ブレの少なさや扱いやすさ、追従機能の高さが気になるFeiyuTech VB4 FY07429。実際に購入しないとわからず、迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、実際にFeiyuTech VB4 FY07429を徹底検証しました。スマホ用ジンバル・スタビライザー14商品の中で比較してわかったFeiyuTech VB4 FY07429の実力をレビューしていきます。スマホ用ジンバル・スタビライザーの選び方も紹介しているので、購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」を心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
21,800円
おすすめスコア
ブレの少なさ
扱いやすさ
追従機能の高さ
クリップ性能の高さ
持ち運びやすさ
リモコンの機能の豊富さ
本体重量 | 337g(実測値) |
---|---|
駆動時間 | 6.5時間 |
良い
気になる
FeiyuTechの「VB4 FY07429」は、持ち運びやすさを重視する人におすすめ。折りたたんだ際の全長が16.0cmと、検証した商品のなかでトップレベルに小型でした。収納ポーチも付属しており、日常的に持ち歩きたい人に向いています。
実際にジンバルを使って動画を撮ると、歩いたときのブレはかなり抑えられており「ほとんど揺れずきれいに撮影されていた」との声が挙がりました。ただ、走ったときや内カメでの撮影時は上下のブレがやや気になった印象。また、腕を左右に振ったときは「映像が少し歪むようにも見えた」との指摘がありました。
一方、扱いやすさは高評価。持ち手は表が8.2cm・裏が10.3cmとちょうどよい長さです。本体は337gと軽量で、長時間使っても手が疲れにくいでしょう。持ち手の素材は滑りにくいうえ、凹みがあるので握りやすいつくり。バッテリーは6時間半程度持つので、日常での使用には十分足りそうです。
被写体を専用のカメラアプリを使わずに追従機能を使えるAIトラッカーが付属していることも魅力。追従機能は高く、50m先で動く人もしっかり追えたので、サッカーや運動会といった子どものイベントでも重宝しますよ。追従可能角度も広く、近距離での早歩きも追従可能。顔が見えない場合や、ボールを転がした際にも反応したので、人やものなどを隔てなく追いかけやすいでしょう。
滑り止め付きのクリップでホールド力も優秀。スマホの角度はスティックで調節でき、ジェスチャー機能や縦横自動切換え機能なども搭載されています。クリップをマグネットで取り外しできる機能がないのは惜しい点です。
ブレの少なさでは上位商品に1歩およびませんでしたが、折りたたむとかなりコンパクトに。頻繁に持ち歩く人は検討しましょう。
マイベストが検証してわかったFeiyuTech VB4 FY07429の特徴は、ひとことでまとめると「持ち運びやすさを重視する人に。長時間の使用でも疲れにくい」です。
実際、たくさんあるスマホ用ジンバル・スタビライザーの中で、ブレの少なさや扱いやすさ、追従機能の高さは商品によってどのくらい差があるのか気になりますよね。ここからは、FeiyuTech VB4 FY07429を含むスマホ用ジンバル・スタビライザーの検証方法や、自分に合ったスマホ用ジンバル・スタビライザーを選ぶためのポイント、検証で高評価を獲得した商品を紹介していきます。
本体には延長ロッドが内蔵され、最長21.6cmまで伸びる構造。高い位置からのアングルや地面からのローアングル、大人数でのインカメ撮影などさまざまなシーンに対応できます。付属の三脚と組み合わせれば背の高いスタンドになるので、集合写真のほか、静止画を組み合わせて動画にするタイムラプス撮影にも活用できるでしょう。
iOS・Android対応の専用アプリ「Feiyu ON」が用意されているのもうれしいポイント。パノラマ撮影やスポーツ・街歩きに適したモード、タイムラプスにさらに動きを加えるハイパーラプスなどにも対応し、いろいろな撮影モードを楽しめます。
カラーはホワイトグレーの1色。購入すると本体のほか、ミニ三脚・ライト&AIトラッキングモジュール・充電用USB-Cケーブル・専用ポーチ・取扱説明書の5点が付属します。
<スペック>
FeiyuTechでは、全部で3種類のスマホ用ジンバルを販売しています(※2025年4月時点)。公式サイトで確認できたラインナップは以下のとおりです。
<ラインナップ>
値段は2025年4月時点・公式サイト参照
ラインナップのなかでも本品は中間的なスペックを備えたモデル。価格が近い「Vimble 3」はトラッキングモジュールとライトを別々に取り付ける設計ですが、本品は一体型なのでよりコンパクトに使えます。延長ロッドも本品のほうが長く、Vimble 3と比べると使い勝手がよいといえるでしょう。
ラインナップ内で最も価格が高い「SCORP Mini P」は、一眼レフカメラ用ジンバルのパワー・技術を継承したモデルです。ぐるぐると回転しながら360度の撮影が可能で、「初心者でもプロ級の動画が撮れる」と謳っています。本格的な撮影にこだわりたい人はチェックしてみてください。
今回は、FeiyuTech VB4 FY07429を含むスマホ用ジンバル・スタビライザー14商品を実際に用意して、比較検証を行いました。
以下のコンテンツで行われた具体的な比較検証のポイントはこちらです。
検証①:ブレの少なさ
検証②:扱いやすさ
検証③:追従機能の高さ
検証④:クリップ性能の高さ
検証⑤:持ち運びやすさ
検証⑥:リモコンの機能の豊富さ
日常的にスマホを使って動画を撮影する10人が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
1.スマホ用ジンバル・スタビライザーを使い「歩き」「走り」「腕を左右に振る」「内カメラ」の動画を撮影。
