シンプルな操作が使いやすいと話題の炭酸水メーカー、SpdaStream Spirit OneTouch(ソーダストリーム スピリット ワンタッチ) スターターキット SSM1079。インターネット上では「手軽に炭酸水を楽しめる」と評判です。しかし、「炭酸が物足りない」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のドリンクメイトやグリーンハウスなどの炭酸水メーカーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、炭酸水メーカー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
ソーダストリーム スピリット ワンタッチ スターターキット SSM1079は、強炭酸が好きな人におすすめです。商品で作った炭酸水を炭酸濃度計に入れたところ、1Lあたりのガス量は3,770mLでした。比較した商品の平均値である3,000mL(※執筆時点)を大きく上回っており、「炭酸が物足りない」という口コミは払拭したといえます。
実際に炭酸水を試飲したアクアソムリエからは、のどごしや後味のよい味わいが高評価を獲得。なかでも強炭酸ボタンで作った炭酸水は好評で、専門家から「市販の強炭酸水のような強さがあった」との声が寄せられました。比較したグリーンハウスのツイスパソーダ スターターキットは炭酸が弱かったのに対し、適度な酸味・シュワッと弾ける細かな炭酸を楽しめます。
「シンプルな操作性」という謳い文句や「手軽に炭酸水を楽しめる」との口コミどおり、使いやすさも良好。ボトルは差し込むだけで取りつけられ、好みの強さのボタンを選んでワンタッチすれば炭酸を注入できます。比較したドリンクメイトのシリーズ630は手動でガス抜きする必要がありましたが、こちらはガス抜きがいらないのが便利です。
ガスのセットには少々手間がかかったものの、シリンダー式なので頻繁に交換する必要がない点はメリット。使い終わったガスは次の購入時に回収してもらえます。500mLの炭酸を作るためのコストは約18円。全商品の平均値平均値20.6円(※執筆時点)よりも安く、節約にもぴったりです。
執筆時の価格は2〜3万円ほど(ECサイト参照)と中価格帯ですが、手軽に使えるうえランニングコストも低く、炭酸水を毎日飲みたい人にうってつけ。シュワッと弾ける炭酸水を楽しみたい人は、ぜひチェックしてみてください。
そもそも炭酸水メーカーとは、ガスを注入することで好きな水に炭酸をプラスできるアイテムです。自分の好きなタイミングで炭酸を注入できるため、飲みたいときに新鮮な炭酸水を楽しめるのがメリット。お酒の割材はもちろん、炭酸水ダイエットや炭酸水洗顔など幅広い用途で活躍しますよ。
今回ご紹介するソーダストリーム スピリットは、シンプルな操作性を追求した電動式炭酸水メーカーです。ボタンをプッシュするだけの簡単なステップで、手軽に炭酸水を作れる仕様。3つのボタンで、好みの強さの炭酸水を作れます。
ソーダストリームは、イスラエルに本社がある炭酸水メーカーのブランドです。炭酸水メーカーのパイオニアとして世界中で愛されており、45か国で製品が販売されています。豊富なラインナップがそろっているので、炭酸の注入方法やデザインなど好みに合わせて選べるのが人気です。
本体サイズは約幅13×奥行18.5×高さ42cm、重量は約1,492g。専用ガスシリンダーの容量は60Lです。スターターキットには、容量1.0Lと500mLの2サイズのボトルが付属します。
ソーダストリームの炭酸水メーカーは水のみに対応しているため、ジュースやお酒には使えません。シロップやお酒は、炭酸水を作ったあとで加えましょう。
カラー展開は、ホワイトとブラックの2色。インテリアに合わせてカラーを選べますよ。スターターキットの付属品は、電源アダプター・ガスシリンダー・専用ボトルです。
炭酸水メーカーを使うメリットは、なんといってもランニングコストを抑えられることです。たとえば1日500mLの炭酸水を飲む場合、筒状のガスをセットして使うシリンダー式の炭酸水メーカーを使えば年間約20,000~30,000円の節約につながります。
ただし、炭酸水をあまり飲まない人は、市販の炭酸水を購入するほうがコスパがよい場合も。炭酸水メーカーは、炭酸水を利用する頻度が多い人におすすめのアイテムです。
炭酸水メーカーで作った炭酸水は、飲料水以外でもさまざま用途で使えます。ハイボールやソーダ割などお酒の割材として使えるのはもちろん、シロップを追加してジュースとして楽しむのも人気です。ソーダストリームでは専用のシロップも販売しているので、ぜひチェックしてみてください。
炭酸水を炊飯用で使うのもおすすめ。お米のなかに炭酸の気泡が入ることで、ふっくらとした食感のごはんに仕上がりますよ。
今回は、ソーダストリーム スピリット ワンタッチ スターターキット SSM1079を含む炭酸水メーカー全15商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
最初は、炭酸の強さの検証です。商品で作った炭酸水を炭酸濃度計に入れ、炭酸の強さ(ガスボリューム)を計測しました。
一番強いモードで使用したところ、1Lあたりのガスボリュームは3,770mL。比較した商品の平均値である3,000mL(※執筆時点)を大きく上回りました。
比較したなかでもソーダストリームの商品はガス量が多いものが多く、こちらも同様に炭酸は強めです。口コミには「炭酸が物足りない」とありますが、強いモードで使用すれば炭酸の刺激はしっかり楽しめるでしょう。
続いて、炭酸水のおいしさの検証です。アクアソムリエの江口慶太さんに協力を依頼。商品で作った強炭酸水を試飲してもらい、酸味・甘み・炭酸の強さのバランスのよさの観点からおいしさをチェックしました。なお、水は「サントリー 南アルプス天然水」を使用しています。
