しなやかさと安定性を兼ね備えた設計が売りのバドミントンラケット、ウィルソン EXCALIBUR XC-8。ネット上では「クセがなく振りやすい」「しっかり力を乗せられる」などと評判ですが、実際のところ口コミどおりなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の2つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のミズノやヨネックスなどのバドミントンラケットとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行っているので、バドミントンラケット選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
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すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
EXCALIBUR XC-8は、操作しやすいラケットを探している人におすすめです。実際にバドミントン経験者5人がラケットを使用したところ、「ヘッド部分の繊細な取り回しがしやすい」「緩急がつけやすい」と好評でした。重量5Uの軽量な設計で、比較した4Uなどの重量感がる商品より扱いやすいですよ。シャトルにメリハリをつけやすいでしょう。
ラケットは重心に偏りのないイーブン型で、シャトルを打った際のバランスのよさも良好。モニターから、「シャトルをコントロールしやすい」「イメージどおりに打てる」との声があがりました。比較したヘッドの軽い商品は重いスマッシュを打ちにくい傾向にありましたが、「重心が絶妙で強いスマッシュを打てるヘッドの重みがある」とも評されています。
ヘッドの耐久性も優秀です。スマッシュを打つときの速さと同等の時速約80/kmでヘッドをレンガに打ちつけたところ、3回の衝撃に耐えられました。比較したアルミ製の商品より耐久性に優れていた東レ製炭素繊維カーボンを採用しており、変形や破損のリスクを抑えられるでしょう。
謳い文句どおり安定性としなやかさを兼ね備えており、細かな操作だけでなく力強いスマッシュを打つこともできます。ダブルスで前衛も後衛もこなす機会のある人にもおすすめですよ。ぜひこの機会に検討してみてくださいね。
ウィルソン EXCALIBUR XC-8は、シャフトの可動域を高めることで、しなやかさと安定性を向上させたバドミントンラケット。操作性に優れ振り抜きやすいため、細かなコントロールができると謳われています。
販売元は、100年以上の歴史があるアメリカ生まれのスポーツブランド、Wilson(ウィルソン)。テニスやバドミントン・バスケットボールなどのスポーツ用品を手掛けており、初心者からトップ選手向けの商品まで幅広いアイテムを取り扱っています。
サイズは675mm、重量は77g±2g。素材には、ハイモジュラスカーボンファイバーを使用しています。ラケットの重心が偏っていないイーブン型のラケットで、グリップは細身のG5です。
バドミントンラケットのガットの適正テンションは、初級者から中級者向けの18~22ポンドです。最大で26ポンドまで対応しているので、上級者も使用できますよ。
続いて、ラケット選びのポイントをご紹介します。
まずは、競技用かレジャー用か目的を決めましょう。遊びで使用するならアルミ製やスチール製のラケットで十分ですが、本格的な競技向きなら、軽くて反発力のあるオールカーボン製がおすすめ。本格的にバドミントンに取り組みたい人は、操作性・耐久性の高い1万円以上のラケットを選びましょう。
ヘッドが軽く取り回しやすいヘッドライト型やシャフトが柔らかいラケットは、初心者向け。反対にヘッドが重く強いスマッシュを打てるヘッドヘビー型や硬いシャフトのラケットは、上級者に向いています。
重さは、まずは軽いものから試していくのがおすすめです。グリップは細いものから選び、グリップテープで好みの太さに調整するとよいでしょう。
今回は、ウィルソンのEXCALIBUR XC-8を含むバドミントンラケット全6商品を実際に用意して、比較検証を行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめは、操作のしやすさの検証です。
バドミントン経験者の5人のモニターに実際にシャトルを打ってもらい、ヘッドの細かい操作のしやすさ・シャトルを打ったときのコントロールのしやすさや振り抜きやすさをチェックしました。
グリップは細めのG5サイズ、重量はU5と軽量で、操作性は比較したなかでもトップクラスの評価を獲得しました。
比較した商品には重量感があるものもありましたが、こちらは「ヘッド部分の繊細な取り回しがしやすい」「緩急がつけやすい」とモニターから好評です。
メーカーの謳い文句どおりのコントロール性があり、シャトルのスピードにメリハリをつけやすいですよ。
<ヘッドの操作についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
ラケットのタイプは、重心に偏りがないイーブン型で、シャトルを打った際のバランスのよさも高評価。モニターからは、「シャトルをコントロールしやすい」「イメージどおりに打てる」とポジティブな声が聞かれています。
比較したところ、ヘッドが軽い商品は重みのあるスマッシュが打ちにくい傾向がありました。対してこちらは、「強いスマッシュを打てるヘッドの重みがありつつ、絶妙な重心を保てる」と好評です。
口コミどおりのクセのない振りやすさで、細かな操作も力強いプレイも可能です。ダブルスで前衛も後衛もこなしたい人にぴったりでしょう。
<シャトルを打った際のバランスのよさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、ヘッドの耐久性の検証です。スマッシュを打つときの時速約80/kmでレンガに打ちつけ、何回目で変形するかを確認しました。
検証の結果、3回の衝撃に耐えられ、耐久性はまずまずの評価を獲得。フレームは割れてしまったものの変形自体は少なく、プレイ中に障害物に当たっても歪みにくいといえます。
比較した結果、アルミやスチール製の商品は耐久性が低く、オールカーボン製だと耐久性が高い傾向がありました。本商品も東レ製の炭素繊維カーボンを使用しているため、耐衝撃性は十分。変形や破損のリスクが少なく、長く使用できるでしょう。
ウィルソンのEXCALIBUR XC-8は、公式通販サイトまたはAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。
執筆時点の値段は、税込25,300円(公式サイト参照)です。ECサイトは取扱店舗によって価格が異なる場合があるので、購入前に比較してみてくださいね。
バドミントンラケットには、明確な買い替えのサインはありません。そのため新調するタイミングを見極めるのは困難ですが、毎日使用する場合は1年を目安に買い替えるとよいでしょう。ラケットのシャフト部分の反発力が低下してきた場合も、買い替えをおすすめします。
実際にお店で新品の商品と見比べてみると、ラケットの変化に気がつきやすいため、ときどきチェックしてみてくださいね。
バドミントンラケットの重量は、軽い順に5U・4U・3U・2Uと表記され、数字が小さくなるほど重たくなります。
軽いラケットほど、振り抜きやすく操作性が高い傾向にあるため、迷ったら1番軽い5Uから試してみてくださいね。
最後に、操作性も耐久性にも優れていた商品をご紹介します。
ゴーセンのグラビタス7.5-SRは、迷ったらまず試してほしい一品。5Uの軽量設計で振り抜きやすく、モニターからは「シャトルのコントロールがしやすい」と思いどおりのプレイができる点が好評でした。フレームは硬く頑丈。初心者はもちろん、力強いショットを打ちたい上級者にもおすすめです。
VICTORのTK-15は、シャトルのコントロールができるハードヒッター向け。ヘッドの重さをしっかりと感じられますが重心のバランスがよく、安定感は良好です。モニターからは、「広範囲にコントロールよく打ち込める」との声があがりました。フレームは硬く、衝撃にも強いですよ。
素材 | フレーム:超高弾性カーボン、CSR/シャフト:超高弾性カーボン、M40J、6.8シャフト、ナノ合成樹脂 |
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良い
気になる
適正テンション | 4U:19~26ポンド/5U:19~24ポンド |
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全長 | 不明 |
ガット張りサービスあり | 不明 |
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