手軽に強炭酸が作れると人気の炭酸水メーカー、ソーダストリーム GAIA(ガイア)スターターキット。「自分好みの弱・強炭酸水ができる」「セットが簡単」と評判です。しかし、「微炭酸よりも弱い炭酸しかできない」という口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の炭酸水メーカーとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、炭酸水メーカー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
9,480円
おすすめスコア
炭酸の強さ
操作のしやすさ
処理のしやすさ
ガスを入れられる飲み物の豊富さ
ガスタイプ | シリンダー式 |
---|---|
炭酸強度 | 3.49GV |
ボトルの着脱方法 | 差し込んで回す |
炭酸の濃度調節方法 | 手動式 |
良い
気になる
ソーダストリーム ガイア スターターキットは、強めの炭酸水が作れる炭酸水メーカーを手頃な価格で試してみたい人におすすめです。1万円台(※2025年1月時点・公式サイト参照)と比較したソーダストリームのなかでも安価ながら、実際に作った炭酸の強度は3.49GVと高め。「微炭酸よりも弱い炭酸しかできない」との口コミもありましたが、強炭酸とまではいかないものの比較的強い炭酸水を作れました。
炭酸注入後に必要なガス抜きは自動で行われ、本体からボトルを外せばすぐに飲めるのも魅力。比較した商品にはガス抜き作業が必要なものもありましたが、これなら時間も手間もかからないでしょう。シリンダークイックコネクトを採用しており、「セットが簡単」との口コミどおりシリンダーの設置もワンタッチで行えます。メーカーによるシリンダー回収サービスがあるのも便利です。
しかし、ボトルの着脱には少々手間がかかりました。比較したなかにはワンタッチでボトルを取りつけられる商品もあったのに対し、こちらは本体に差し込んで回しながら取りつけるタイプ。加えて炭酸は水にしか注入できず、ジュースやお酒には直接使用できません。普段飲むジュースに炭酸を入れたい人や、ビールの炭酸を復活させたい人には不向きです。
「普段の水をわずか数秒で炭酸水にできる」と謳うだけあって、しっかりとした炭酸を作れ、シリンダーの交換も簡単な本商品。「自分好みの弱・強炭酸水ができる」との口コミどおり、操作ボタンを押す回数によって好みの強さに調整できるのもうれしいポイントです。しかし、ボトルもワンタッチで着脱できるものがほしい人や、ジュースやお酒に炭酸を入れたい人はほかの商品を検討してみてください。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
実際にソーダストリーム ガイア スターターキットと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイの炭酸水メーカーと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
ソーダストリーム ガイア スターターキットの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
ソーダストリーム
毎日手軽に強炭酸を楽しみたい人に!操作性もガス処理も簡単
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ワンプッシュで誰でも簡単に!毎回同じ強さの炭酸を味わえる
炭酸水メーカーは、市販のペットボトルを買うよりもランニングコストを抑えられるのが大きな魅力です。1日に500mLの炭酸水を飲む場合、炭酸水メーカーならペットボトルに比べて年30,000円ほど節約できます。普段から炭酸水を飲む人なら、コスパよく使い続けられますよ。
炭酸水メーカーのパイオニアである、ソーダストリーム。1903年の創業以来、すべての操作をワンタッチで行えるものやデザイン性の高いモデルまで、多くの炭酸水メーカーを販売しています。
今回ご紹介するのは、ベーシックモデルであるガイア スターターキット。ガスシリンダーをワンタッチで取りつけられるシリンダークイックコネクトを採用しており、「普段の水をわずか数秒で炭酸水にできる」と謳っています。ボタンを押す回数で、微炭酸から強炭酸まで好みの炭酸強度に調整できる仕様です。
本体カラーは、ブラックとホワイトの2種類。製品保証は2年間です。ソーダストリームブランドサイトにて会員登録を行うと、最長4年の製品保証が受けられます。
ソーダストリームには、今回検証するガイアのほかに以下のモデルも販売しています。
<手動モデル>
<自動モデル>
ラインアップは大きく分けて、レバーを押した回数で炭酸強度を調整できる手動モデルと、3つのボタンから炭酸強度を選べる自動モデルの2種類。ガイアは、手動モデルのなかでも最もリーズナブルな商品に当たります(※2025年1月時点)。
ソーダストリームのなかで比較的安価なものとして、テラ スターターキットも販売中。ワンタッチでボトル着脱ができるスナップロック機能を採用した、より手軽な操作が可能なモデルです。各モデルについても検証を行ったので、ぜひチェックしてみてください。
今回はソーダストリーム ガイア スターターキットを含む、人気の炭酸水メーカーを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
最も強炭酸になる設定で炭酸水を作ってみると、強いシュワシュワ感のある炭酸水に仕上がりました。炭酸強度計で計測した炭酸の強さは、3.49GV。強炭酸の基準とされる3.5GV以上には届かなかったものの、比較したソーダストリーム製品のなかでもとくに高い数値を記録しました。「普段の水をわずか数秒で炭酸水にできる」という謳い文句にも納得です。
「微炭酸よりも弱い炭酸しかできない」との口コミもありましたが、しっかりした強めの炭酸水を作れるといえます。比較したほかのメーカーには、2.5GV前後と炭酸強度が物足りない商品も多数あったのに対し、お酒の割材などにも使いたい人にもおすすめです。「自分好みの弱・強炭酸水ができる」との口コミどおり、ボタンを押す回数を変えれば、炭酸の強さの調整もできますよ。
