高い安定感とコントロール性を謳うバドミントンラケット、ビクター TK-15(スラスターK 15)N THRUSTER K 15。日本バドミントン協会検定合格品で「軽量・安定・コントロール性の、3拍子がそろったラケット」と評判ですが、口コミどおりなのか気になっている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の2つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、ゴーセンのグラビタス7.5-SRやWilsonのバドミントンラケットとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、バドミントンラケット選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
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すべての検証は
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目次
良い
気になる
ビクター TK-15(スラスターK 15)N THRUSTER K 15は、重い球も力強く打ち返したい人におすすめです。バドミントン経験のあるモニターに使ってもらうと、「スマッシュにスピードを乗せやすく、レシーブでも狙ったところに打てる」と好評。ヘッドヘビー型ならではのヘッドの重さにより、比較したイーブン型より重たいショットを打てました。
軽量な5Uタイプで取り回しがしやすく、安定感も上々。モニターからは「ダブルスでもシングルスでも使えそう」とオールラウンダーぶりが好評で、「初心者でも使えそう」との声も出ています。「軽量・安定・コントロール性の、3拍子がそろったラケット」という評判どおりといえるでしょう。
ヘッドの耐久性も悪くありません。レンガにフレームを打ちつけたところ、比較したアルミ製の商品には1~2回の衝撃で変形したものがあったなか、本品は3回目でフレームが割れて変形。超高弾性カーボンを使用しているゆえの頑丈さを感じ、フレームの歪みもそれほどひどくありませんでした。
謳い文句どおりの安定感・コントロール性・耐久性なので、とくにシャトルを打ちつける際の操作性にこだわるハードヒッターの人にうってつけといえます。ヘッドの重さを活かして気持ちよくスマッシュを打ちたいなら、ぜひ検討してみてください。
1986年に設立されたビクターは、高品質のラケットやシューズなどバドミントンにフォーカスしたスポーツ用品を展開。デンマークのバドミントン代表チームなどをはじめとした世界的な選手たちと、バドミントンの普及に日々いそしんでいます。
今回ご紹介するTK-15(スラスターK 15)N THRUSTER K 15は、そんなビクターのバドミントンへの情熱が詰まった商品のひとつ。中級者向けのラケットで、日本バドミントン協会検定の合格品です。
バドミントンラケットの重さは2U~5Uまで4種類に分けられますが、本シリーズでは最軽量の5Uと次に軽い4Uの2種類を展開しています。ガットの張りの強さを表す適正テンションは、4Uが19~26ポンド(8.55~11.7kg)・5Uが19~24ポンド(8.55~10.8kg)。なお、検証では5Uを使用しました。
赤と青の組み合わせがおしゃれなフレームデザインですが、耐久性をアップする独自技術にも注目。素材の超高弾性カーボンとナノ粒子の組み合わせで繊維の結束力を高め、歪みにくくしたとアピールしています。
レジャー用に購入するならアルミ製・スチール製のラケットでもOKですが、本格的に始めるなら競技用のオールカーボン製がおすすめです。
また、本格的にバドミントンを始めようとしている場合は、1万円以上のラケットを選びましょう。1万円以上のラケットは操作性がよく、こだわりの素材を使った耐久性の高いものが多い傾向にあります。
今回はビクター TK-15(スラスターK 15)N THRUSTER K 15を含む、バドミントンラケット全6商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、操作のしやすさの検証です。
バドミントン経験者のモニター5人が実際にシャトルを打って、ヘッドの細かい操作のしやすさ・シャトルを打ったときのコントロールのしやすさ・振り抜きやすさをチェックしました。
ヘッドの操作性は高評価。モニターからは「取り回しやすい」「細かな操作ができる」と好意的なコメントが並び、「高い安定性とコントロール性」という謳い文句どおりの結果でした。扱いやすく、イメージどおりに操作できるでしょう。
