柔らかい打球感で楽に飛ばせると謳っているバドミントンラケット、ヨネックス ナノフレア200 NF-200。高評価の口コミが多い一方、「壊れやすい」という気になる評判も存在し、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の2つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のゴーセンやWilsonなどのバドミントンラケットとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、バドミントンラケット選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
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すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ヨネックス ナノフレア200 NF-200は、ラケットの細かな取り回しができる商品です。バドミントン経験者のモニターが実際に使用したところ、ヘッド部分が軽く、「細かい動作に強く、操作しやすい」と好評でした。比較したなかでは軽いラケットだと操作性が高い傾向があり、こちらも4Uと軽量。フォームが定まっていない初心者にも扱いやすいでしょう。
しかししっかりした打感がなく、重みのあるスマッシュを打ちにくいのがネック。比較したなかには球を勢いよく打ち込める商品もあったなか、ダブルスの前衛でのプレイには物足りないでしょう。一部のモニターからは「長い距離を打ちやすい」との声も聞かれたため、後衛で長い距離を飛ばしたい人に使いやすい印象です。
またシャトルをレンガに打ちつけたところ、1回で変形して壊れてしまいました。「壊れやすい」との口コミどおり、耐久性はいまひとつといえます。比較したなかには丈夫で壊れにくい商品もあったため、ダブルスのペアとラケットをぶつけてしまう可能性がある人は、ほかの商品をチェックしてみてくださいね。
スポーツ用品で広く名を知られているヨネックス。バドミントンやテニスラケットをはじめ、スポーツウェアやシューズまで幅広い商品を展開しています。
今回は、初心者から中級者向けのエントリーモデル・ナノフレア200 NF-200をご紹介。ヘッド部分が軽いヘッドライト型で、フレーム内部の発泡剤とフレーム上部の軟質グロメット(ガットを通す管)が振動を抑え、柔らかな打球感を実現すると謳われています。
重量は4U(平均83g)と、バドミントンラケットのなかでは比較的軽量。フレーム上部には高弾性カーボン、フレーム下部には高弾性に強度をプラスした新カーボン素材・トレカM40Xを採用し、反発力と安定性を高めたつくりです。
加えて、空気抵抗を抑えたフレームのエアロ形状とスリム化されたシャフトにより、素早い振り抜きを実現しているといわれていますよ。
おすすめのガット張力は17~22lbsで、メーカーはBG65TI(ハードヒッター)やBGSKY(コントロールプレーヤー)が推奨されています。
①重心のタイプ
初心者が選ぶなら、ラケットのヘッド部分が軽いつくりのヘッドライト型がよいでしょう。細かい取り回しがしやすく、軽い力でもしっかりとシャトルを打てます。ヘッドライト型とヘッドヘビー型で迷った場合は、ラケットの重心が偏っていない中間型のイーブン型がおすすめです。
②重さのタイプ
ラケットの重さは、重い方から基本的に2U・3U・4U・5Uと4種類あります。5Uのラケットは軽く振り抜きやすいので、迷った場合はまず5Uから使ってみるとよいでしょう。
③シャフトのタイプ
シャフトとは、ラケットとグリップを繋ぐ棒の部分。初心者はフォームが安定していないため、シャトルをしっかりホールドして打ち込みやすい柔らかいシャフトがおすすめです。なお、鋭くシャトルを弾きたいバドミントン経験者は、シャフトが硬いものを選ぶのもひとつの手です。
④ラケットの素材
ラケットの素材を選ぶなら、耐久性が高いオールカーボン製のラケットがおすすめです。軽量で反発力があるので、シャトルを狙ったところに打ちやすいメリットがあります。一方で、アルミ・スチール製のラケットは耐久性・反発力が低く、カーボンに比べて重い特徴が。肩を痛めてしまう可能性があるので、競技用としては避けましょう。
今回はヨネックス ナノフレア200 NF-200を含む、バドミントンラケット全6商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめに、操作のしやすさの検証です。
5人のバドミントン経験者が実際に使用して、細かい操作ができるか・シャトルを打つときにコントロールしやすいか・シャトルを振り抜きやすいかをチェックしました。
操作性は好印象。「ヘッドが軽く、細かい動作がしやすい」と、モニター5人中4人から好意的な意見が寄せられました。
検証の結果、5U(75.0~79.9g)のラケットは操作性がよい傾向がありました。本商品も4U(80.0~84.9g)と、5Uに続く軽さで、重量は約83g。ヘッドライト型でヘッドが軽いため、ヘアピンのような細かな操作もしやすい印象です。バドミントン初心者でもプレイに集中できるでしょう。
<ヘッドの細かい操作のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
シャトルを打った際にも、「レシーブ・ロングショートは打ちやすい」「狙ったところに打てる」とうれしいコメントがあがりました。
しかし、「打感を感じにくい」と、モニターの半数以上から気になるコメントが。比較したなかにはスマッシュをしっかり打ち込める商品もあったのに対し、本品は重みのあるスマッシュを打ちたい人には物足りない印象です。
前衛より、ダブルスの後衛として、長い距離を飛ばしたい人によいでしょう。
<シャトルを打ったときのバランスのよさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
レンガにヘッドを打ちつけた結果、1回で大きく変形して壊れてしまい、耐久性は低評価に。
比較したなかには4回まで耐えた商品もありましたが、こちらは口コミどおり壊れやすいといえます。試合中にダブルスのペアとラケットをぶつけたり、地面にぶつけたりすると破損する可能性があるため、注意して使用しましょう。
グリップとはラケットの持ち手のことで、太い方からG3・G4・G5・G6と4種類の太さがあります。もしもサイズに迷った場合は、グリップテープで太さをあとから調整できるため、細めのG5・G6と細めを選ぶとよいでしょう。
最後に、操作のしやすさで高評価だった商品をご紹介します。
ゴーセン グラビタス7.5-SRは、幅広いレベルの人に対応している商品です。モニターからは軽く操作がしやすいと好評だったので、初心者にも扱いやすいでしょう。さらに重めのショットも打ちやすいヘッドヘビー型なので、バドミントン上級者にもおすすめですよ。
Wilson EXCALIBUR XC-8は、ダブルスの前衛プレイヤーにぴったり。軽く体周りの操作がしやすく、スマッシュやレシーブなどいろいろな打ち方もコントロールしやすいと、使用したモニターから好印象でした。またグリップが柔らかく軽いため、長時間使っても疲れにくいでしょう。
素材 | テイジン製テナックス高弾性カーボンフィラメント、カウンターヴェイル、バサルト・ファイバー、カロファイト・ブラック、東レ製炭素繊維カーボン |
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良い
気になる
適正テンション | 18~22ポンド |
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全長 | 不明 |
ガット張りサービスあり | 不明 |
ウィルソン EXCALIBUR XC-8をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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