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歯の黄ばみを取る方法は?原因ごとの対策、セルフケアや予防策を解説

歯の黄ばみを取る方法は?原因ごとの対策、セルフケアや予防策を解説

見た目の印象を大きく左右する歯の黄ばみ。毎日の歯磨きだけで落とせないのか、家にあるもので白くできるのか、そもそもなぜ黄ばんでしまうのか気になる人は多いでしょう。


そこで今回は、歯の黄ばみの原因を明らかにし、落とし方を解説します。歯医者で行える対処法やセルフケア、予防策も紹介するので、歯の白さを取り戻したい人はぜひ参考にしてくださいね。

2025年08月07日更新
松廣 美月(Mizuki Matsuhiro)
ガイド
マイベスト サービス担当
松廣 美月(Mizuki Matsuhiro)

2級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得し、マイベストでは予約サービス・クリーニング・クリニックなどの無形商材のサービスを担当。以前はローンやクレジットカードなど日常生活に身近なサービスを比較検証してきた。「生活を豊かにするサービスを提供すること」を心がけてコンテンツ制作を行なっている。

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目次

歯の黄ばみの原因と落とし方

歯の黄ばみの原因によって、対処法は異なります。表面の着色汚れなどは歯医者でのクリーニングやセルフケア、歯質や加齢などが原因ならホワイトニングやラミネートベニアなどを検討しましょう。ここでは、原因に適した黄ばみの落とし方を解説します。

着色汚れ・歯石・虫歯による黄ばみの場合

着色汚れ・歯石・虫歯による黄ばみの場合

飲食物やタバコに含まれるタールの色素は、歯の表面に付着して黄ばみの原因になります。歯垢が硬化した歯石や虫歯なども、黄白・茶・黒に変色して歯全体をくすませる原因に。着色汚れ・歯石・虫歯による黄ばみの場合は、以下の方法を試しましょう。

歯のクリーニング

歯のクリーニング

歯科医院での専門的なクリーニングは、効果的かつ安全に着色汚れや歯石を除去する方法です。セルフケアでは落としきれない歯面や歯間の汚れも、歯科専用の機器とプロの技術によって徹底的に取り除けます


クリーニングには、歯石除去を目的としたスケーリングや、着色汚れを落とすPMTCなどがあります。費用の目安は1回あたり3,000〜10,000円程度。施設や施術内容によって異なります。


クリーニングは、年に2〜4回程度を目安に行うのがおすすめです。歯の黄ばみを防ぐだけでなく、虫歯や歯周病の予防として3〜4か月に1回の定期検診も習慣にしましょう。痛みや知覚過敏を感じる人は、事前に歯科医へ相談してくださいね。

ホワイトニング歯磨き粉

ホワイトニング歯磨き粉

ポリリン酸ナトリウムなどの薬用成分や研磨剤が配合されたホワイトニング歯磨き粉は、軽度の着色汚れに対して一定の効果を期待できます。着色汚れの付着を防いだり、物理的に磨き落としたりする成分が含まれているので、セルフケアとして取り入れましょう。代表的な有効成分は以下のとおりです。


歯の黄ばみに有効とされる成分

  1. ポリリン酸ナトリウム:着色汚れの付着を防ぎ、歯の表面をコーティングする
  2. ポリエチレングリコール:タバコのヤニや色素を浮かせて除去
  3. ヒドロキシアパタイト(ハイドロキシアパタイト):歯の表面の微細な傷を埋めてなめらかにし、着色しにくくする

ただし、効果は個人差があり、すぐに歯が白くなるわけではありません。研磨剤が強すぎる商品は、歯のエナメル質を傷つける可能性があるので、購入前に成分表や口コミも確認してくださいね。おすすめの商品を知りたい人は、以下のコンテンツもチェックしましょう。

ホワイトニンググッズ

ホワイトニンググッズ

市販のホワイトニングシートや歯の消しゴムなど、セルフケア用品を活用するのも黄ばみ対策のひとつです。自宅で継続的にケアできて、薬用成分や研磨剤が歯に直接作用します。


代表的なホワイトニンググッズは、歯の消しゴム・ホワイトニングジェル・ホワイトニングシートなど。歯の消しゴムは、歯に研磨剤を塗布し、専用の消しゴムでこすると汚れを落とせます。 価格は1,000円前後で、旅行先などでも使いやすいコンパクトさが魅力です。


