シミやくすみ、ニキビ跡などの肌悩みを改善したいと、ピコレーザーを検討する人は多いでしょう。しかし、ダウンタイムは長いのか、どういった症状が出るのかと心配で、治療を受けるか悩みますよね。
今回は、ピコレーザーのダウンタイムはいつまでなのかを解説します。施術後の色素沈着のリスクを避けるためのアフターケアや過ごし方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得し、マイベストでは予約サービス・クリーニング・クリニックなどの無形商材のサービスを担当。以前はローンやクレジットカードなど日常生活に身近なサービスを比較検証してきた。「生活を豊かにするサービスを提供すること」を心がけてコンテンツ制作を行なっている。
本コンテンツで紹介している医療サービスは公的医療保険が適用されない自由診療を含む場合があります。詳しくは医療機関でご確認ください。
本コンテンツに記載した効果および副作用等のリスクは一般的なものです。ご利用の際は各クリニックのホームページなどをご確認ください。
ピコレーザーには3つの照射モードがあり、施術内容に応じてダウンタイムの期間が異なります。1つずつ解説するので、どの施術を受けるかを決める際の参考としてください。
ピコトーニングのダウンタイムは、比較的短く1~2日でほとんどの症状が治まります。低出力のレーザーを広範囲に照射するため、肌への負担が少ないのが特徴です。
施術直後は、ほんのりとした赤みや軽いほてり感があり、日焼けをした後のような感覚があるでしょう。翌日には赤みはほとんど引き、稀にかゆみを感じる程度になるため、すぐに日常生活に戻れます。人によってはブツブツとした湿疹が出ることもありますが、1週間程度で治まるでしょう。
施術後にシミが浮き出たように見えたとしても、一時的なもので徐々に薄くなっていきます。焦らず様子を見てください。肌の一部が白く見える白斑ができた場合は、医師に相談しましょう。ピコトーニングの施術を受けたい人は、下記コンテンツでおすすめのクリニックをチェックしてくださいね。
ピコフラクショナルのダウンタイムは、数日~1週間程度です。レーザーで肌に微細な穴を開けて肌の再生を促すため、肌の深い部分に作用するほどダウンタイムは長くなる傾向があります。
施術直後に赤みや腫れ、熱感が生じ、場合によっては点状の出血が見られることもあります。翌日や2日目には赤みや腫れがピークになるため、点状出血が見られる場合は目立つでしょう。3日目~1週間ほどで点状の穴が目立たなくなりはじめ、かさぶた・ざらつきが生じます。
ピコスポットのダウンタイムは1~2週間と、ピコトーニングやピコフラクショナルと比べると長めです。高出力のレーザーをピンポイントで照射し、シミの原因であるメラニン式を破壊するため、施術部位には濃いかさぶたや一時的な色素沈着が生じます。
<ダウンタイムの経過と症状>
早い場合には、施術数時間後から薄いかさぶたができはじめます。徐々に濃くなり、2週間ほどで自然と剥がれ落ちるので、無理に剥がさないでください。
施術から1か月程度経過すると、シミが浮き上がってきたように見える炎症後色素沈着が生じる場合があります。レーザー照射による炎症が原因なので、治療後のアフターケアをしっかり行い、経過を見てください。
かさぶたが剥がれた後は周囲の肌より薄く見えますが、数か月経つとなじんできます。
ピコレーザーの施術を受けた後の肌は、非常にデリケートな状態です。正しい過ごし方とアフターケアを知って、ダウンタイムを乗り越えましょう。
施術後の肌は非常にデリケートな状態なので、刺激を最小限に抑えることが大切です。刺激を与えてしまうと、炎症が悪化したり、色素沈着を誘発したり、治癒が遅れたりする可能性があります。具体的には、以下の点に注意しましょう。
<具体的なポイント>
特に注意が必要なのは、剥がれかけのかさぶたを無理に剥がさないことです。無理に剥がすと跡が残ってしまう可能性があるので、自然とかさぶたが剥がれ落ちるのを待ちましょう。
ピコレーザーのダウンタイム中は、徹底した保湿ケアが非常に重要です。レーザーを照射した後の肌は、一時的にバリア機能が低下し、乾燥しやすくなっています。いつも以上に丁寧な保湿を心がけると、乾燥によるかゆみや赤み、さらなる肌トラブルを防げますよ。
普段使っているスキンケア用品が肌に刺激を与える可能性もあるので、低刺激なアイテムを選ぶようにしましょう。クリニックによっては、ワセリンが処方される場合があります。
日焼け止めクリームをしっかり塗るのはもちろん、日傘・帽子・サングラスなども活用しましょう。曇りの日や室内でも紫外線は届くため、油断せずに紫外線対策を行いましょう。
医師から処方された軟膏や内服薬は、用法・用量を必ず守って正しく使用してください。処方薬は、ダウンタイム中の炎症を抑えたり、肌の回復を促進したりするのに不可欠です。
処方された内服薬・外用薬は自己判断で中止せず、使用中に何か異変を感じたときは、すぐに医師に相談しましょう。
ダウンタイム中は、血行を促進する行動を避けるようにしましょう。血行がよくなることで患部の血流が増加し、赤みや腫れ、内出血のリスクを高める可能性があります。
<避けるべき行動>
施術当日はシャワーのみに留め、入浴は翌日以降にするなど、クリニックからの具体的な指示に必ず従ってください。
バランスの取れた食事・十分な睡眠・ストレス軽減といった、健康的な生活を送ることも大切です。身体の内側から肌の再生力を高めることで、ダウンタイムの短縮や施術効果の向上につながります。
体調管理も肌の回復に直結することを意識し、日々の生活を見直してみてください。喫煙も控えることが推奨されています。
施術内容によってもメイク再開の時期は異なります。肝斑やくすみの改善で使われるピコトーニングは、基本的に施術当日からメイクが可能です。濃いシミにアプローチするピコスポットの場合、かさぶたができる施術部位を避ければ、当日からメイクができますよ。
ニキビ跡や毛穴の開きの改善に期待できるピコフラクショナルは、クリニックによっては翌日以降のメイク再開を推奨しています。当日でもメイクができる場合はありますが、肌の状態にもよるので医師に相談しましょう。
下記コンテンツでは、ピコレーザーの治療が受けられるクリニックを紹介しています。クリニックの選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
ハイフの施術を受けたいなと調べていて、「やめたほうがいい」「効き目がない」といった口コミを見かけると心配になりますよね。本当に効果がないのか、失敗する可能性があるのかなどと気になり、クリニックへ行くのをためらっている人もいるでしょう。そこで今回は、ハイフはやめたほうがいいといわれる理由を解説し...
