バッファロー HDV-SAM4.0U3-BKAの口コミ・評判は？実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー！

はじめに設置・設定の手順を確認したところ、大きな手間はかかりませんでした。テレビに接続したあとは、画面の指示に従うだけで設定が完了します。接続すれば録画用HDDとして登録できるため、初心者でも手順に迷いません。

ただし、設置時にはテレビ・電源の2か所に接続する必要があります。比較した商品内には電源がいらず、テレビとケーブル1本でつなげられるものがあったことをふまえると、設置場所には注意しなければなりません。設置したい場所の近くにコンセントがあるか、事前に確認しておきましょう。

静音性では、比較したなかでもトップクラスの評価を獲得しました。実際にデータ転送時の稼動音を計測したところ、比較した全商品の平均39.14dB（※2024年10月時点）を下回る30.93dBと控えめ。耳を近づけるとかすかにサーッという音が聞こえる程度です。

防振機能も備わっており、振動も気になりません。映像に集中したい人や寝室で使いたい人に向いています。

比較したほかの商品には熱をうまく逃せず、33℃と高温になったものもありましたが、本品はファンレスながらしっかり放熱されています。テレビ台の中にも設置しやすいでしょう。

4K録画や24時間録画に対応しており、付加機能も豊富です。テレビの電源をつけると本体も一緒に起動する、電源連動機能もついていました。なお、詳しい結果は以下のとおりです。

1. SeeQVault対応｜×
2. 24時間稼動｜○
3. 故障予測機能｜○
4. 4K対応｜○
5. 電源連動機能｜○
6. 録画番組引っ越しサービス｜×

比較した商品のなかでもわずかしかない、故障予測機能「みまもり合図 for AV」搭載なのも高ポイント。異常を検知するとLEDライトが点灯する仕組みのため、状態をひと目で把握できます。メーカーにて録画番組の引っ越しを行う有償のサービスも提供されており、大切なデータを保護できるのも利点です。

ただしSeeQVaultには非対応のため、テレビを新しく買い替えると前のテレビで録画した、地デジや衛星放送の番組などの著作権で保護されたコンテンツは視聴できません。

そもそも著作権で保護されたコンテンツは、録画で使用したテレビ以外での再生は不可です。テレビ・外付けHDDの両方がSeeQVaultに対応している場合に、メーカーが同じなど一定の条件を満たすことで別の機器でも再生できるようになります。

テレビを買い替える予定がある人は、SeeQVault対応の商品を選んだほうがよいでしょう。

公式サイトで検索すればテレビの対応表を閲覧できるため、自宅のテレビで使えるかを事前に確認できます。メーカーの保証期間は、比較したほとんどの商品で同様の1年間でした（※2024年10月時点）。