グロー ハイパー プラス ユニークは、フレーバーの豊富さで選びたい人におすすめです。執筆時点でのフレーバー数は全23種。比較した商品には、4種類しか用意されていないものもあるなか、気分に合わせて選ぶ楽しみがあるラインナップです。実際に普段紙タバコを吸うモニター10名が吸ったところ、銘柄による差はありましたが、キック感やメンソール感を楽しめると好評でした。「味は濃い方だと思う」「喉にガツンと来る」などの意見があり、吸いごたえは十分だといえます。連続で20本吸えるので、複数本吸いたい人も満足できるでしょう。ただし、非喫煙者からは「近くで吸われると不快」との声が聞かれました。喫煙するときは、周囲に配慮してくださいね。味わいを維持するための定期的な手入れも忘れずに。比較した商品にはメンテナンスフリーのものもあるなか、5回に一度と頻度が多いので、手入れが面倒に感じる人には不向きです。1パフあたりの価格は2.04円。特別安くはありませんが、比較した全商品の平均2.11円(※執筆時点)を下回りました。紙タバコと併用するのであれば、そこまで負担は大きくないでしょう。タバコ葉とセットだと少しかさばるものの、ポケットにもギリギリ収まるサイズ感でした。加熱式タバコ特有のクセがあるとはいえ、吸いごたえの満足度が高いのは魅力的。サイドパネルを交換できる遊び心もあり、おしゃれさを重視したい人にもうってつけです。グローでは吸えない銘柄や違うデザインも気になる人は、ほかの商品もチェックしてみてはいかがでしょうか。
IQOS イルマ ワン キットは、加熱式タバコを検討中のすべての人におすすめ。実際に喫煙者8人が吸ったところ、メンソール・レギュラーともに満足度が高いと好評でした。比較した商品には味が薄く物足りなさを感じたものもあったのに対し、「紙タバコに近い」「喉にガツンとくる」との声が。紙タバコからの移行を考えている人にもよいでしょう。充電時間が90分と短いうえに、20回連続で吸えるのもポイント。比較したなかには連続使用回数2回・充電200分以上の商品もあったのに対し、待ち時間なくすぐに吸えます。使い方もタバコをセットしてボタンを押すだけと簡単です。ブレードがない構造を採用しているため、面倒な手入れも不要で使い続けられます。1パフあたり1.89円と、コストも抑えられていました。比較した商品の平均2.11円(※執筆時点)を下回っており、喫煙量が多くても負担となりにくいでしょう。ただし、非喫煙者からは「焦げくさいにおいが気になる」との声があったため、周囲には配慮してくださいね。イルマシリーズのコンパクトモデルと謳われているとおり、持ち運びにも困りません。専用タバコの箱と本体が一緒にポケットに入るほど小さく、重量も68.5gと軽量でした。バッグを持たずに出歩く際もスマートですよ。「紙タバコほどの満足感がない」との口コミに反し、しっかりタバコらしいキック感が得られる商品です。比較したほかのイルマシリーズも同じ吸いごたえですが、コンパクトさ・連続使用回数の多さなど、喫煙者が気になる点を押さえられているのは魅力的。ぜひこの機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。
JT プルームエックス スターターキットは、普段からタールが重めのタバコを吸っている人におすすめです。比較したほかの商品には、喉への刺激が物足りないものもあったのに対し、こちらを試したモニターからは「紙タバコに近いキック感」という声があがりました。メンソールは鼻に抜けるような爽快感があり、リフレッシュしたいときにもよいでしょう。5分以内であれば、無制限に吸い続けられるのも大きな魅力です。喫煙ペースが乱されにくく、連続吸いしたい人にも向いています。フル充電で吸える本数は23本で、今回比較したなかではトップクラスの多さでした。掃除が必要なのは2〜3週間に一度だけなので、手入れの手間もかかりません。重量は約95gと特別軽いわけではないものの、ズボンのポケットにすっぽり入るサイズです。フレーバーは14種類から選べるため、好きな味を見つけてみてください。1パフあたり1.92円と安く、毎日吸ってもお財布の負担になる心配は少ないでしょう。一方で、副流煙のにおいが強いのは惜しいところ。非喫煙者の女性モニターからは、「2m離れていても臭い」という意見が寄せられました。また、充電にかかる時間が約140分と長いのも気になります。キック感が強いぶん吸い慣れていない人は咳き込んでしまう可能性がありますが、ぜひこの機会に購入してみてくださいね。
プルームテックプラス 1.5は、身近に非喫煙者が多い人におすすめです。モニター複数名が実際に副流煙を嗅ぎましたが、「近くに寄らないと感じない」との回答が多数。フルーティなのも相まって不快感を与えにくい印象でした。フレーバーの選択肢が17種類と豊富なのも魅力です。レギュラー・メンソールともに水蒸気に近いものの、適度な吸いごたえはありました。ポケットに入れても邪魔にならないペン型タイプで、重量も40gとかなり軽め。携帯用のサブ機とするにも便利ですよ。ただし、デバイス部分が分解できないので、メンテナンスは少々時間がかかります。1パフあたりのコストが2.32円とやや高いのも惜しい点でした。総パフ数が250回と少なめなことからも、サブ機・ライトスモーカー向けといえるでしょう。公式サイトを確認すると、執筆時点での販売価格は税込2,980円。今回比較した電子タバコのなかではリーズナブルなので、初期費用を抑えたい人もチェックしてみてくださいね。
glo hyper airは、豊富なフレーバーを楽しめるスリムなものがほしい人におすすめです。比較したほかの商品にはフレーバーが10種類以下のものがあったなか、28種類と非常に充実していました。銘柄も、ネオ・ケント・ラッキーストライク・クールに対応しているため、好みの味が見つかるでしょう。サイズは幅47×高さ97mmと、スティックとともにポケットへすっぽり収まるコンパクトさ。厚みがわずか13mmと、比較した商品のなかで薄いのもうれしい点です。重量は75gで、グローハイパーシリーズのほかのモデルより約30g軽量化。「薄く軽量で持ち運びやすい」との口コミや、「軽さと薄さを実現」との謳い文句どおりの結果です。一方で、肝心の吸いごたえはいまひとつ。実際に吸ったところ、メンソールの爽やかさは感じられるものの、キック感は弱めでした。比較したなかでも「IQOS イルマ」シリーズは、喉にガツンと刺激を感じられたのに対し、本品は控えめ。「吸いごたえがない」との口コミどおり、人によっては物足りなさを感じるかもしれません。加熱式タバコ特有の焦げ臭い香りが目立ち、非喫煙者からは「近くで吸われたら嫌」との声も。喫煙場から70cm離れた場所で、「ニオイが少ない」と回答したモニターは1人もいませんでした。喫煙する際には周囲への配慮が必要です。機能性もまずまずの評価です。20本の連続吸いが可能な点はメリット。ただ上位商品に比べると喫煙までの手順が多く、1箱あたりのパフ回数も220パフと少なめです。1パフあたりの価格は、全体平均と大差ない2.04円(※執筆時点)でした。ただし、本体価格が比較したなかでもリーズナブルなのは利点です。手入も楽とはいえず、「5本吸うごとにクリーニングが必要で面倒」との口コミ同様の結果に。20回使用すると、内部クリーニングも必要です。比較した商品のなかでも「IQOS イルマ」シリーズや「リル ハイブリッド」などはメンテナンスが不要でした。フレーバーの豊富さや携帯しやすさは魅力ですが、手間をかけずに使いたいならほかの商品も検討してみてください。