炭酸水を試飲したところ、味は好評です。なかでも強炭酸ボタンで作った炭酸は、専門家から「市販の強炭酸水のような強さがあった」と高く評価されました。比較したグリーンハウスのツイスパソーダ スターターキットは炭酸が弱かったのに対し、 炭酸の粒が細かく口に入れるとシュワッとした心地よい刺激を味わえます。酸味もしっかり感じられて飲みやすく、万人受けしやすいでしょう。
次に、使いやすさの検証です。ガス抜きを手動で行う必要はないか・取りつけるパーツは少ないか・ボトルの設置はスムーズに行えるか・ガス交換はスムーズに行えるかをチェックしました。
口コミに「手軽に炭酸水を楽しめる」とあるように、使いやすさも良好。炭酸の注入は3つの強さからボタンを選び、ワンタッチするだけの電動式です。比較したなかで手動式は炭酸の強さが変わりやすい傾向がありましたが、こちらは電動式で毎日同じ味わいの炭酸水を作れます。
ボトルは差し込んで押し込むだけで簡単に取りつけられ、炭酸を入れたらボトルを引き出すだけで自動でガス抜きができます。比較したドリンクメイトのシリーズ630は手動でガス抜きをする必要があったのに対し、「シンプルな操作性」を謳うだけあってガス抜きの手間も省けますよ。
ガスタイプは、比較した商品の大半と同様にシリンダー式です。設置時に本体を傾けてくるくる回してセットする必要がありますが、カートリッジ式に比べ交換頻度は少ないため大きな手間にはなりにくいでしょう。
続けて、ガス処分の手間の少なさの検証です。メーカー公式のガス処分方法を確認し、家庭ゴミとして処分できるか・ガス抜きなどの処理をする必要がないか・ガスの回収サービスがあるかをチェックしました。
ガス処理にもあまり手間はかかりません。シリンダーを家庭ごみと一緒に処分することはできませんが、次のシリンダー購入時に宅配員さんが回収してくれます。もし次のシリンダーを購入しない場合は、送料メーカー負担で返送もできますよ。持ち込みでの回収サービスを行なっている店舗もありました。
比較したほとんどの商品にシリンダーの回収サービスがあったため、ガス処分の手間に関してはあまり大差はないでしょう。
最後に、500mLあたりのコストの検証です。1年間毎日500mLの炭酸水を飲むことを想定し、500mLの炭酸水を作るのに必要な炭酸ガスのコストを算出します。
検証の結果、500mLの炭酸水を作るためのコストは約18円で、比較した全商品の平均20.6円(※執筆時点)よりも安い数値でした。比較した商品には40円以上かかるものもあったのに対し、経済的に使えます。飲料水や料理で炭酸水を毎日使う場合は、ペットボトルを買うよりも年間コストを抑えられるでしょう。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
21,980円
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販売価格:21,980円
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販売価格:27,261円
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ソーダストリーム スピリット ワンタッチ スターターキット SSM1079は生産を終了しているため、取扱店舗はAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトです。ECサイトでは、飲み切りに便利な500mlボトルや、持ち運びに便利なループ紐つき500mlボトルがついた特別パッケージの販売もありますよ。値段は2〜3万円ほどです(ECサイト参照)。
炭酸水の味によりこだわるならミネラルウォーターで作るのがおすすめですが、水道水でもおいしく作れます。炭酸ガスは冷たい水によく溶ける性質があるため、強い炭酸を楽しむなら5℃以下の冷たい水を使うのがポイントです。
ソーダストリーム スピリット ワンタッチ スターターキット SSM1079の詳しい作り方は、説明書をチェックしてみてくださいね。
最後に、ガスシリンダーの取りつけが簡単だった炭酸水メーカーをご紹介します。
ソーダストリーム E-テラは、炭酸水を作るすべての操作がワンタッチでできる仕様。シリンダークイックコネクトを採用していて、ガスシリンダーの交換をレバーを下げるだけで簡単に行えます。試飲した専門家からは、「強炭酸なのにゴクゴク飲み進められる」と好評でした。
ソーダストリーム DUOは、食卓を彩るガラス製カラフェが使える炭酸水メーカーです。こちらもシリンダークイックコネクトを搭載しているため、ガス交換のときにくるくる回す必要がありません。シルバーとホワイトの都会的なデザインは、インテリアにこだわる人に向いています。
ガスタイプ | シリンダー式 |
---|---|
炭酸強度 | 3.54GV |
ボトルの着脱方法 | 差し込んで回す |
炭酸の濃度調節方法 | 手動式 |
良い
気になる
幅 | 16.0cm |
---|---|
奥行 | 27.5cm |
高さ | 43.7cm |
ガス容量 | 60L |
本体重量 | 2.7kg |
ボトル容量 | 1,000mL |
炭酸の濃度変更可能 | |
食洗機対応 | |
1Lあたりのランニングコスト(目安) | 約40円 |
ソーダストリーム DUO (デュオ) スターターキット SSM1084をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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