
水道水を美味しく飲む方法を解説!【家庭で簡単にできるコツ】
いつでも自宅で手軽に飲める水道水。そのまま飲むよりおいしく飲む方法を知りたい人や、塩素のにおいの対処法を探している人も多いのではないでしょうか。実は、お家にあるものを活用した簡単なカルキ抜きや、気になるトリハロメタンへの正しい対策を知るだけで、いつもの水道水が劇的に飲みやすくなります。
今回は、木炭やレモン汁などを利用して、自宅で水道水をおいしく飲むおすすめの方法や、浄水機やウォーターサーバーを導入するメリットなどを解説します。水道水を少しでもおいしくしたい人は、ぜひ参考にしてください。

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自宅で簡単!水道水を美味しく飲む6つの方法
自宅で水道水をおいしく飲むためには、水を沸騰させる、レモン汁を入れるなどを試しましょう。以下では、家でも簡単にできる6つの方法を解説します。
水を沸騰させる

水を沸騰させることで、塩素臭さやトリハロメタンを除去することができます。トリハロメタンとは、水道水を塩素で消毒する際に生成される副産物で、健康リスクがあるといわれている物質です。
ヤカンや鍋を利用して沸騰させる場合は、フタを開けておくと塩素が抜けやすくなります。カルキ抜き機能があるポットなら、その機能を利用すればOKです。
ただし、沸騰させる際の煮沸時間には注意しましょう。沸騰時間が短いと、かえってトリハロメタンの濃度が一時的に上昇してしまう可能性があります。そのため、しっかりと除去しきるには、フタを開けた状態で10分以上、可能であれば20分以上継続して煮沸時間を確保することが重要です。
ちなみに、沸騰させた水は塩素が抜けているため、消毒効果も減少してしまいます。細菌が繁殖しやすくなるため、冷蔵庫などで保存して早めに飲み切りましょう。
水を冷やす

水道水を冷やすだけでも、水をおいしく飲めます。冷蔵庫に入れたり、氷を入れて冷やしたりすれば、塩素のにおいの抑制も可能です。
一般的には、水温10~15℃のときや、体温と比較して20〜25℃低い場合が、水の味をおいしく感じるといわれています。例えば、体温が36℃の人なら、11〜16℃が適温だといえるでしょう。水を冷やす方法は、今回紹介するなかでも最も簡単な方法なので、ぜひ試してくださいね。
木炭を入れる

水道水をおいしく飲むには、水に木炭(備長炭など)を入れて浄水することも効果的です。木炭は塩素やゴミを吸着する力が強く、無数の穴が空いているため浄水フィルターのような働きをしてくれます。
また、木炭に含まれるマグネシウムやカリウムなどのミネラル分が水の中に溶け出し、まろやかな口あたりになるのも利点です。
木炭を利用する際は、炭の表面についた汚れを、タワシなどを使ってしっかり洗い流しましょう。洗剤は使用しなくて大丈夫です。そのあとで、たっぷりの水を入れた鍋を沸かし、10分ほど木炭を煮沸して消毒し、水気を切って冷ましてから使いましょう。
水の中に入れて1週間ほど使用したら、上記の手順を繰り返せば再利用できます。交換は1〜2か月を目安に行いましょう。
レモン汁を入れる

水道水にレモン汁を入れると、塩素のにおい(カルキ臭)を抑えられます。レモンに含まれるビタミンCは、残留塩素を分解する働きがあることが理由です。においを抑える以外にも、レモン汁の爽快感が加わり、スッキリとした味わいの水を楽しめるでしょう。
レモン汁の分量は好みで大丈夫ですが、最初は少量から始めて味を調整してください。ただし、沸騰と同じく塩素の消毒効果がなくなるため、可能な限り早く飲み切りましょう。
緑茶(茶葉)を入れる
緑茶に含まれるカテキンには残留塩素と反応して分解する働きがあるため、気になるカルキ臭をすっきりと軽減してくれます。レモン汁と同じく、水に入れてからすぐに即時効果が出るため、火を使わずに今すぐ美味しい水を飲みたいというときに非常に役立つ代替手段です。
浄水器を活用する

