直感的に炭酸ガスを抽出できるレバータイプの炭酸水メーカー、ソーダストリーム アート(ART)。「ボトルの着脱が簡単」「見た目がスタイリッシュ」と評判です。しかし、「炭酸が弱く感じる」という口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の炭酸水メーカーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、炭酸水メーカー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
19,800円
おすすめスコア
炭酸の強さ
操作のしやすさ
処理のしやすさ
ガスを入れられる飲み物の豊富さ
ガスタイプ | シリンダー式 |
---|---|
炭酸強度 | 3.48GV |
ボトルの着脱方法 | 差し込んで押す |
炭酸の濃度調節方法 | 手動式 |
良い
気になる
ソーダストリーム アートは、簡単に使えてデザインもおしゃれなものがほしい人におすすめです。「ボトルの着脱が簡単」との口コミどおり、ボトルの設置は差し込んで押すだけと楽ちん。本体を自立させたままガス交換できるため、比較した一部商品のように横にする必要はありません。炭酸濃度は手動レバーで細かく調節できるうえ、注入後のガス抜きも自動なのですぐに炭酸を楽しめます。
炭酸ガスのタイプは、何度も使えるシリンダー式です。使用するたびに交換の手間がかかる使い切りのカートリッジ式と比べて、ガス交換の頻度が少ないのがメリット。家庭ゴミとしては捨てられませんが、使い終わったら回収サービスを利用できます。
炭酸強度も十分です。実際に作って確認した炭酸の強さは3.48GV(ガスボリューム)と、一般的な強炭酸の基準である3.5GV以上に一歩届かない程度でした。人によっては「炭酸が弱く感じる」という口コミ同様に感じる場合があるものの、比較した商品の最小値は2.42GV(※2024年8月時点)です。シュワシュワした炭酸を十分楽しめますよ。
一方で、水しか炭酸にできないのは惜しいところ。ハイボールに使うなど、水を炭酸にできればよいという人向きです。「見た目がスタイリッシュ」との評判どおり、ソーダストリーム唯一のレバータイプでおしゃれさで選びたい人にはぴったりですよ。見た目と機能性どちらにもこだわりたい人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
実際にソーダストリーム アートと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
ソーダストリーム アートよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
ソーダストリーム
毎日手軽に強炭酸を楽しみたい人に!操作性もガス処理も簡単
ソーダストリーム
ワンプッシュで誰でも簡単に!毎回同じ強さの炭酸を味わえる
販売元のソーダストリームは、炭酸水メーカーのパイオニア的ブランドです。1903年に家庭で簡単に炭酸飲料が作れる炭酸水メーカーを開発。現在では、世界45か国で販売されています。
今回ご紹介するソーダストリーム アートは、レトロなデザインが特徴的なソーダストリーム史上初となるレバータイプの炭酸水メーカー。ガスシリンダーがワンタッチで交換できる「シリンダークイックコネクト」や、ボトル着脱が楽にできる「スナップロック」など独自技術を備えています。
よりコストを抑えて購入するなら、まとめて注文するのがお得。2本×5回分で税込23,803円(※2024年8月時点・公式サイト参照)のお得便が用意されており、1Lあたり約40円とかなり安く手に入ります。2,500円相当の特典がもらえるのもうれしいポイントです。
ソーダストリーム アートは、500mLの炭酸水を約20円で作れる炭酸水メーカーです。市販のペットボトルを約100円と仮定すれば、5分の1ほどにコストを抑えられます。
1日に500mL炭酸水を飲む人なら1年間で約30,000円も差が出るため、普段からよく炭酸水を飲む人は購入を検討してみましょう。
今回はソーダストリーム アートを含む、人気の炭酸水メーカーを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気の炭酸水メーカーを比較検証したところ、ソーダストリーム アートには4つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
レトロなデザインが特徴的で、デザイン性重視で選びたい人にもぴったりです。
ソーダストリームのなかで唯一のレバータイプとなるおしゃれなモデルで、「見た目がスタイリッシュ」という評判にもうなずけます。カラーは、ブラックマーブル・マンダリンレッド・ブラック・ホワイトの4色展開です。キッチンに置いておくだけでインテリアのアクセントになりますよ。
強炭酸とまではいえないものの、シュワシュワとした炭酸を十分に楽しめるのも魅力です。強炭酸になる設定としてメーカーが推奨する5回押しで試したところ、炭酸の強度は3.48GV(ガスボリューム)でした。一般的な強炭酸の基準である3.5GV以上に一歩届かない程度の記録です。