2.同様の動画をスマホ用ジンバル・スタビライザーを用いずにスマホ単体で撮影
モニターは上記の動画を見比べ、ブレの少なさを以下の項目ごとに「とても満足:5」「満足:4」「普通:3」「不満:2」「とても不満:1」の5段階で評価し、その平均点で各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「楽に持て、長時間快適に使用できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
1.スマホ用ジンバル・スタビライザー本体のみをはかりで計測する
330g以下は最高スコアとし、軽いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
1.メーカーの公式サイトからバッテリーの持続時間を確認する
10時間以上は最高スコアとし、長くバッテリーが持つものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
1.持ち手の表側の長さをメジャーで計測
モニターが持ちやすいと評価した長さを基準に85mm以上は最高スコアとし、持ち手が長いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
1.持ち手の裏側の長さをメジャーで計測
モニターが持ちやすいと評価した長さを基準に100mm以上は最高スコアとし、持ち手が長いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
その他扱いやすさのポイント
マイベストでは「ホームビデオ用として子どもを見失わずに追いかけられる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの項目のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
追従可能角度
1.公式ページから追従可能な角度をリサーチする
360度を最高スコアとし、追従可能角度が広いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
追従可能距離(遠距離)
1.撮影者と被写体の距離を50m、40m、20m、10mとし、被写体が歩いた際追従可能か確認する
2.被写体は早歩きを想定し、歩幅70cm・120bpmで統一して検証した
50mを最高スコアとし、遠距離でも追従できるものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました
追従可能距離(近距離)
1.撮影者と被写体の距離を1m、1.5m、2m、2.5m、3mとし、被写体が歩いた際追従可能か確認する
2.被写体は早歩きを想定し、歩幅70cm・120bpmで統一して検証した
1mを最高スコアとし、近距離でも正確に追従できるものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました
人・モノを追従できるか
1.追従機能を使い「正面の顔」「後ろ向きの顔」「マスクをつけた正面の顔」「木」を追従できるか確認
2.人・モノを映す際は撮影者と被写体の距離を3mとし、撮影者が70cm・120bpmの速度で歩いて検証を行う
マイベストでは「クリップがスマホをしっかり固定するので外れにくい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「コンパクトでカバンに入れやすく、出先でも邪魔になりにくい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの項目のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
畳んだ時の全長
1.スマホ用ジンバル・スタビライザーを畳み、メジャーで計測する
140mm以下は最高スコアとし、畳んだ時の全長が短いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
その他持ち運びやすさのポイント
マイベストでは「さまざまな機能がリモコンで行えるので、スマホを直接触らずに撮影できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
本体重量 | 337g(実測値) |
---|---|
駆動時間 | 6.5時間 |
良い
気になる
補正軸 | 3軸 |
---|---|
ライト付き | |
専用アプリあり | |
ジョイスティック付き | |
トリガーボタン付き | |
内蔵延長ロッド | |
マグネットスマホホルダー付 | |
折りたたみ可能 | |
追従可能角度 | 265度 |
追従可能距離 | 50m |
AIトラッカー付き | |
Apple DockKit対応 | |
折りたたみ時の全長 | 16.0cm |
三脚 | 外付け |
保証期間 | 1年 |
充電口の形状 | Tyep-C |
付属品 | Tyep-Cケーブル、収納ポーチ |
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ハイクオリティな映像にこだわる人は、3軸のものを選びましょう。そもそも軸とは、ジンバルを動かせる部分のことで、ティルト(縦)・ロール(回転)・パン(横)と3つがあり、さまざまな方向からの手ブレを補正できる点が特徴です。
軸の数が多いほど、横ブレだけでなく縦ブレまで抑えやすくなるので、スマホ単体では撮れないようなきれいな映像が撮影できます。しかし、商品によって軸の数は違うので注意が必要です。
