で流し、垂らした水滴の高さからヘアオイルの残り具合をチェックしたところ、水滴の高さはわずか0.5mm。比較した多くの商品と同様、ヘアオイルはほぼ残っておらず、低洗浄力シャンプーでもしっかり落とせることがわかりました。

洗浄力が低めのシャンプーを使っている人や、髪へのヘアオイルの蓄積が気になる人にも使いやすいですよ。

濡れた髪のまとまりやすさの検証では高評価だったものの、乾いた状態でのまとまりやすさの評価はいまひとつ。髪の収まり具合は、何もつけていないときと比べて-7.05%にとどまりました。

比較した商品には、乾いた髪につけても広がりをしっかり抑えられるものが多数あるなか、スタイリングでしっとり重めの仕上がりを目指したい人には向かないといえます。

また、スタイリング剤として動きを作りにくいのもネック。マネキンで試してみたところ、ツヤ感はほんのり出るものの、束感は作りにくい印象でした。

ストレートヘアのスタイリングやきれいなツヤ髪に見せたい人にはぴったりですが、細かなニュアンスを作りたい人には向きづらいでしょう。

補修成分の充実度も低評価に。理系美容家の箱崎かおりさんに成分表をチェックしてもらった結果、髪の傷みをケアする外部補修成分・内部補修成分ともに見当たりませんでした。髪のダメージを補修する効果は見込めないため、パーマやブリーチによる髪の傷みに悩む人がケア目的で使うには不向きといえます。

補修成分が充実している商品は、比較したなかではそれほど多くありませんでしたが、髪のケアもあわせて行いたいならほかの商品もチェックしてみましょう。