美容皮膚科
切らないリフトアップ治療として知られている、美容医療ハイフ。メスを入れるのが怖くて、ハイフにしようかと検討している人も多いですよね。しかし、本当に自分の悩みがハイフで解消されるのか不安に感じている人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、ハイフはどんな効果が期待できるか解説します。ハイフの効...
美容皮膚科
シミ・シワ・毛穴・ニキビ跡などの改善に効果が期待できる、フラクショナルレーザー。施術を検討しているものの、ダウンタイム中のかゆみや赤みはあるのか、化粧はしてはいけないのかなど気になる人も多いでしょう。そこで今回は、フラクショナルレーザーのダウンタイム期間と症状を解説します。期間中の過ごし方も紹...
美容皮膚科
針による刺激やラジオ波によって肌の悩みにアプローチするポテンツァ。しかし、本当に効果があるのか、どのくらい持続できるのか気になる人も多いですよね。そこで今回は、ポテンツァの効果や持続期間などを解説します。施術を検討している人は、参考にしてくださいね。
美容皮膚科
さまざまな肌悩みにアプローチできる、美容医療のヒーライト。しかし、実際に施術を受けた人のなかには「効果があるのかわからない」「効果を実感しにくい」との声もあり、やるべきか迷っている人もいるのではないでしょうか?そこで今回は、ヒーライトにはどんな効果があるのかを解説します。効果を引き出す方法や家...
美容皮膚科
シミやニキビ跡など、肌悩みを解消したくて検討している人も多いピコレーザー。しかし、実際にどんな効果があるのか、どのくらいで効果を実感できるのかわからず、施術を受けるべきか迷っている人もいるでしょう。そこで今回は、ピコレーザーで期待できる効果を解説します。従来のレーザーとの違いや、効果を実感でき...
美容皮膚科
エラ張りや食いしばりなどが気になり、エラボトックスを検討している人が多いですよね。しかし、「失敗すると表情が変わる」「たるんだし、老けた」といった失敗談を聞くと、施術を受けるか悩むものです。今回はエラボトックスの失敗例や、後悔しないためのポイントを解説します。失敗したかもと感じたときの対処法も...
美容皮膚科
年齢を重ねてシミが気になるようになってきたという人は多いでしょう。しかし、シミ取りがしたいと思っても、費用がわからないと一歩を踏み出せないですよね。今回は、シミ取りの費用はいくらなのかを解説します。治療法別の料金相場や保険適用ができるかなども解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
美容皮膚科
理想の肌を目指すためにダーマペンを検討していても、何回施術を受けたらいいのかわからず、ためらってしまう人も多いですよね。どれくらい費用がかかるか知るうえでも、通う回数は知っておきたいものです。そこで今回は、ダーマペンは何回で効果を実感できるのか解説します。治療する間隔や持続期間も解説するので、...
美容皮膚科
美容に力を入れているけれど、ニキビ跡が目立つのが気になる…という人は多いですよね。ニキビ跡の治療にはフォトフェイシャルがよいとは聞くものの、実際どうなのかわからず施術を受けようか迷っている人もいるでしょう。そこで今回は、フォトフェイシャルでニキビ跡は目立たなくなるのかを解説します。ほかの美容医...
美容皮膚科
ニキビ跡を目立たなくしたいと、ポテンツァを検討する人は多いですよね。しかし、「深いクレーターは治らない」といった声もあり、施術を受けるか悩んでいる人もいるのではないでしょうか?今回は、ポテンツァでニキビ跡は改善するのか解説します。効果を実感する施術回数や薬剤の違いも解説するので、参考にしてくだ...
美容皮膚科
食いしばりやフェイスラインの丸みが気になり、シュッとした小顔を目指したい人に人気の美容医療エラボトックス。しかし、ダウンタイムが長いと仕事や学校に行けなくて困る…と、施術を受けるのもをためらっている人も多いでしょう。今回は、エラボトックスのダウンタイムについて解説します。どんな症状が何日程度続...
美容皮膚科
目元やアゴのたるみ対策、人中短縮や二の腕の部分痩せにも効果が期待できるハイフ。興味はあるものの、「将来的にたるむ」「癌になる」という噂を聞き、本当に安全なのか心配に感じている人もいるでしょう。そこで今回は、ハイフの将来的なデメリットを解説します。施術中やダウンタイム中に起こる一時的なデメリット...
美容皮膚科
さまざまな肌トラブルに対応できて、美肌を目指せると人気のポテンツァ。しかし、針を刺して治療するので、毛穴の悩みが悪化するのではないかと心配になる人もいるでしょう。そこで今回は、ポテンツァは毛穴の悩みにも効果を発揮できるのかを解説します。適切な施術回数や感覚の目安、おすすめの薬剤・チップなども解...
美容皮膚科