ラケットの重さは最も軽い5U。バドミントンラケットの軽さは2U~5Uまで4種類に分けられますが、比較したなかでも最軽量の5Uの製品は操作性がよい傾向がありました。安定感もあり、「ダブルスでもシングルスでも使えそう」とのコメントも。オールラウンドな使いやすさで、初心者も手に取りやすいですよ。
ただしヘッドにやや重心が偏っており、「ラケットが少し重くて手に負担がかかる」と感じた人も。比較したなかにはヘッドが軽く手への負担が少ない商品もあったので、力に自信のない人には使いにくい可能性があります。
<ヘッドの操作についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
一般的に、重さの偏りがないイーブン型のほうが初心者向けといわれていますが、本商品は安定感があるので扱いやすさは十分。初心者から重いスマッシュで攻める試合をしたい上級者まで、幅広くおすすめできる1本ですよ。
「軽量・安定・コントロール性の、3拍子がそろったラケット」という評判どおりの使いやすさに加え、グリップが細めのG5なのも高ポイント。グリップテープを巻いて自分好みの太さに調整することを考えると、細めを選んでおくとよいでしょう。
<シャトルを打ったときのバランスについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いて、ヘッドの耐久性の検証です。スマッシュを打つときの時速約80/kmでレンガに打ちつけ、フレームが割れて変形するまでの回数を比較しました。
レンガに3回打ちつけるとフレームが割れて変形したものの、大きな歪みはなくまずまずの評価。「超高弾性カーボンを使用して歪みにくくした」との謳い文句どおり、レンガに打ちつける際に頑丈さを感じました。
比較した商品を見比べると、フレームがアルミ製のものは1~2回打ちつけると歪んだり割れたりするものが多い結果に。長く使い続けたいなら、本商品のようなオールカーボン製を選びましょう。
素材 | フレーム:超高弾性カーボン、CSR/シャフト:超高弾性カーボン、M40J、6.8シャフト、ナノ合成樹脂 |
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良い
気になる
適正テンション | 4U:19~26ポンド/5U:19~24ポンド |
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全長 | 不明 |
ガット張りサービスあり | 不明 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
販売中のショップが見つかりません
ビクター TK-15(スラスターK 15)N THRUSTER K 15は、楽天市場・Yahoo!ショッピングでの購入が可能です。
ラケットの持ち運びには、BR9207 OC ラケットバッグを検討してみてください。バドミントンラケットやテニスラケットに加え、シューズも収納できる一品です。
<価格>
価格は執筆時点・公式サイト参照
ラケットの変化は気づきにくいので、スポーツショップで新品の商品と見比べてみるのもよいでしょう。
検証でも、5Uのラケットに対して「軽いので振り抜きやすくすべての操作がしやすい」と評価されていたので、重さに迷ったらまずは5Uを選んでおくとよいでしょう。
最後に、耐久性や使いやすさに富んだ商品をご紹介します。
ゴーセン グラビタス7.5-SR BGV75SRは、割れて変形するまで4回の衝撃に耐える耐久性を発揮。十分なフレームの硬さに加えて、操作性にも優れていました。ラケット同士のぶつかりや誤って地面に打ちつけた際に歪みにくいものがほしいなら、ぜひ検討してみてください。
Wilson EXCALIBUR XC-8 WR106011S2は、重心の偏りがなく初心者でも扱いやすいイーブン型。重心のバランスがよく、シャトルの勢いにメリハリがつけやすいでしょう。スマッシュを打つだけでなく繊細に取り回せるので、ダブルスで前衛・後衛の両方をプレイする人におすすめです。
素材 | テイジン製テナックス高弾性カーボンフィラメント、カウンターヴェイル、バサルト・ファイバー、カロファイト・ブラック、東レ製炭素繊維カーボン |
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良い
気になる
適正テンション | 18~22ポンド |
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全長 | 不明 |
ガット張りサービスあり | 不明 |
ウィルソン EXCALIBUR XC-8をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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