ホワイトニングジェルは、汚れを浮かせる薬用成分や、研磨成分を含んだジェルを歯に塗布して使用します。価格帯は2,000〜8,000円前後です。歯磨き粉の代わりに使えるタイプもあるのでチェックしましょう。


ホワイトニングシートは汚れを落としやすくする成分が含まれており、歯に直接貼り付けてブラッシングすることで歯を白くする効果に期待できます。海外製のホワイトニングシートには過酸化水素を含む商品が多くありますが、日本では歯を本来以上の白さになるほどの量の過酸化水素が配合されたホワイトニング商品は販売が認められていません


商品によって効果・コスト・使い勝手が異なり、成分によっては知覚過敏や歯肉の刺激が出ることもあります。異常を感じたらすぐに使用を中止して、歯科医師に相談してください。おすすめの商品を知りたい人は、ランキング形式で紹介している以下のコンテンツもあわせてチェックしましょう。

歯質・加齢・抗生物質による黄ばみの場合

歯質・加齢・抗生物質による黄ばみの場合

生まれ持った歯質の違いや、年齢とともに進む加齢変化、過去に服用したテトラサイクリン系抗生物質など、内側から変色するケースもあります。セルフケアでは改善が難しいので、ホワイトニング・ラミネートベニア・セラミック治療を検討しましょう。

ホワイトニング

ホワイトニング

歯科医院で行うオフィスホワイトニングやホームホワイトニングは、歯の内部からくる黄ばみに有効です。過酸化水素や過酸化尿素などの漂白剤が歯の内部にまで浸透して色素を分解するため、本来の歯の色やそれ以上の白さを得られます。


オフィスホワイトニングは、歯科医院で専門的な薬剤と機器を使って行う施術です。1回の施術でも効果を感じやすく、短期間で白さを実感したい人に適しています。施術時間は1回あたり1時間ほどで、1〜2回の来院で効果を実感できるケースもありますよ。費用は医院やプランによって異なりますが、1回20,000~70,000円程度が一般的です。


ホームホワイトニングは、専用のマウスピースと薬剤を使用し、自宅でケアを行う方法です。毎日1〜2時間ほどマウスピースを装着し、1〜2週間ほどかけて白い歯を目指します。即効性は劣りますが、自宅で行える点が魅力。費用は初回に20,000円前後、薬剤の補充に月10,000円前後が目安です。


ホワイトニングを行う場合も、着色の原因となる飲食物や喫煙を控えるなど、再着色防止のケアが欠かせません。白さを維持するために、定期的なメンテナンスを心がけましょう。ホワイトニングを検討するなら、主要都市のおすすめの歯科医院を紹介している以下のコンテンツも参考にしてくださいね。

ラミネートベニア

歯の表面に薄いセラミック板を貼り付けるラミネートベニアは、短期間で美しく自然な白さを得たい人に適した審美治療です。着色や変色を完全に覆い隠したうえで、歯の形や大きさを整えられるので、より理想的な見た目に仕上げられます。


ラミネートベニアは、歯の表面をわずかに削ったうえで、0.3~0.5mm程度のセラミック製の板を接着する方法です。歯にできた隙間をほどよく埋め、歯並びをよく見せる効果も得られます。数回の通院で施術が完了することもメリットです。


ただし、歯を削るため、原状回復ができません。歯とべニアの境目にプラークが溜まりやすいので、丁寧な日常ケアと定期的なメンテナンスも不可欠です。


衝撃で割れたり剥がれたりするリスクもあり、寿命は通常5〜10年程度とされています。破損を防ぐために硬いものを噛むのは避け、歯ぎしりや食いしばりがある人は事前に歯科医とよく相談しましょう。

セラミック治療

セラミック治療

ホワイトニングで改善できない場合は、セラミック治療を検討するのも手です。変色した天然歯を大きく削り、セラミック製の被せ物で歯全体を覆うので、内側の色を完全に隠せます。


とくに、テトラサイクリンによる変色など、通常のホワイトニングでは改善が難しいケースにおすすめです。見た目の自然さに優れ、光の透過性が高いため、本物の歯のような美しい仕上がりが得られます。着色汚れが付きにくく、長期的な安定性にも優れていることがメリットです。


