どんな季節でもハイパワーで除湿できると評判の、三菱電機 衣類乾燥除湿機 サラリPro MJ-P180TX 。インターネット上のレビューには「想像以上に除湿能力が高い」「衣類乾燥が速い」など高評価のコメントが並ぶ一方、「運転音が大きい」「使うと部屋が暑くなる」といった気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、三菱電機 衣類乾燥除湿機 サラリPro MJ-P180TXを含む除湿機全28商品を実際に使ってみて、除湿力の高さ・衣類乾燥力の高さ・使い勝手のよさ・静音性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
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目次
三菱電機のサラリPro MJ-P180TXは、広い部屋をしっかり除湿できる強力な1台をお探しの人におすすめです。除湿可能面積は鉄筋39~45畳・木造19~23畳と、広範囲に対応。除湿性能も高く、湿度80%の空間で実際に使ってみたところ、30分で29%まで大幅に低下しました。
衣類乾燥機能もあり、薄手のTシャツがわずか30分で完全に乾いたのも好印象。ただしタオル・靴下などの厚手の衣類は時間がかかるので、風が当たりやすい位置に干すなど工夫するとよいでしょう。独自の冬モードを搭載し、寒い時期に除湿できるのもメリットです。
また、タンク容量が4.7Lと大きく水をこまめに捨てる必要がないのも利点。ホースをつなげば、排水の手間がかからない連続排水も可能です。ただし、手入れする箇所が7つと多い点は覚えておきましょう。本体重量は14.9kgと重ためですが、自在キャスター付きで簡単に移動できますよ。
運転状況がディスプレイにイラストで表示され、現状を把握しやすいのも魅力のひとつ。これだけの性能・機能・容量を備えながら、価格が抑えられているのも見逃せないポイントです。1年中パワフルに除湿できる商品がほしいなら、候補に入れてみてはいかがでしょうか。
エアコンの霧ヶ峰シリーズなど、快適&省エネな空調機器を多数手がける、大手総合電機メーカーの三菱電機。今回は数ある商品のなかから、2022年4月発売のサラリPro MJ-P180TXをご紹介します。三菱の衣類乾燥除湿機のなかでも、約4.7Lのタンクを備えた大容量のハイパワータイプです。
1日18Lの高い除湿能力が自慢で、7畳の部屋なら約19分で湿度90%から50%まで下げると謳われています。下吹きルーバーがふとん・カーペット・床下の湿気までしっかり除湿し、ドライな空間をキープ。市販のホースをつなげば連続排水もできますよ。
衣類乾燥は1回で6kgの洗濯物に対応し、就寝時に便利な低騒音の夜干しモードがあるのも注目したいポイント。タンク満水時のアラーム音がオフになり、夜中に起こされる心配がありません。タンクが満水になると送風運転に切り替わるので、朝まで快適に眠れるでしょう。
除湿方式にはハイブリッド式・コンプレッサー式・デシカント式の3種類がありますが、サラリPro MJ-P180TXにはコンプレッサー式が採用されています。
コンプレッサー式は室温をほとんど上げずにたっぷり除湿できるため、梅雨・夏の時期にぴったり。その一方で冬は除湿能力が低下するといわていますが、本商品は「おまかせ霜取」「冬モード」の2つの機能を搭載し、冬季の低温環境下でも活躍するのが魅力です。
おまかせ霜取は熱交換器の霜取を自動で行うことにより、室温1℃でも除湿が可能。冬モードでは通常よりも強力に運転し、低温時の除湿量を約10%アップさせます。夏冬問わず、1年をとおして便利に使えるのがうれしいですね。
除湿面積の目安は、木造なら最大23畳、コンクリート造なら最大45畳。一般的な住宅で使うには16畳以上用が推奨されていますが、本商品は広いリビングでも十分カバーできる性能を備えています。ただし、衣類乾燥をメインに考えているなら、対応面積はやや小さくなるので覚えておいてくださいね。
<除湿可能面積の目安>
また、本体サイズは高さ594×幅372×奥行281mmで、重量は14.9kg。大型で重さがありますが、本体には4輪自在キャスターがついているため、除湿する場所を変えたいときでもスムーズに移動できるでしょう。
プラスαの機能も充実しています。浴室カビガード機能を使えば、浴室内の床・壁・天井についた水滴と結露を素早く乾燥し、カビ菌の成長を抑制。空気中に浮遊する菌・ウイルス・アレル物質をキャッチして抑える、トリプルバリアフィルターも搭載されています。
手入れにしくい本体内部を清潔に保つ内部クリーン機能もあり、衛生面が気になる人にもおすすめ。さらに停電復帰機能を備え、ゲリラ豪雨など停電しても、復帰後は元の運転モードで除湿を再開します。
<運転モード>
<おもな機能の有無>
今回は、三菱電機 衣類乾燥除湿機 サラリPro MJ-P180TXを含む除湿機全28商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:除湿力の高さ
検証②:衣類乾燥力の高さ
検証③:使い勝手のよさ
検証④:静音性
まずはじめに、除湿能力の高さを検証します。
今回は埼玉県産業技術総合センターにて、温度・湿度を一定に管理できる「恒温恒湿槽」を使用。槽内を気温25℃・湿度80%に設定し、除湿機を強モードで運転して30分後に湿度がどう変化したかをチェックしました。あわせて、タンクに溜まった水の量も計測しています。
除湿能力は、今回検証した全商品のなかでもトップクラス。開始3分で一旦湿度が95%まで上昇したものの、10分後には38%、30分後には29%まで低下しました。
ヒーターを使わないコンプレッサー式のため、デシカント式やハイブリッド式と比べて温度が上がりにくいのもメリット。40℃を超える商品もあったなか、本商品は最高でも体温ほどの温度にとどまりました。
