新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
結論からいうとTricore 温感ヘッドスパトリートメントは、髪が広がりやすい人におすすめです。ダメージ毛を再現した毛髪サンプルに使用したところ、やや重ためのしっとりした仕上がりに。口コミで見られたようなきしみや保湿感の物足りなさは、気にならないでしょう。
つるんとしたコーティング感も好評で、まとまり感もまずまずです。しかし、仕上がりを見たモニターには「毛先が引っかかる・ごわつく」と感じた人も。とはいえ、専用の機械で毛髪サンプルの摩擦係数を測定したところ、比較した商品の平均値よりも少なめでした。くし通りは良好といえます。
成分面も優秀です。専門家の斎藤さんは、γードコサラクトンや加水分解ケラチンなどの補修成分や、保湿成分であるアミノ酸に着目。質感のよさをアップするシリコーンオイル・カチオン界面活性剤には「使用後すぐになめらかになる」と同時に、「頭皮に残りやすいため、地肌には使わないように」とコメントしました。
容量は200mL・54mLの2サイズ展開で、税込価格はそれぞれ5,390円・1,390円です(執筆時点・公式サイト参照)。カラーリングやパーマなどによるダメージを補修したい人は、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
ヘアケア商品やサプリメントを手がける、ECH。今回ご紹介する温感ヘッドスパトリートメントは、そのブランドのひとつであるTricoreが販売する新感覚の生トリートメントです。
ダメージの原因でもある毛髪内部のタンパク質流出に着目し、髪と頭皮の両方にアプローチ。カラーリングなどによるダメージヘアを補修したい人や、なめらかな手触りでツヤのある髪に仕上げたい人に向けた商品です。
特徴は、シャンプー後の濡れた髪と反応する際に、ポカポカと感じる温感。そして、液体からクリーム状へと変化するテクスチャです。液体とクリーム状それぞれのメリットを活かすことで、髪1本1本を包み込み、 膜を形成しながら栄養を届けるよう工夫されています。
香りは、花の蜜をベースに、爽やかなジャスミン・ローズマリーをプラス。「透明感のある香り」と謳っています。
使うタイミングはシャンプーのあと。トリートメントが流れ落ちてしまわないよう、毛先から水滴が落ちない程度まで軽く水気を拭き取ってから使うのがポイントです。
使う際は、ボトル上部にノズルを装着し、直接トリートメントを塗布しましょう。ノズルは反時計周りに回すと開き、使い終わったら時計周りに回して閉めます。
<使い方>
①シャンプー後、軽く髪の水気を切る
②前髪の生え際から後頭部へ向かって、3〜5回に分けて塗布
③後頭部は横にスライドさせ、同じく3〜5回に分けて塗布。髪が長い場合は、片手で髪をかき上げながら塗るのがコツ
④両手を使いトリートメントを髪全体にもみ込み、10秒間ほどなじませる。髪が長い場合は、髪を頭頂にまとめ上げるとなじませやすい
⑤時間をおかずに、髪と頭皮がぬるつかなくなるまでしっかり洗い流す
メーカーによると、使いはじめの1か月は毎日の使用がおすすめ。放置時間は不要です。
今回はTricore 温感ヘッドスパトリートメントを含むトリートメント全56商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
ブリーチ剤で一度染めてダメージ髪を再現した黒髪の毛髪サンプルに、トリートメントを塗布。毛束をモニター3人に触ってもらったところ、やや重めのしっとり感が好評でした。髪のボリュームをおさえたい人や、ダメージヘア向きの仕上がりです。
同時に、毛先のごわつき・引っかかりを指摘する声も。そこで摩擦係数を測定できる機械に毛髪サンプルを5回通してみたところ、比較した商品の平均値と比べて引っかかりが少ないことがわかりました。
毛先の広がりは気になるものの、全体的なまとまり感は良好です。毛先のパサつきが気になる人は、ヘアオイルを併用するとよいでしょう。
3人のモニターが仕上がった毛髪サンプルを触ってみたところ、全員一致で「しっとり感がある」と好印象。しかしなかには、「重さを感じる」というコメントもありました。サラサラに仕上がった軟毛向きの商品と比べると、太めの髪やハイダメージ毛向きといえます。
一方、毛先の広がりが少し気になるところ。とはいえ、「毛先まで同じ幅でまとまっている」「乾燥によるうねりが補正された」といったコメントが多く、全体的にまとまりのある髪に仕上がる印象です。
コメントは一部抜粋