水道水をおいしく飲むには、浄水器の活用もおすすめです。浄水器は、水道水から残留塩素を除去でき、塩素臭さを抑えられます。高い安全性を求めるなら、「JIS S 3201(家庭用浄水器試験方法)」で定められた17物質除去基準に対応した浄水器を選ぶとよいでしょう。目に見えない微細な不純物までしっかりキャッチしてくれるため、よりおいしい水を作れます。
浄水器の種類は、浄水ポット・蛇口直結型・据え置き型・ビルトイン型の4つです。浄水ポット型は、ポットに取り付けたカートリッジで浄水をするタイプ。本体ごと冷蔵庫で冷やせることがメリットです。
蛇口直結型は、蛇口に本体を取り付けて使用するタイプの浄水器です。本体を設置するスペースが必要なく、キッチンが狭い家庭の人におすすめ。据え置き型は、洗浄能力が高く、一度にたくさんの浄水を作れます。
ビルトイン型は、アンダーシンク型とも呼ばれ、本体やホースをシンクの下に収納するタイプです。本体が外から見えないため、スマートに設置できることが魅力で、カートリッジも大容量かつ長寿命ですが、後付けには工事が必要な場合も。
気軽に浄水器を導入したい場合は、金銭的に安くて手間もかからない、蛇口直結型か浄水ポット型がおすすめです。
以下のコンテンツでは、各タイプの詳細のほかに、フィルターやろ過流量の解説などをするとともに、人気の浄水器を紹介しています。浄水機の導入を検討している人は、参考にしてください。
水道直結型ウォーターサーバーを活用する

水道直結型のウォーターサーバーの利用も、水道水をおいしく飲む方法の1つです。水道直結型のウォーターサーバーとは、名前のとおり水道と直接接続するウォーターサーバーで、水道水をろ過して浄水します。
本体の電気代はかかるものの、水を購入して使うウォーターサーバーと違い、水代が水道代だけで済むコスパの良さがメリット。
また、ほとんどの商品が冷温水に対応していて、冷たい水だけでなくお湯も手軽に利用できる利点があります。コーヒーやカップ麺などでお湯をよく使う人は、水道直結型のウォーターサーバーの利用も検討するとよいでしょう。
ただし、水道直結型ウォーターサーバーは設置工事が必要で、サーバーの置き場所も確保しなければいけない点には注意が必要です。
以下のコンテンツでは、水道直結型ウォーターサーバーを、水のおいしさ・浄水能力・コスト面などで比較しています。水道直結型にくわえて、自分で水道水をタンクに注ぐ水道水補充型も紹介しているので、ウォーターサーバーも選択肢のひとつにしたい人は参考にしてください。
カルキ抜きした水は当日中に使い切る
カルキ抜きを行った後の水は、水を安全に保っていた塩素の殺菌効果が完全に失われてしまうため、雑菌が繁殖しやすい状態です。衛生的な観点からも、冷蔵庫で保管し、24時間以内に使い切ることを目安として早めに消費しましょう。
おいしい水の客観的な基準は?
たとえば、東京都水道局の「おいしい水」基準(水質管理目標値)では、水のにおいに直結する残留塩素の量を「1Lあたり0.4mg以下」に抑えることを具体的な目標として定めています。
家庭でおいしい水の基準に近づけるためには、手軽な「カルキ抜き」の実践や浄水器の活用が大切です。そうすることで、元の水道水の安全性を活かしつつ客観的な美味しさの数値を引き出せますよ。
水道水がまずく感じるときは、貯水タンクや水道管が原因かも

水道水をまずく感じる場合は、貯水タンクや水道管が原因のケースも考えられます。例えば、長年使用された水道管の錆びが、水道水と一緒になって蛇口から出てきていることも。
また、有効容量が10㎥を超える貯水タンクは、月に1回の点検と年に1回の清掃が水道法により義務付けられています。一方で、10㎥以下の貯水タンクの管理は所有者の責任です。管理がずさんだと水質に悪影響を及ぼす可能性も。
水道から出てくる水の色が赤や茶色い、鉄やサビ臭さが出ている、水道の出が悪い場合などは、管理会社や水道を使用している自治体の水道局に連絡しましょう。
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