ただし、医療保険の適用外であり、費用は1本あたり数万円~10万円以上と高額。保証期間や条件も医院によって異なります。神経の治療をともなうこともあるため、自分の歯の状態・美観への希望・費用のバランスを歯科医師と十分に相談したうえで検討しましょう。

歯の黄ばみ予防につながる生活習慣

ホワイトニングやクリーニングで歯の白さを取り戻しても、日常の習慣によって再び黄ばみが生じてしまうことも少なくありません。飲食・オーラルケア・ライフスタイルなど、歯の黄ばみを予防するために意識したい習慣を解説します。

黄ばみやすい飲食物を控える

黄ばみやすい飲食物を控える

色素の強い飲食物を控えると、歯の着色を予防しやすくなります。濃い色の飲食物に多く含まれるポリフェノール・タンニン・ターメリックなどの色素成分は、歯の表面にあるエナメル質に吸着しやすい性質があるもの。控えるだけで、黄ばみ予防につながります。


黄ばみの原因となりやすい飲食物

  1. コーヒー
  2. 紅茶
  3. ウーロン茶
  4. 赤ワイン
  5. チョコレート
  6. カレー
  7. ベリー系のフルーツ
  8. 醤油・ソース・ケチャップなどの濃い色の調味料

ストローを使って直接歯に触れにくくする、食後すぐに水で口をすすぐなどの対策を取り入れることで、完全に避けなくても無理なく予防できます。よく噛んで唾液の分泌を促進し、口腔内の自浄作用を高めることも対策のひとつです。

禁煙する

禁煙する

タバコを吸っている人は、禁煙を目指しましょう。ヤニによる着色を防ぐだけでなく、口臭や歯周病のリスクも下がり、口腔全体の健康状態の改善につながります。


タバコに含まれるタールは強力な着色物質で、歯の表面にべったりと吸着するもの。歯の表面のタンパク質と結合すると、時間の経過とともに茶色や黒色に変化します。定着した汚れは通常の歯磨きでは落とせず、歯科での専門的なクリーニングが必要になることも少なくありません。


なお、タールが含まれない電子タバコでも、唾液の分泌が減少し口腔内の自浄作用が弱まるため、結果的に着色が進みやすくなる一面も。禁煙は口臭の軽減・歯ぐきの炎症の抑制・歯周病の進行防止にもつながります。見た目の影響だけでなく、健康面への負担も考慮するなら禁煙を心がけましょう。

こまめな歯磨きを心がける

こまめな歯磨きを心がける

食後すぐの丁寧なブラッシングと、フロスや歯間ブラシの併用は、歯の黄ばみを防ぐ基本的な習慣です。歯垢や食べ物に含まれる色素は、時間の経過とともに歯の表面に定着しやすくなります。とくに、コーヒーやカレーなどの色の濃い飲食物を摂取したあとは、可能な限り早く汚れを取り除いて、黄ばみの蓄積を防ぎましょう。


歯磨きは、食後30分以内を目安に1日3回、1回あたり2分以上を意識して行うのが理想的です。歯ブラシだけでは落としにくい歯と歯の間や、磨き残しが起こりやすい奥歯には、デンタルフロスや歯間ブラシを用いましょう。


ただし、歯磨きの際に力を入れすぎると、エナメル質が削れて黄ばみやすくなるので要注意です。鉛筆と同じ持ち方をすると、適切な力で歯磨きできますよ。

【注意】重曹・塩・メラミンスポンジなどで磨かない

【注意】重曹・塩・メラミンスポンジなどで磨かない

重曹や塩、メラミンスポンジなどを使って自己流で歯を磨くのは危険です。これらの素材は強い研磨力やアルカリ性の性質を持ち、歯の表面にあるエナメル質を削ったり傷つけたりしてしまう場合があります。


エナメル質が薄くなると、内側の黄色みを帯びた象牙質が透けて見えやすくなり、かえって歯が黄ばんだ印象になることも。また、酸性のもので歯を磨くと、歯の表面を溶かす可能性があります。一度傷ついた歯の表面は自然に回復しないので、知覚過敏を引き起こしてしまうケースも少なくありません。


手軽で安価に思えるかもしれませんが、自己流ケアは歯の健康を損なう可能性が高く、結果的に治療費や負担の増加につながります。歯の黄ばみが気になる人は、市販のホワイトニング歯磨き粉やジェルなどを使うか、歯科医院で相談して、適切なケアを受けてくださいね。

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