検証では、実際に撮影した動画をモニター10人に見てもらい、ブレの少なさを比較しました。その結果、3軸のものは1軸に比べてブレが気になりにくい傾向があることが判明。なかでもHohemの「iSteady V3」は、「上下のブレも少なく安定し、方向転換した際も画角が安定していてとても使いやすい」とモニターからも好評を獲得しています。
一方、1軸の商品はロール(回転)しか動かないため、横ブレは軽減できるものの、縦ブレの軽減はできない結果に。とくに走りながら撮影した映像はガタつきが目立ち、高品質とはいい難いものでした。とはいえ、3軸のなかでも評価が低い商品もあったため、選ぶ際は「ブレの少なさ」の検証結果をチェックするようにしてくださいね。
片手でも持ちやすく撮影がしやすいものがほしい人は、持ち手(裏面)の長さが9cm以上で凹みがあるものがおすすめです。
持ち手(裏面)の長さが9cm以上あれば片手でジンバルを持ったまま、親指でボタンの操作がしやすく撮影しやすい点がメリット。さらに持ち手に凹みがあるものなら、しっかりグリップできるため、長時間使っても疲れにくいといえます。実際に扱いやすさを検証したところ、高評価の商品はモニターから「人差し指を置く場所にへこみがあり、強くグリップできた」との声が挙がりました。
また、重さは350g未満の商品がベターです。一般的に重さは、500g以上になると重さを感じやすい傾向があります。また、スマホ本体の重さが約170gなので、スマホ用ジンバル単体の重さが350g未満だと腕や手首の負担を感じにくく、長時間撮影しても疲れにくいといえるでしょう。
実際にモニターが使用した際も、スマホ用ジンバル単体で500gを超えるものは少し腕に重さを感じる結果に。旅行先や運動会などの子どものイベントなど、長時間の撮影が見込まれる場合はとくに、軽量の商品を選ぶようにしてください。
検証ではさまざまなスマホ用ジンバルで撮影しましたが、500gを超える商品は10分ほど使っただけで手が疲れました。とくに長時間の撮影では、重さが大きな負担になります。1日中手に持って使うことを考えると、できるだけ軽量なスマホ用ジンバルを選ぶことがおすすめです。
Vlogや旅行時の撮影で使いたい人は、追従できるアプリ付きの商品を選びましょう。追従とは、動いている被写体を自動で追いかけてカメラの向きを動かせる機能のこと。アプリ付きの商品はどれも追従の性能に大きな差はないため、どれを選んでも自撮りなどの撮影に便利だといえます。
とくに子どもの撮影をしたい人は、追従性能にこだわるとよいでしょう。今回検証したなかでは、360度追従できて追従速度も速いInsta360の「Flow 2 Pro」がおすすめです。たとえば子どものサッカーの試合や運動会などでも、子どもを見失わず追従できます。
また、家でジンバルをスタンドに立てて子どもに追従機能を設定しておけば、素早く移動してもスムーズに追従でき、簡単に思い出の動画を撮影が可能です。ただし、基本的には専用アプリのカメラを使用しなければ追従機能が使えない点に注意してください。
アプリにこだわって撮影したい人は、AIトラッカー付きやApple DockKit対応を選びましょう。基本的に、専用アプリを使わなければ追従機能は使用できません。
しかし、AIトラッカー付きやApple DockKit対応の商品であれば、専用アプリを使用しなくても追従機能が使えるため、使い慣れたカメラアプリで撮影したい人にも便利です。
なお、専用アプリの設定や毎回のペアリングの必要もなく、デフォルトのカメラアプリを起動するだけで使用できる点もメリット。お気に入りのアプリで撮影したい人や、ジンバルを使ってライブ配信をしたい人はチェックするようにしてくださいね。
スマホ用ジンバル・スタビライザーの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。FeiyuTech VB4 FY07429以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
本体重量 | 307g(実測値) |
---|---|
駆動時間 | 6.5時間 |
良い
気になる
補正軸 | 3軸 |
---|---|
ライト付き | |
専用アプリあり | |
ジョイスティック付き | |
トリガーボタン付き | |
内蔵延長ロッド | |
マグネットスマホホルダー付 | |
折りたたみ可能 | |
追従可能角度 | 334度 |
追従可能距離 | 50m |
AIトラッカー付き | |
Apple DockKit対応 | |
折りたたみ時の全長 | 18.3cm |
三脚 | 外付け |
保証期間 | 1年 |
充電口の形状 | Tyep-C |
付属品 | Tyep-Cケーブル、収納ポーチ |
DJI Osmo Mobile 6の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
本体重量 | 353g(実測値) |
---|---|
駆動時間 | 8時間 |
良い
気になる
補正軸 | 3軸 |
---|---|
ライト付き | |
専用アプリあり | |
ジョイスティック付き | |
トリガーボタン付き | |
内蔵延長ロッド | |
マグネットスマホホルダー付 | |
折りたたみ可能 | |
追従可能角度 | 342度 |
追従可能距離 | 50m |
AIトラッカー付き | |
Apple DockKit対応 | |
折りたたみ時の全長 | 16.7cm |
三脚 | 外付け |
保証期間 | 1年 |
充電口の形状 | Tyep-C |
付属品 | Tyep-Cケーブル、収納ポーチ |
DJI Osmo Mobile SEの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
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