コーヒーや紅茶を飲んだり、タバコを吸ったりする習慣があり、歯の黄ばみが気になってホワイトニングを検討する人も多いでしょう。しかし、値段はどのくらいかかるのかわからないと、施術を受けたくてもためらってしまいますよね。
そこで今回は、ホワイトニングの費用相場を解説します。ホワイトニングの種類や特徴、よくある疑問についても解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得し、マイベストでは予約サービス・クリーニング・クリニックなどの無形商材のサービスを担当。以前はローンやクレジットカードなど日常生活に身近なサービスを比較検証してきた。「生活を豊かにするサービスを提供すること」を心がけてコンテンツ制作を行なっている。
本コンテンツで紹介している医療サービスは公的医療保険が適用されない自由診療を含む場合があります。詳しくは医療機関でご確認ください。
選び方に記載した効果および副作用等のリスクは一般的なものです。ご利用の際は各クリニックのホームページなどをご確認ください。
ホワイトニングは施術内容によって4つに分類され、それぞれ費用相場が異なります。以下に施術内容ごとの費用相場をまとめたので、参考にしてくださいね。
<費用相場>
費用を知ったうえで、自分に合うホワイトニングの方法をチェックしましょう。
オフィスホワイトニングは即効性があり、すぐに歯が白くなったと実感しやすいのが特徴です。漂白作用のある過酸化水素を含む薬剤を塗布し、専用の光を照射します。薬剤を扱えるのは歯科医師・歯科衛生士だけなので、歯科医院でしか受けられません。
1~3回程度の施術で効果を感じられるケースが多い反面、費用は高くなりやすいので予算をふまえて検討しましょう。なるべく早く歯を白くしたい人は、下記コンテンツで自分に合った歯科医院を探してください。
ホームホワイトニングは、自宅でホワイトニングの施術ができるのが特徴です。歯科医院で自分の歯に合ったマウスピースを作成し、処方された薬剤を使って自宅でケアを行います。マウスピースの装着は自分で行うので、時間や場所の自由度が高く、無理なく続けやすいですよ。
オフィスホワイトニングほどの即効性はありませんが、繰り返し行うことで長期間白さが持続するとされています。白さを維持するために、週4回以上はマウスピースを装着しましょう。1回あたりの装着時間は1~2時間です。ホワイトニングの薬剤は、歯科医院で処方してもらってくださいね。
なお、歯磨き粉やホワイトニングシートなど、自宅で簡単に使えるホームホワイトニンググッズも販売されています。歯本来の白さ以上に白くはできませんが、歯の着色汚れを落としたい人は、下記コンテンツもあわせてチェックしてみてください。
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせて施術を行う方法です。
歯科医院でオフィスホワイトニングを受けつつ、並行して自宅でもホームホワイトニングを行います。単体で施術をするのと同じ効果が期待できるため、即効性・持続性の両方を重視したい人にぴったりですよ。
ただし、2種類のホワイトニングを受けることになるので、その分費用は高額です。費用をふまえて検討しましょう。
セルフホワイトニングは、料金の安さを重視したい人におすすめです。4種類あるホワイトニングのなかで最も費用が安いので、手軽にはじめられます。
セルフホワイトニングとは、サロンや専門店に来店し、提供されている器具や薬剤を使用して自分で施術を行うホワイトニングのこと。歯を漂白する成分を含む薬剤は使えないため、表面についた着色を落として白くします。
効果は限定的ですが、1回2,000円~と低価格で歯本来の白さを取り戻せますよ。
歯を白くできる一方で、全体的に費用相場が高いホワイトニング。保険適用や割引の有無など、よくある疑問をまとめて紹介します。
ホワイトニングは保険適用外の施術なので、全額自己負担です。
保険が適用される対象は、治療の必要性が高い医療行為のみ。たとえば、虫歯や歯周病の治療のような歯の機能回復や健康維持が目的の場合に適用されます。
ホワイトニングは歯の見た目を美しくする審美目的の施術とされているので、保険は適用されません。
ホワイトニングが受けられるサロンや歯科医院のなかには、クーポンや学割メニューを設けているところもあります。専用サイトでクーポンを入手できるので、事前にチェックしておくとお得ですよ。
割引額はサロン・店舗によって異なりますが、セルフホワイトニングは1,000~2,000円、オフィスホワイトニングは4,000~5,000円安くなる場合もあります。学割を利用する際は、学生証の提示が求められるので忘れないようにしましょう。
ホワイトニングをする際は、施術だけでなく診察・治療費もかかります。
施術前に虫歯や歯周病がないかを確認し、場合によっては治療が必要になることも。タバコのヤニや歯石を取り除くためにクリーニングをすることもあるので、事前に費用総額を確認しておきましょう。
ホワイトニングの効果を高めるために歯のクリーニングやコーティングを追加する場合は、オプション料金が発生します。施術する歯の本数やライト照射時間によって追加料金が発生する歯科医院もあるので、事前に確認してくださいね。
施術以外にかかる費用の相場は以下のとおりです。
<別途かかる費用>
さらに、白さを保つには定期的なメンテナンスも必要です。1年間にかかる費用の目安は、以下を参考にしてください。
<メンテナンスの費用目安>
歯磨き粉やマウスウォッシュだと、歯科医院で行うホワイトニングと同程度までは白くできません。
市販のケア用品は、漂白効果の高い成分の配合が禁止されています。高濃度の過酸化尿素や過酸化水素といった成分が配合された薬剤は、法律上、歯科医師や歯科衛生士しか使用できません(参照:厚生労働省)。
ホワイトニング効果を謳う歯磨き粉に含まれている成分は、ポリリン酸ナトリウムやヒドロキシアパタイトなど。ポリリン酸ナトリウムは歯の表面の汚れを浮かせて落とす、ヒドロキシアパタイトは歯の表面の傷を埋めて滑らかにし、汚れや着色をつきにくくする効果が期待できます。どちらも歯を漂白するものではなく、あくまで日常的なケアの一環にすぎません。
真っ白な歯にしたい人にとっては物足りないかもしれませんが、とりあえず汚れを落としたいという人なら選択肢に入るでしょう。以下コンテンツを参考に、自分に合った歯磨き粉やマウスウォッシュを見つけてくださいね。
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