LaCie 1big Dock STHS4000800を検証レビュー！外付けHDDの選び方も紹介

LaCieから発売されている「1big Dock」は、PC向けの外付けHDDです。横置きのみで使用可能で、USB3.2（Gen1）とThunderbolt3に対応しています。ドッキングステーションとしての機能もあり、SDカードスロットやUSBハブなどがついている点が特徴です。日本以外でも使用できるように、各国の電源コードも付属しています。

実使用速度は、1GBが7.5秒・10GBが48.8秒・100GBが21分23秒で、大きめの容量のデータ転送には時間がかかってしまいました。ベンチマークスコアは読み込みが259MB/s・書き込みが254MB/sとやや速い結果でした。

サポート体制はよいといえるでしょう。故障予測機能はついていませんが、保証期間が5年と最長クラスで、保証期間内の故障は1回まで修理を依頼できます。ただ、電話での問い合わせ窓口はなく、メールでの問い合わせが可能です。

静音性はあまり高くなく、平均44.1dBで、ディスクの回転音やカリカリという書き込み音が使用中も少し気になりました。熱のこもりにくさは良好で、30分間100GBのデータを転送したときの最高温度は31℃。故障リスクが上がるような高温にはなりませんでした。

サイズが大きめで書き込み音も大きいですが、SDカードスロットやUSBハブがついているのでクリエイター向けのHDDです。ただし、説明書が英語メインで、日本語版もついていますが少しわかりづらい印象がありました。初心者にはあまりお勧めしません。