折りたたんで収納できて持ち運びやすいのが魅力の、AddElm(アドエルム) ブースト ヨガマット。独自の素材を使用するなど身体能力を引き出すための工夫がされていますが、実際の口コミが少なく評判がわからないため、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のeasyogaやlululemonなどのヨガマットとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ヨガマット選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
フィットネス・マタニティ商材を担当。現役でパーソナルトレーナー活動をしつつ、2歳児のママとしても奮闘中。前職では大手フィットネスクラブで健康に関わるさまざまな業務に携わってきた。現在はマイベストにて、アスリートやパーソナルジムトレーナーとして培ってきた知見を活かし、プロテインやマッサージガンなどをはじめとしたフィットネス商材を300商品以上比較検証。また、搾乳器などのマタニティ商材も担当し、実際の育児経験を活かし、ママ目線でのコンテンツを届けている。全米ヨガアライアンスRYT200の資格を保持し、第20回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会63kg級優勝・2016年世界クラシックパワーリフティング選手権大会女子63kg級16位の実績も持つ。
すべての検証は
マイベストが行っています
AddElmのブースト ヨガマットは、クッション性が高い折りたたみ式をお探しの人に候補となるアイテムです。実際にモニター3人で使用したところ、全員が「ヨガも筋トレもしやすい」と回答。比較したほかの商品には、素材が硬めで膝や肘に体重をかけると痛みを感じるものがあったなか、反発力がほどよく体への負担が気になりませんでした。
四つん這いになるヨガのポーズに加えて、肘と膝をつく体幹エクササイズや、仰向け寝で行うクランチをした際の安定感も良好。体勢をしっかり維持できるのがメリットです。モニターからも、「片膝に体重をのせても支えられる」「背中や腰が痛くならなかった」と好評でした。
一方で、グリップ力は物足りません。表面がつるっとしており、汗をかいていない状態でも指先が滑りました。汗をかいた状態では手のひら全体がずれて正しいポーズをキープしづらかったため、動きの多いポーズを繰り返し行うパワーヨガを楽しみたい人にはあまり向かないでしょう。
手入れの面でも評価は伸び悩みました。ほこりと汗を再現するため小麦粉・人工汗液をつけたところ、表面の凹凸に汚れが入り込み10回拭いてもきれいにならず。比較したなかにはから拭きだけで汚れがすべて落ちた商品があったことから、掃除に手間がかかります。清潔に使うには適宜水洗いしましょう。
比較したほかの商品には丸めて収納するものが多くみられましたが、折りたたみ式で片づけ・持ち運びがしやすいのは利点。とはいえ、上位商品にはよりグリップ力が高く手入れが簡単なものもありました。アクティブな動きのヨガやトレーニングをしたい人は、ほかの商品も検討してみてください。
そもそもヨガマットとは、ヨガをする際に床に敷くマットのこと。トレーニングマットのような静音性はあまり期待できませんが、滑りにくさやクッション性に優れており、ストレッチ・自重トレーニングにも利用できるのが魅力です。
今回ご紹介するブースト ヨガマットは、鉱石を活用する次世代のテクノロジーをもとに機能素材の開発を行う、日本のブランド「AddElm」から販売されています。
人間が本来もつパワーを最大限に引き出すことにこだわり、鉱物から抽出した独自の次世代機能性素材「AddElm add.03.パウダー」を含ませているのが特徴です。パウダーが体に触れると、身体能力が活性化されると謳っています。
体にフィットしやすいよう、マットの厚みは5.5mと薄手に仕上げ。サイズは縦幅180×横幅60.2cmと大判ながら、重さは約800gと軽量に作られています。
持ち運びやすさにも配慮し、折りたたんで収納可能です。折り目つきで片づけやすいうえ、収納時の厚みは10cmとコンパクトで省スペースで保管できますよ。
今回は、AddElm ブースト ヨガマットを含むヨガマット全29商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、グリップ力の検証です。
各商品を床に敷き、手足に人工汗液をつけた状態とつけていない状態それぞれのシーンでヨガ・筋トレを行います。使用時の滑りにくさをチェックしました。
