シンワ測定 デジタルノギス 大文字2 150mm 19995をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

測定値はかなり正確です。メーカーが定める許容器差が±0.03mmなのに対し、誤差は外側が0.03mm・内側が0.03mm・深さが0.01mmにとどまりました。

なお、器差とは計測時に出る誤差の許容値のこと。比較したなかには器差以上の誤差が計測されたものも複数見られました。精密な作業には器差の正確さが重要なため、本商品は精密な穴あけや研磨作業にも使えるでしょう。

最小読取値0.01mmと許容器差との開きが少ないため、細かい寸法を測りたい人にもおすすめですよ。

重さについては使用したモニター5人全員が満足と回答しました。「少し重い」という口コミのとおり重量感はあるものの、軽すぎず安定しやすい点がモニターから好評です。「片手で持って操作できる」という感想もありました。

比較した商品の素材にはプラスチック製とステンレス製の2種類あり、ステンレス製の本商品は155gとやや重め。実際に使ってみると50～150g程度なら片手でも使いやすい傾向があり、重めながら長時間使用しても負担に感じるほどではないでしょう。

＜重さについてのモニターコメント＞

1. 「長く持っても負担を感じない重さなので、大きめのものを測るときにもよさそう」
2. 「ずっしりと重さはあるが、片手で持って操作できる」
3. 「適度な重さで安定感があって持ちやすい。若干頭のほうが重たすぎる気もする」
4. 「適度な重さ。先端に重心があるので不快な重さだと思わなかった」
5. 「軽すぎず安定感を得やすいが、頭のほうが重くて少しバランスがいまひとつ」

コメントは一部抜粋

＜形状についてのモニターコメント＞

1. 「適度に細くて、手への収まりがよい。測定するところもちょうどよい出っ張り具合なので持ちやすい」
2. 「指の太さ程度で、細くも太くもなく持ちやすい」
3. 「指をかけやすくストレスなく使える。ちょうどよい形状」
4. 「ちょっと角ばっているのが気になるが、ちゃんと親指に引っかかる形状で持ちやすい」
5. 「手にフィットして自然な持ち方で使える」

コメントは一部抜粋

スライドのしやすさは、モニター5人中4人が満足と回答しました。「スライドが固い」という口コミのように抵抗感がやや強めではありますが、問題なくスライドできます。モニターからも「スムーズさは若干欠けるが、困るほどではない」という意見がありました。

本商品の測定範囲は最大150mm。ノギスは100mmや150mmが主流ですが、比較してみたところ、50mm以上のものを測るなら150mmが測りやすい傾向がありました。100mmだとノギスが手からはみ出てしまい、安定した計測が難しくなります。

対象物のサイズにあわせてノギスを選ぶのも重要です。本商品は50～80mm程度でもストレスなく測れるでしょう。

＜スライドのしやすさについてのモニターコメント＞

1. 「形状が平坦なためか、親指が滑る。ノギスの動きは引っかかりもなくよいが、指が滑るのは気になった」
2. 「少し突っかかりのあるスライドで、スムーズさが足りない」
3. 「スムーズさは若干欠けるが、困るほどではない」
4. 「ちょっと重いが、とくに問題なくスムーズに動く」
5. 「少し抵抗感が強いから、もう少し滑らかだとよい」

コメントは一部抜粋

目盛りの見やすさは、モニター5人全員が満足と回答しました。デジタル式のため、比較したアナログ式の商品とは異なりひと目で測定値がわかり、目盛りを読み間違える心配もありません。ノギスの目盛りの扱いに慣れていない初心者にも向いています。

使用したモニターからは「文字が大きくて読みやすい」「余計な情報がなく、見やすい」という声が多数寄せられました。商品名どおり大きな文字で、謳い文句どおりの読みやすさです。

＜目盛りの見やすさについてのモニターコメント＞

1. 「デジタルで文字は大きく読みやすい。ホールドや0点の設定の操作類もわかりやすくてよい」
2. 「デジタルが大きく、数字が見やすい」
3. 「大きくて余計な情報がなく、見やすい」

コメントは一部抜粋

ジョウの当たり具合を微調節するサムローラーはないものの、布などの柔らかい素材を測定するのでなければ、不便なく使えるでしょう。比較したアナログ式に比べると電池切れの心配はありますが、デジタル式に欠かせないオートパワーオフ機能もあり、電池の消耗を抑えられます。

頑丈なハードケースつきなのも便利です。比較したなかにはソフトケース、またはケースがない商品もありました。ハードケースならノギスを持ち運び時の衝撃から保護できるため、破損のリスクを軽減できますよ。