ガス抜きに手間がかからないのも利点です。炭酸水メーカーには、炭酸を注入したあとにガス抜き作業が必要なものと不要なものがあり、本商品を含めソーダストリーム製品は後者のモデル。炭酸水ができあがったあと、本体からボトルを外せばそのまま飲めます。
シリンダーをワンタッチで本体に取り付けられるシリンダークイックコネクトを採用しており、ガス交換の作業もスムーズです。本体を立てたままシリンダーを設置し、ハンドルを下げて固定するだけでセットが完了します。「セットが簡単」との口コミにも納得の仕様です。
比較したなかには、ガス抜きのひと手間が必要なものや、本体を持ち上げなければガス交換が難しいものもありました。本商品なら、より手軽に使えますよ。
処理のしやすさも高評価でした。本商品はシリンダー式のため、比較した使い切りのカートリッジ式よりガス交換の頻度が少なく済むのがよい点。家庭ゴミとしては処分できませんが、充填済みのシリンダーと交換できる「オンライン交換サービス」があります。交換用ガスシリンダーを注文すると、同時引き取り交換で空のガスシリンダーを引き取ってくれますよ。
ガイア スターターキットの価格は、公式サイトで13,200円(※2025年1月時点)。比較したソーダストリームの商品の多くが2万円台だったことを考えると、お手頃価格といえます。はじめての人でも挑戦しやすいでしょう。
ボトルの着脱にやや手間がかかるのは惜しいところ。比較したソーダストリームのアートやテラ・E-テラはボトルを押し込むだけのワンタッチタイプなのに対し、こちらは差し込んで回すタイプです。ガスが漏れないよう、しっかり取りつける必要があります。
炭酸を注入できるのは水のみ。ジュースやお酒を炭酸にしたい人にも不向きです。味を薄めずに炭酸ドリンクを作りたい人は、比較したドリンクメイトの商品をチェックしてみましょう。
ガスタイプ | シリンダー式 |
---|---|
炭酸強度 | 3.49GV |
ボトルの着脱方法 | 差し込んで回す |
炭酸の濃度調節方法 | 手動式 |
良い
気になる
幅 | 13.5cm |
---|---|
奥行 | 21.7cm |
高さ | 43cm |
ガス容量 | 60L |
本体重量 | 1.0kg |
ボトル容量 | 1,000mL |
炭酸の濃度変更可能 | |
食洗機対応 | |
1Lあたりのランニングコスト(目安) | 約40円 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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ソーダストリーム ガイア スターターキットの使い方をご紹介します。
<使い方>
①ガスシリンダーのフィルムとキャップを取り外す炭酸を注入する目安は、微炭酸は1秒ずつ2回・中炭酸は3回・強炭酸は5回。できあがった炭酸水に好みのフレーバーやシロップを入れたり、フルーツを添えたりして楽しんでください。ガス漏れした場合は、すぐに換気を行いましょう。
(参照:ソーダストリーム公式サイト)
ソーダストリーム ガイア スターターキットは、公式サイトのほかAmazonや楽天市場・Yahoo!ショッピングといったECサイトで購入できます。公式サイトでは、ガスシリンダーやボトルが複数ついたお得なセットも販売しているので、あわせてチェックしてみてください。
<価格一覧>
2025年1月時点・公式サイト参照
最後に、ソーダストリーム ガイア スターターキットとは異なる魅力を持つおすすめ商品をご紹介します。
強炭酸水を手軽に作りたいなら、ソーダストリームのテラ スターターキットがおすすめです。実際に作った炭酸水は3.72GVと比較したなかでもとくに強く、市販の炭酸水を超える強炭酸水ができあがりました。ボトルは押し込むだけでセットでき、注入後のガス抜きも自動で済みます。シリンダーもワンタッチでセットできるので、毎日手間なく炭酸水を飲めますよ。
水以外にも使いたいなら、ドリンクメイトのマグナムグランド スターターセットをチェック。炭酸の強さは2.84GVと弱めでしたが、ジュースやお酒にも直接炭酸を注入できるので、味を薄めずに炭酸ドリンクを楽しめます。シリンダー式なので、ガスの交換頻度も少なく済みますよ。ただしボトルは差し込んで回すタイプで、注入後のガス抜き作業が必要な点には注意しましょう。
ガスタイプ | シリンダー式 |
---|---|
炭酸強度 | 3.72GV |
ボトルの着脱方法 | 差し込んで押す |
炭酸の濃度調節方法 | 手動式 |
良い
気になる
幅 | 13.5cm |
---|---|
奥行 | 19.5cm |
高さ | 42.5cm |
ガス容量 | 60L |
本体重量 | 1.3kg |
ボトル容量 | 1,000mL |
炭酸の濃度変更可能 | |
食洗機対応 | |
1Lあたりのランニングコスト(目安) | 約40円 |
ソーダストリーム テラの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
ガスタイプ | シリンダー式 |
---|---|
炭酸強度 | 2.84GV |
ボトルの着脱方法 | 差し込んで回す |
炭酸の濃度調節方法 | 手動式 |
良い
気になる
幅 | 17.1cm |
---|---|
奥行 | 21.1cm |
高さ | 42.9cm |
ガス容量 | 142L |
本体重量 | 1.6kg |
ボトル容量 | 1,000mL |
炭酸の濃度変更可能 | |
食洗機対応 | |
1Lあたりのランニングコスト(目安) | 約28円 |
シナジートレーディング ドリンクメイト マグナムグランド スターターセットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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