一方で、モニターからは「毛先のごわつき・引っかかりが気になる」という声も。毛先までなめらかだった商品もあったなか、ダメージヘア向けのトリートメントを謳う商品としては、やや物足りなさを感じます。
コメントは一部抜粋
そこで、摩擦係数を測定できる機械に毛髪サンプルを通したところ、測定数値は平均-27.59mJ。比較した多くの商品と同様、検証した際に高評価とした-30mJを突破しました。比較的引っかかりが少なく、くし通りは良好といえるでしょう。
とくに毛先の乾燥が気になる場合は、トリートメントのあとに、お手入れをプラスするのもおすすめです。
せっかくトリートメントをするなら、成分にもこだわりたいですよね。そこで毛髪診断士の齊藤あきさんにご協力いただき、成分表から保湿成分・補修成分・保護成分・ダメージケア効果のある成分をチェックしました。
まず齊藤さんが着目したのは、補修成分のγードコサラクトン・加水分解ケラチン・加水分解ダイズタンパク。γードコサラクトンは、ドライヤーによるダメージを軽減するヒートケア効果も期待できます。さらに、保湿成分として12種類のアミノ酸(アラニン、リシン、アルギニン等)を含む点も高く評価しました。
シリコーンオイルのシクロペンタシロキサンや、カチオン界面活性剤のステアルトリモニウムクロリド・セトリモニウムクロリド・ベヘントリモニウムクロリドには、「使用後すぐになめらかになる」とコメント。同時に「頭皮に残りやすいので、頭皮には塗布しないほうがよい」とのアドバイスをいただきました。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
5,336円
(最安)
販売価格:5,390円
ポイント:54円相当
送料無料
(79件)
5,390円
(+54円)
販売価格:5,390円
ポイント:0円相当
送料無料
(484件)
13,675円
(+8,339円)
販売価格:13,800円
ポイント:125円相当
送料無料
Tricoreの商品は、公式オンラインショップで購入できます。オンラインショッピングのみで、実店舗での販売はありません。Amazonや楽天市場などのECサイトでも販売が確認できました。
なお公式サイトでは、1本あたりの単価がお得になるセット購入や、さまざまな特典付きの定期便サービスも行っています。
<セット購入価格>
価格は執筆時点・公式サイト参照
<定期便のメリット>
定期コースでは配達間隔を自由に調整できるうえ、定期回数制限やしばりもありません。在庫が優先的に確保されるので、いつもの頻度で待たずに使用できるのも便利です。
最後に、毛先まできれいに整うトリートメントをご紹介します。
コタ アイ ケアのトリートメント5は、さらふわな手触りの髪を目指せる商品です。成分評価では、ケラチンをはじめ、豊富な補修成分を含み高評価を獲得。商品を使った毛髪サンプルは、毛先までパサつきを感じない、さらふわ髪に。しっとり度によって全5種類を展開しており、髪質や仕上がりの好みにあわせて選べます。
ハイダメージヘアに使うなら、HADA NATURE トリートメントがおすすめ。ケラチンを3種類配合し、高い補修効果が期待できます。しなやかな髪に導く「y-ドコサラクトン」を配合しているのも魅力的。毛髪サンプルを触ったモニターからは、しっとりとした手触りや、しっかりとしたまとまり感が好評でした。
主な補修成分 | 18-MEA代替成分、PPT成分(ケラチン系)、アミノ酸 |
---|
良い
気になる
内容量 | 200g |
---|---|
容器 | チューブ |
放置時間 | 不明 |
コタ アイ ケア トリートメント 5をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | クリーム |
---|---|
分類 | 化粧品 |
内容量 | 150g |
香り | フローラルアップル |
主な整肌・整髪成分 | 不明 |
容器 | チューブ |
放置時間 | 5分 |
推奨頻度 | 不明 |
1g(1mL)あたりの価格 | 44円 |
仕上がり | 普通 |
まとまり感(検証結果) | 強い |
おすすめの髪質 | 剛毛、ハイダメージ、カラーダメージ |
原産国 | 不明 |
手触り | しっとり |
使用するタイミング | インバス |
市販品 | |
サロン専売品 | 不明 |
シリコン使用 | |
特徴 | 不明 |
肌ナチュール トリートメントをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。