人によっては「炭酸が弱く感じる」という口コミ同様に感じる場合はあるものの、比較した商品の最小値は2.42GV(※2024年8月時点)でした。バチバチと弾けるほどの炭酸を楽しみたい人は、3.72GVを記録した同メーカーのテラを検討してみてください。
操作のしやすさの検証でも、高評価を獲得しました。炭酸注入後のガス抜きは自動で行えるので、ボトルを外すだけで手間いらずです。
シリンダーを片手でセットできる、「シリンダークイックコネクト」を採用しているのもポイント。比較したなかには本体を横にしなければガス交換できないものもありましたが、本品は本体を自立させたままセットできます。スムーズにガス交換できました。
ボトルは差し込んで押すタイプで楽に設置でき、「ボトルの着脱が簡単」との口コミとも一致します。手動レバーを操作して炭酸濃度の調節を簡単に行えるので、自分好みの強弱で炭酸を楽しめ見たい人にもおすすめですよ。
炭酸ガスのタイプにはシリンダー式とカートリッジ式の2種類ありますが、本品はガス交換の頻度が少ないシリンダー式。比較したカートリッジ式の商品は使用するたびに交換が必要でしたが、本品は何度も使用できるためガス交換の手間を減らしたい人に向いています。
使い終わったシリンダーは家庭ゴミとして処分できないものの、メーカーの回収サービスが利用可能です。取扱店舗に持ち込むこともできるので処理しやすいでしょう。
ソーダストリーム アートにはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
炭酸を注入できる飲み物をチェックしたところ、対応できるのは水のみでした。比較したほかの商品には、水以外に直接炭酸ガスを注入してアレンジできるものもあります。対して本品は、気の抜けたビールに炭酸を追加するなどの使い方ができません。
とはいえ、そのまま炭酸水を飲みたい人なら気にならないでしょう。ほかの味を楽しみたい場合は、ソーダストリームで販売しているシロップを使うのもひとつの手です。
ガスタイプ | シリンダー式 |
---|---|
炭酸強度 | 3.48GV |
ボトルの着脱方法 | 差し込んで押す |
炭酸の濃度調節方法 | 手動式 |
良い
気になる
幅 | 15.5cm |
---|---|
奥行 | 24.5cm |
高さ | 42.5cm |
ガス容量 | 60L |
本体重量 | 1.6kg |
ボトル容量 | 1,000mL |
炭酸の濃度変更可能 | |
食洗機対応 | |
1Lあたりのランニングコスト(目安) | 約40円 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
19,602円
(最安)
販売価格:19,800円
ポイント:198円相当
送料別
(349件)
ここでは、ソーダストリーム アートとは違う魅力を持つ商品をご紹介します。
ソーダストリーム テラは、自宅で簡単に強炭酸を作りたいときに活躍します。炭酸の強さは3.72GVで、市販の炭酸水も超えるレベルの強炭酸水が作れました。検証で使用したレバー式のアートとは違い、こちらはボタン式を採用。ボタンを押す回数を変えることで、炭酸強度を自分好みの強さに調整が可能です。
炭酸ガスを長く使えるシリンダー式を採用していて、交換頻度が少ないのもポイント。家庭ゴミとしての処分はできませんが、メーカーの回収サービスがあるので困りません。
ソーダストリームのソースパワーは、毎回同じ強さの炭酸を作りたい人におすすめです。操作はとてもシンプルで、電動式のためワンプッシュで炭酸の注入が完了。ボタンを押すだけで、炭酸の強さを3段階で調節できます。
ボトルを着脱口に差し込んでロックされるまで押し込むだけと、セット方法もとにかく簡単でした。ボトルを外すだけでガス抜きまで自動で行えるのもメリットです。カートリッジ式に比べてガスの交換頻度が少ないうえ、ガス交換の際は本体を自立させたままスムーズにセットできます。使用済みのシリンダーはメーカーの回収サービスを利用しましょう。
ソーダストリームアートの使い方は、以下の5ステップです。
<使い方>
①背面カバーを取り外し、ガスシリンダー(ピンクシリンダー)をセットする
②専用ボトルの水位ラインまで冷水を入れる
③ボトル装着用タブが前方に傾いているのを確認し、ボトルを上と奥へ押してセットする
④炭酸注入レバーを1秒押した状態でキープしてからはなす
⑤微炭酸は1秒づつ2回、中炭酸は3回・強炭酸は5回を目安に繰り返して押す
(参照:公式サイト)
使い終わったガスシリンダー交換は、オンライン・店舗交換どちらかの方法が選べます。最寄りの取扱店舗が知りたい人は、公式サイトで検索可能です。なお、正しく装着されていないと、水漏れが起きる可能性があるため注意しましょう。
対応ボトルの容量は、500mLと1Lの2種類です。70℃までの食洗機で洗浄可能なDWSボトルが付属しますが、ほかにも9種類のボトルが用意されています。持ち歩きに便利なループ紐つきのマイボトルや、ホームパーティーなどで多めの炭酸水をストックできる専用ボトルなど、用途に合わせて使い分け可能です。
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