実際に使用したところ、汗をかいていない状態でも滑りやすさを感じました。素材にはポリオレフィン系エラストマーが使われており、表面の手触りはつるっとしています。
ヨガのダウンドックでは指先が滑り、戦士のポーズでもバランスをとるために足を踏ん張る必要がありました。比較した商品内では厚さ5〜6mmのものほど滑りにくい傾向があったのに対し、本品は厚さ5.5mmながらグリップ力は物足りません。
汗をかいた状態ではより安定しづらく、正しいポーズを取り続けられませんでした。動きの多いポーズを繰り返すパワーヨガには使いづらいといえます。
次は、クッション性の検証です。
男女3人のモニターが各商品の上でヨガと筋トレを行い、クッション性を確かめました。
総合的なクッション性の評価は非常に優秀です。マットの厚みをしっかり感じられ、モニター3人全員が「ヨガがしやすい」と回答。四つん這いや膝をついた三角ポーズをする際は、体重をかけても膝に痛みを感じませんでした。
比較したほかの商品にはマットが硬めで膝やかかとが安定しづらいものもあったなか、負担なくポーズを維持できます。モニターからは「どんなポーズも安定しそう」「片膝に体重をのせても支えられる」と好評でした。
<ヨガをしたときのクッション性についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
筋トレもしやすく、モニター3人全員がクッション性に高評価をつけました。しっとり柔らかい高反発マットのような質感で、ほどよい反発力があります。肘と膝をついた体幹エクササイズをしても、関節に強い痛みは感じません。「姿勢を取りやすい」との声も聞かれました。
比較したほかの商品には床の硬さが伝わるものもありましたが、マットに仰向け寝になって行うクランチ時にも背中や腰へ負担はかからず。折り目も気にならなかったため、ヨガ・筋トレともにしやすいですよ。
<筋トレをしたときのクッション性についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
最後は、手入れのしやすさの検証です。小麦粉・人工汗液をマットに吹きかけてほこりと汗が付着した状態を再現し、やわらかい布で10回拭いた前後の状態を比較しました。
マット表面の状態をチェックしたところ、凹凸に小麦粉・汗汚れが入り込み、手入れのしやすさはいまひとつ。とくに、汗汚れはかなり染みてしまいました。比較したほかの商品には表面がつるっとしていて汚れを拭き取りやすいものがあったのに対し、から拭きだけでは落としきれません。
しかし、手入れ時に石けんを使って水洗いが可能なのは利点です。手入れが簡単とはいえませんが、清潔さを保ちやすいでしょう。
AddElm ブースト ヨガマットは、公式サイトにて購入できます。執筆時点における販売価格は税込9,900円(公式サイト参照)。検証結果を参考にぜひ検討してみてくださいね。
最後に、ほかの特徴をもった商品をご紹介します。
快適な使い心地を求める人には、Style Boat Marketのリカバリーヨガマットがおすすめです。滑りにくいうえクッション性も備えており、体重をかけると足裏や手のひらがマットにやさしくなじみました。腰や肘をついた際に痛みも感じなかったため、ヨガ・筋トレどちらにも活用できます。
lululemonのThe Reversible Matは、手入れのしやすさが魅力。実際に小麦粉・人工汗液を付着させると、3回拭いただけで汚れがきれいに落ちました。撥水性に優れており、湿り気も残りません。汗がついた状態でも滑らなかったため、動きの多いヨガをしたい人にも適しています。
厚さ | 5mm |
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長さ | 180cm |
幅 | 66cm |
重量. | 1100g |
重量 | 1.1kg |
素材 | EVA、Synthetic rubber |
付属品 | 不明 |
収納するときの厚さ | 不明 |
収納方法 | ロール式 |
手入れ方法 | やわらかい布で水拭き |
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厚さ | 5mm |
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長さ | 180cm |
幅 | 66cm |
重量. | 2380g |
重量 | 2.38kg |
素材 | ポリウレタン、天然ゴム |
付属品 | 不明 |
収納するときの厚さ | 不明 |
収納方法 | ロール式 |
手入れ方法 | やわらかい布で水拭き |
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