これなら、広い部屋でもスピーディーに快適な空間に仕上がるでしょう。
次は、部屋干しする際に気になる衣類乾燥能力の高さを検証します。
ここでも、気温25℃・湿度80%に設定した恒温恒湿槽を使用。500gの濡れたTシャツ・タオル・靴下を入れて、除湿器を衣類乾燥の強モードにして稼動させます。30分後に衣類の乾き具合と重さを確認し、より軽くなったものほど高評価としました。
乾き具合をチェックしたところ、Tシャツは完全に乾かせていました。しかしタオルや靴下には湿り気が残り、衣類によってムラがある印象です。
また500gあった洗濯物の重量は、30分後には442gに軽減。全体平均の437gよりわずかに重たい結果でした。厚手の衣類は風がよく届く位置に干すなど、工夫して使うとより効率的に乾燥できるでしょう。
最後は、使い勝手のよさ・静音性の検証です。
使い勝手については、タンク容量・キャスターの有無・お手入れ箇所数などをチェック。静音性の検証では、除湿機から50m離れた場所に騒音計を配置して、弱・強モードそれぞれの音の大きさを計測しました。
リサーチしたところ、タンク容量が4.7Lと大きく、水を捨てる頻度が少なく済むのがメリット。タンクにはフタがついており、水があふれるリスクも少ないでしょう。市販のホースをつなげば、水捨ての手間がかからない連続排水も可能です。
本体重量は14.9kgと重ためですが、4輪自在キャスターがついているので除湿場所を変えたいときでもスムーズに移動できますよ。
また、ルーバーの動きがディスプレイにイラストで表示され、運転状況を把握しやすいのも利点。タイマーは入・切の両方に対応し、9時間まで1時間刻みで設定することが可能です。
一方で、手入れが必要な個所が全7か所と多いのは気になるところ。吸込口・フィルター・カバー・エアフィルター・センサー部・タンク・本体を掃除する必要があり、手間に感じる可能性があるでしょう。
稼動音の大きさを計測してみると、弱・強モードともに全体平均と同レベルでした。ほかの商品のなかには地下鉄の車内ほどのうるささである74dBだったものもあり、それと比べるとまずまず良好な結果です。
<騒音レベル>
環境省のサイトによると、40dB前後は図書館内、50dB前後は書店内と同程度の騒音といわれています。日中であればそれほど気にせず使えるでしょう。また本商品には、寝ている間に音を気にせず洗濯物を干せる、夜干しモードがあるのもよい点です。
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最後に、ほかの魅力的な商品をご紹介します。
部屋干しの衣類乾燥をメインに使いたいなら、同じく三菱のMJ-PV250SXをチェック。乾燥能力はトップクラスで、厚手の靴下が30分で乾くほどの高い性能を発揮しました。センサーが衣類の濡れ具合を感知して送風するため、効率よく乾かせるのが持ち味。タンク容量が5.5Lと大きくファミリー層にもおすすめです。
一人暮らしでも使えるコンパクトな1台をお探しなら、コロナのCD-S6321がぴったり。幅17cm・重さ8.3kgと、場所をとらず簡単に移動できるのがメリットです。小型でもハイパワーで、速乾モードでは厚手のタオルがほぼ30分で乾きました。運転音も小さく、時間帯を気にせず使えるでしょう。
高さ | 不明 |
---|---|
除湿方式 | コンプレッサー式 |
タンク容量 | 5.5L |
定格除湿能力(50Hz) | 24.5L |
除湿可能面積(鉄筋) | 62畳 |
ルーバー(羽)あり |
幅 | 不明 |
---|---|
奥行 | 不明 |
コードの長さ | 1.8m |
除湿可能面積(木造) | 31畳 |
消費電力(除湿) | 125W |
消費電力(衣類乾燥) | 415W |
衣類乾燥時間 | 86分 |
最大運転音 | 不明 |
最小運転音 | 不明 |
フィルターあり | |
フィルター取り外し可能 | |
除菌機能 | |
消臭機能 | |
空気清浄機能 | |
衣類乾燥機能 | |
スポット乾燥機能 | |
冷風機能 | |
イオン機能 | |
自動ストップ機能 | |
連続排水機能 | |
タイマー機能 | |
温度センサー機能 | |
湿度センサー機能 | |
チャイルドロック機能 |
三菱電機 衣類乾燥除湿機 MJ-M120SXをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
高さ | 53.3cm |
---|---|
除湿方式 | コンプレッサー式 |
タンク容量 | 3L |
定格除湿能力(50Hz) | 5.6L |
除湿可能面積(鉄筋) | 14畳(50Hz)/16畳(60Hz) |
ルーバー(羽)あり |
幅 | 17cm |
---|---|
奥行 | 36.5cm |
コードの長さ | 1.8m |
除湿可能面積(木造) | 7畳(50Hz)/8畳(60Hz) |
消費電力(除湿) | 190W |
消費電力(衣類乾燥) | 190W |
衣類乾燥時間 | 136分 |
最大運転音 | |
最小運転音 | |
フィルターあり | |
フィルター取り外し可能 | |
除菌機能 | |
消臭機能 | |
空気清浄機能 | |
衣類乾燥機能 | |
スポット乾燥機能 | |
冷風機能 | |
イオン機能 | |
自動ストップ機能 | |
連続排水機能 | |
タイマー機能 | |
温度センサー機能 | |
湿度センサー機能 | |
チャイルドロック機能 |
コロナ 衣類乾燥除湿機 Sシリーズ CD-S6321をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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